2013年4月21日(日)

11R

2013年4月21日(日) | 3回京都2日 | 15:35発走

第44回読売マイラーズカップ(GII)

芝・右・外 1600m | 天気:晴 | 馬場:良 | サラ系4歳以上 | オープン (国際)(指定) 別定 | 本賞金:5500、2200、1400、830、550万円 |

レース名に惑わされず、実績・血統の両面で中距離適性を重視したい

配当傾向

 過去10年で1番人気は[4.1.1.4]。3頭が掲示板を外しているが、長期休養明け、パンパン馬場のレコード決着で後ろから行きすぎた、長距離輸送の影響と敗因はハッキリしていて、真っ当なら信頼できそう。むしろ[0.2.1.7]という2番人気の不振ぶりが目につき、いっぽう3番人気が[4.1.1.4]と1番人気と同等の成績を残していて狙いたい存在になっている。馬連は3ケタ配当が4回、万馬券が2回、3連複は万馬券2回と13万馬券が1回、3連単は万馬券4回、20万馬券が2回、120万馬券が1回。特に荒れたのはコンゴウリキシオーの勝った2007年とシルポートの勝った2011年で、どちらも好タイムでの逃げ切りだった。全体に前残りの多いレースではあるが、特にスピードの出る馬場なら逃げ馬が穴を開けることを期待してもいいのではないだろうか。

前走傾向

 過去10年、中山記念を使ってきた馬が[5.2.1.12]と良績を残している。このグループを含め、前走が芝1800mだった馬は[6.4.2.21]と好調だ。いっぽう前走が芝のマイル戦だった馬は[1.5.5.52]と勝ちあぐねている。中でもダービー卿チャレンジT組は[0.1.0.19]と散々。前走マイルからこのレースを勝ったのは香港マイルに遠征したスーパーホーネットで、これは毎日王冠の1着馬。また2005年の勝ち馬ローエングリンは前走が平安S、2010年の勝ち馬リーチザクラウンは前走フェブラリーSとダートを使っていたが、この両馬にも芝1800m重賞の勝ち鞍があった。レース名は「マイラーズC」だが、むしろ中距離適性が必要となるレースだといえるだろう。前走からの間隔が4週以内だった馬は[0.3.3.50]なので、ある程度間隔を開けて使われている馬がよさそうだ。

血統傾向

 ヘイルトゥリーズン系種牡馬の産駒は[2.7.6.56]で、勝率はわずか2.8%。現在の日本競馬では珍しく、この系統が苦戦している舞台だ。
 ただし6番人気以下に絞ると[0.5.1.36]で、2着に穴馬がよく突っ込んでくるイメージもある。軸馬は他の血統から選び「ヒモ穴としてヘイルトゥリーズン系種牡馬の産駒をピックアップする」という手はどうだろうか。

 ヘイルトゥリーズン系を大きく突き放してこのレースで活躍しているのがノーザンダンサー系種牡馬。産駒成績は[6.1.2.22]で勝率19.4%と立派な数字を残している。ただしSingspiel産駒のローエングリンが2勝、ホワイトマズル産駒のシルポートが2011年と2012年の連覇を成し遂げるなど、特定の馬の活躍で数字を押し上げていることは否めない。
 いっぽうで、2011年までは阪神、2012年からは京都とコースが変わっているのにシルポートが連覇した事実は「やっぱりこのレースではノーザンダンサー系が有利」という証拠とも考えられる。

 ミスタープロスペクター系種牡馬の産駒は[0.1.2.18]と10年間未勝利。一度も1番人気に推されたことがなく、大半が単勝オッズ15倍以上の人気薄だったので無理もないが、2着・3着に来た3頭はいずれも単勝オッズ10倍未満。人気サイドでのみ押さえは必要だが、穴馬の激走は望みにくそうだ。

 上記の三大血統以外から出た勝ち馬は、グレイソヴリン系ミラクルアドマイヤの産駒カンパニーと、同じくグレイソヴリン系タマモクロスの産駒マイソールサウンド。いずれもナスルーラからのラインだ。

 また、勝ち馬の父8頭の現役時成績を見ると、Singspielとロドリゴデトリアーノは英国際Sなど、タマモクロスとスペシャルウィークは天皇賞(秋)など、ホワイトマズルは伊ダービーなどを勝っていて、この5頭は中距離以上のG1勝ち馬。サンデーサイレンスは中長距離G1勝ち馬を何頭も出しており、ミラクルアドマイヤは1勝止まりだがその父は凱旋門賞馬トニービン。
 唯一短距離馬といえるのがコンゴウリキシオーの父Stravinskyだが、コンゴウリキシオーの母父HanselはプリークネスSとベルモントSの二冠馬だ。
 やはり中距離以上への適性が必要、純粋な短距離〜マイル血統では苦戦を強いられるレースといえるのかも知れない。

 勝ち馬の母父は計6頭で、ネヴァーベンド系Garde Royaleとボールドルーラー系Seattle Slewはナスルーラからのライン、ノーザンテーストはノーザンダンサー系、Hanselはミスタープロスペクター系、エルセニョールはレイズアネイティヴ系、そしてヘイルトゥリーズン系のサンデーサイレンスとバラバラ。
 この中では[3.1.1.12]の成績を残している母父サンデーサイレンスという馬に注目しておくべきだろう。
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