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2017年5月14日(日)

11R

2017年5月14日(日) | 2回東京8日 | 15:40発走

第12回ヴィクトリアマイル(GI)

芝・左 1600m | 天気:曇 | 馬場:稍重 | サラ系4歳以上 | オープン (国際) 牝 (指定) 定量 | 本賞金:9300、3700、2300、1400、930万円 |

中波乱か記録的大穴か。血統を意識しつつ先行型を狙いたい

配当傾向

過去10年、1番人気は[3.3.0.4]。連対率60.0%はまずまずながら、ウオッカとブエナビスタを除けば[1.1.0.4]。歴史的名牝以外の信頼度は数字の見た目ほど高くないといえる。2〜5番人気が[4.1.5.30]と健闘し、昨年は7番人気が勝利、11番人気と12番人気も各1勝と荒れる可能性も秘める。実際、2007年は馬連307倍、3連複23万馬券、3連単228万馬券、2015年は馬連368倍、3連複286万馬券、3連単2070万馬券と記録的な高配当も飛び出している。ただ、この2回を除く8回は、馬連が230〜8450円、3連複が620〜50720円、3連単が3620〜407940円と、イメージとしては中波乱。1〜3番人気が揃って馬券圏外に消えると2007年や2015年のようなことになるが、一応は人気サイドと穴馬をバランスよく配して馬券を組み立てる戦略がいいのではないだろうか。

前走傾向

勝ち馬のべ10頭の前走を見ると、阪神牝馬Sが3頭で最多。その他はダービー卿チャレンジT、ドバイデューティーフリー、ドバイシーマクラシック、マイラーズC、中山牝馬S、大阪杯、高松宮記念とバラバラだ。福島牝馬S組は[0.1.2.36]と相性が悪いが、これを除けば「前走が重賞ならOK」だろう。前走がオープン特別や準オープンだと[0.0.1.12]と荷が重い。また海外遠征帰りだった馬を除くと、前走が芝マイル戦だった馬が[3.2.2.23]、前走4コーナー3番手以内の先行タイプも[4.3.3.20]と安定している。前走からの間隔に目を移すと、3週以下と間隔が詰まっていた馬は[0.1.2.47]、4〜9週の馬が[10.8.8.91]と上位馬のほとんどを占める。まとめれば「前走マイル重賞から適度なローテーションで臨む先行馬」が勝利に近いといえる。

血統傾向

サンデーサイレンス系種牡馬の産駒が[7.6.6.79]、それ以外のヘイルトゥリーズン系種牡馬の産駒が[1.1.1.9]、合わせて[8.7.7.88]と1〜3着馬の多くを占めている。出走数が多いので当然ではあるが、10年連続で連対、1・2・3フィニッシュが5回という点を考えれば、このレースとの相性と信頼度の高さは間違いのないところだろう。

また単勝オッズ30倍以上で3着以内に来た9頭のうち6頭は父ヘイルトゥリーズン系/サンデーサイレンス系(実は残り3頭のうち2頭は母父がサンデーサイレンス)。穴でも走ってくれるのだから心強い。

ノーザンダンサー系種牡馬の産駒は[1.2.1.28]。馬券に絡んだのは、フレンチデピュティ産駒のショウナンラノビア(3着)、クロフネ産駒のブラボーデイジー(2着)とホエールキャプチャ(1着と2着)。ご存知の通り、フレンチデピュティはクロフネの父。狙える血統が限られるわけだ。

ミスタープロスペクター系種牡馬の産駒は[1.1.1.20]。馬券に絡んだアパパネ(1着)、レディアルバローザ(3着)、ケイアイエレガント(2着)はいずれもキングカメハメハ産駒。こちらも特定の種牡馬だけが好走している。

以上の系統以外はまとめて[0.0.1.13]。あまり人気になることもないのだが、テレグノシス(ナスルーラ系)産駒マイネイサベルが3着に来ただけで、成績としては冴えない。

母の父に目を向けると、サンデーサイレンス系が1勝、その他のヘイルトゥリーズン系が2勝、ミスタープロスペクター系も2勝、ノーザンダンサー系が3勝、ナスルーラ系が1勝、クラリオン系が1勝と、さまざまな系統から勝ち馬が出ている。

1〜3着以内馬のべ30頭のうち、父サンデーサイレンス系が19頭、父ヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系以外)が3頭、母父サンデーサイレンス系が4頭、母父ヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系以外)が4頭。父・母父ともヘイルトゥリーズン系/サンデーサイレンス系でない馬は4頭しかいない(うち3頭は父キングカメハメハ)。つまりヘイルトゥリーズンの血を持たないと上位に来ることは難しいレースだともいえる。
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