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2013年11月10日(日)

11R

2013年11月10日(日) | 5回京都4日 | 15:40発走

第38回エリザベス女王杯(GI)

芝・右・外 2200m | 天気:雨 | 馬場:重 | サラ系3歳以上 | オープン (国際) 牝 (指定) 定量 | 本賞金:9000、3600、2300、1400、900万円 | レコードが出たレース

牡馬と互角に戦える実績馬が中心。人気サイドを軸にした馬券で

配当傾向

 過去10年で1番人気は[2.3.2.3]、2番人気が[3.3.2.2]。1番人気が物足りないのは確かだが、着外3頭のうち2頭は5着と掲示板を確保し、その2戦では2番人気が勝利している。残り1頭は1位入線も降着のカワカミプリンセスで、その際には2番人気が2着に来た。つまり人気サイドの信頼度はそこそこ高い。その証拠に実は印象ほど高配当連発のレースではなく、大荒れに荒れたのはクィーンスプマンテが逃げ切って馬連10万馬券、3連複15万馬券、3連単154万馬券になった2009年だけ。その他の9回は、馬連は530〜4180円、3連複は1320〜9570円、3連単は6290〜92970円と、まずまず常識的な範囲に収まっている。7番人気以下が[3.1.1.101]なので、このあたりの穴馬をピックアップしつつも、軸は1番人気か2番人気から選ぶべきだろう。

前走傾向

 外国馬を除いて考えてみると、さすがに秋華賞組が[4.3.2.33]と、過去10年に渡って主軸を務めている。とりわけ秋華賞1〜3着馬は[3.3.2.10]で、勝率16.7%、複勝率44.4%とアベレージが上々なので軸馬の役目は果たしそうだ。が、それ以上に優秀なのが天皇賞組の[2.1.1.0]と京都大賞典組の[1.2.0.1]。牡馬一線級に揉まれてきた経験がここで生きるというか、そもそも牡馬と戦えるだけの力を持つ馬がこのレースでは上位だと素直に考えていいだろう。逆に冴えないのは府中牝馬S組で[1.3.4.58]。勝ったのはエリザベス女王杯がドロドロの馬場になった2012年のレインボーダリアだけだ。また前走が条件戦〜G3だと[0.4.4.78]、前走10着以下だと[0.2.2.26]。騎手の乗り替わりのあった馬も[1.2.2.59]といい結果を残せていない。

血統傾向

 ヘイルトゥリーズン系種牡馬の産駒が[8.3.5.81]と、出走馬の多さも上位数も他の系統を圧倒している。勝率8.2%も低くはない。ただし、より細かく見ていく必要もある。
 サンデーサイレンス系のトータルが[5.3.5.66]なのだが、サンデーサイレンスの直子が3勝、アグネスタキオンの子が2勝で、この2頭の種牡馬以外は勝ち馬を出していない。フジキセキ産駒が10頭走って5着以内なし、ステイゴールド産駒も8頭走って4着が最高となっていて、サンデーサイレンス系全体の勝率は6.3%止まり。思いのほか苦戦しているようなイメージだ。
 いっぽうサンデーサイレンス系以外のヘイルトゥリーズン系は[3.0.0.15]で勝率16.7%。が、これもスノーフェアリー(父Intikhab)というワールドクラスの牝馬による連覇と、ドロンコ馬場を差し切ったレインボーダリア(父ブライアンズタイム)が稼いだ数字で、この3勝を除けば馬券に絡んでいないのが実情だ。

 数は少ないながらも健闘しているのがミスタープロスペクター系種牡馬の産駒で、[1.1.3.5]は勝率10%、複勝率50%と立派な数字だ。ただしこれも、1勝・2着1回・3着1回のスイープトウショウと、3着が2回のアパパネで稼いだ数字。スイープトウショウは1番人気に推された年に5着と敗れているし、アパパネも期待されながら結局は勝てなかったわけで、数字ほど「有力」と言えないのかも知れない。
 とはいえ着外に敗れたのは8番人気の馬ばかりなので「人気サイドなら馬券に絡む確率は高い」とも捉えられる。

 ナスルーラ系が[1.2.0.17]。こちらも勝率5%、連対率15%と高い数字ではない。が、ジャングルポケット産駒のクィーンスプマンテ、パラダイスクリーク産駒のテイエムプリキュアが“行った行った”で波乱を演出しており、大穴の可能性を秘める血統とも考えられるだろう。

 ノーザンダンサー系種牡馬の産駒は[0.4.1.28]と、かなりの不振。カワカミプリンセスが勝てず、ポルトフィーノは落馬、仏G1馬シャラナヤが4着止まり、メイショウベルーガはスノーフェアリーに突き放され、ホエールキャプチャも10着に敗れた。人気サイドの馬でもこれだけ苦労しているということは、このレースとの相性は悪いといっていいはずだ。

 以上のように父馬の系統は「どれも抜け出せず」という状況だが、母父の系統別成績には偏りを見ることができる。
 母父がノーザンダンサー系種牡馬という馬は[5.4.6.42]。アベレージが突出しているわけではないが、2004年以降は毎年必ず3着以内に来ている。馬券の軸は「母の父がノーザンダンサー系」という条件で選びたい。

 母父がナスルーラ系だと[3.1.2.35]で、こちらも好調。カワカミプリンセスやブロードストリートのようにアテにならない面はあるものの、アドマイヤグルーヴの連覇とクィーンスプマンテの大激走があった。
 ほかでは、2年連続2着のオースミハルカが母父リンドシェーバー(レイズアネイティヴ系)、スノーフェアリーの母父がIntent〜In RealityからのラインであるWoodland Dreamと、現代の主流血脈でなくとも十分に走れることをうかがわせる。

 が、買いたくないのは母父ヘイルトゥリーズン系という馬。[0.2.0.20]で、うち母父サンデーサイレンスという馬は[0.1.0.15]。2着に来たのは牝馬三冠を成し遂げて1番人気に推されていたスティルインラブ(母父Roberto)と2番人気だったアヴェンチュラ(母父サンデーサイレンス)だけ。よほどの素質馬でないと好走は難しそうだ。

 母父ミスタープロスペクター系というタイプも[0.1.1.17]と未勝利。ヴィルシーナが1番人気で2着に敗れており、そのレースは重馬場だったとはいえ、信頼度の点で疑問が残る。

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