配当傾向
過去10年で1番人気は[5.2.1.2]と、なかなかの成績。2〜5番人気が1勝ずつで、計[4.4.4.28]と対抗格を務める。単勝オッズ的には2倍未満の馬が[5.0.1.0]と断然だが、2〜9.9倍が[3.4.3.12]、10倍以上が[2.6.6.96]と、幅広くピックアップしたいところ。馬連は230円〜8070円で万馬券はないものの、4ケタ配当が6回。3連複は410円〜23510円で10万馬券以上なし、万馬券が3回。3連単は1950円〜186190円で、4ケタ配当3回、万馬券5回、10万馬券が2回。超大荒はないがソコソコの配当がコンスタントに出ているイメージ。1〜3着が1〜3番人気で収まったのは昨年だけ、5番人気以内で決着したのも2012年だけ。中穴傾向というべきレースで、人気サイドから2〜3頭、6番人気以下からも複数頭をピックアップして馬券を組み立てる戦略がよさそうだ。
前走傾向
阪神JF以来という馬が[7.3.5.8]と好成績を残している。とりわけ阪神JFで3着以内だった馬は[7.2.4.4]。“桜花賞候補 と騒がれている馬がさすがの安定感を発揮している一戦だ。それ以外の重賞からだと[0.3.1.10]と意外に不振。ちなみに馬券に絡んだ4頭は前走マイル重賞で5着以内というタイプだ。500万下からの臨戦も[1.2.1.32]と厳しいが、前走ダートだった馬もいるし、3着以内4頭は4〜10番人気。穴馬が潜んでいる可能性アリだ。新馬・未勝利を勝ち上がったばかりの馬も[1.1.1.20]と苦戦しているが、馬券に絡んだ3頭は7、8、9番人気と、やはり穴をあける可能性のある存在だ。ほかでは、前走で1番人気だった馬が[5.3.0.25]で勝率15.2%、前走と同じ騎手が乗っていると[7.6.5.39]で勝率12.3%といったあたりが強調材料となりそうだ。
血統傾向
サンデーサイレンス系種牡馬の産駒が[7.7.6.56]。出走数、馬券に絡んだ頭数とも最多で、勝率も9.2%なら悪くない。ディープインパクト、オルフェーヴル、スペシャルウィーク、アグネスタキオン、ステイゴールドとクラシックに実績のある種牡馬の産駒が勝利している。
非サンデーサイレンス系のヘイルトゥリーズン系は[0.0.0.7]とサッパリ。掲示板に載ったのも2頭だけだから、あまり期待できそうにない。
ノーザンダンサー系種牡馬の産駒は[2.0.1.15]。勝率11.1%は主要系統中トップの数字となっている。勝った2頭は1、3番人気。人気上位馬は軽視せずに買っておくべきだろう。
ミスタープロスペクター系種牡馬の産駒は[1.3.3.26]。勝率3.0%と数字的には苦しいが、馬券に絡んだ7頭のうち4頭が単勝オッズ10倍以上。9番人気で勝ったり単勝オッズ50倍超で2着になったりしているので、穴馬の激走には注意したい。ナスルーラ系種牡馬は[0.0.0.3]と信頼度は高くない。
母の父の血統別成績は、ノーザンダンサー系が[4.4.6.35]と馬券に絡む回数では最多、複勝率28.6%も悪い数字ではない。ただし父がサンデーサイレンス系の時に[4.3.5.19]、それ以外だと[0.1.1.16]だから、配合には十分に注意したい。また母父ミスタープロスペクター系、ナスルーラ系、サンデーサイレンス系、ブランドフォード系が勝利。幅広い系統が走っているのも特徴だ。