2012年12月2日(日)

11R

2012年12月2日(日) | 5回阪神2日 | 15:40発走

第13回ジャパンカップダート(GI)

ダート・右 1800m | 天気:曇 | 馬場:良 | サラ系3歳以上 | オープン (国際)(指定) 定量 | 本賞金:13000、5200、3300、2000、1300万円 |

臨戦過程は多彩も1番人気の信頼度は絶大

配当傾向

 過去10年間で1番人気は[5.3.2.0]。勝率50%、連対率80%、複勝率100%とパーフェクトともいえる成績を誇っており、逆らう理由はない。これに対して2番人気は[0.0.1.9]、3番人気は[0.0.0.10]と大不振。馬券になったのは、すでにこのレースで勝ったことのあるエスポワールシチーが昨年3着になったケースだけだ。逆に6番人気以下の伏兵が[2.5.7.94]と善戦している。
 配当を見ると、馬連が3ケタに収まったのは10回中1回だけ、4ケタ配当が7回、万馬券が2回。3連複も3ケタ配当は1回だけ、万馬券が5回ある。3連単は発売のあった8回中5回が万馬券、2回が10万馬券だ。
 複勝率100%の1番人気を軸とし、相手には伏兵をピックアップして高配当を当てに行くレースといえるかも知れない。

前走傾向

 JBCクラシック組が[3.6.4.26]。このステップからジャパンカップダートで3着以内に入った13頭のうち12頭がJBCクラシックでも3着以内と好走しており、残り2頭もJBCクラシックの4着馬と6着馬。JBCクラシック入着が1つの目安になりそうだ。武蔵野S組は[2.2.2.32]で、1〜3着の6頭中5頭が武蔵野Sでは4着以内。残り1頭はカネヒキリで、1年半ぶりの実戦だった武蔵野Sが9着、ジャパンカップダート勝利という歩みだった。
 みやこS組からもトランセンドが出るなど[1.1.1.6]で勝ち負けは可能。エスポワールシチーはマイルCS南部杯から、イーグルカフェとフリートストリートダンサーは前走海外、アロンダイトは昇級初戦と、意外と幅広いローテーションから勝ち馬が出ている。

血統傾向

 ミスタープロスペクター系の種牡馬が[4.3.4.34]。ヴァーミリアン、アロンダイトと2頭の勝ち馬を出しているエルコンドルパサーの健闘が光る。そのエルコンドルパサーはNHKマイルCやジャパンCの勝利、凱旋門賞2着など芝で活躍した馬だが、デビューからの3連勝をダートでマークしており、砂への適性もピカイチ。またイーグルカフェの父Gulchは米ブリーダーズCスプリント勝ち馬で産駒にはケンタッキーダービー馬Thunder Gulchがいて、フリートストリートダンサーの父Smart Strikeはダートのマイラー、産駒にはブリーダーズCクラシックやドバイワールドCを勝ったCurlinがいる。
 つまり「世界的なレースで勝ち負けできる、スピードとスタミナとを兼ね備えてダート適性も高いミスタープロスペクター系種牡馬」が、ジャパンカップダートでは活躍しているわけだ。

 フジキセキ産駒のカネヒキリが2勝、ゴールドアリュール産駒のエスポワールシチーとブライアンズタイム産駒タイムパラドックスも勝利して、ヘイルトゥリーズン系全体では[4.2.2.36]と、こちらもミスタープロスペクター系に負けていない。
 コイウタ、ダノンシャンティ、キンシャサノキセキ、サダムパテックなどの父として知られ、芝の短距離〜マイラーという血統的イメージの強いフジキセキだが、ダートでも佐賀記念のエアピエール、全日本2歳優駿のグレイスティアラ、JBCレディスクラシック連覇のミラクルレジェンドなど産駒は活躍。またドリームパスポートなど中長距離に対応できる子供も出している。ゴールドアリュールはフェブラリーSや東京大賞典などの勝ち馬だが、日本ダービーでも5着と善戦。産駒にはスマートファルコン、シルクフォーチュン、オーロマイスターといったダート型のほか、ダービー卿チャレンジT勝ち馬タケミカヅチ、日経新春杯2着のトップカミングなど芝向きの馬もいる。ブライアンズタイムはナリタブライアン、タニノギムレット、ファレノプシス、タイムパラドックスなどの父だ。
 すなわち「芝の短距離〜長距離でも、ダートのGIでも活躍できる」というヘイルトゥリーズン系種牡馬たちである。

 2連覇を果たしたトランセンドの父はワイルドラッシュ。ニアークティック系の種牡馬で、現役時代はダートのマイルG1を勝利。産駒もパーソナルラッシュ、ティアップワイルド、ヒラボクワイルドと、ほぼダート馬に限られる。

 ミスタープロスペクター系種牡馬の産駒、ヘイルトゥリーズン系種牡馬の産駒、ワイルドラッシュ産駒を除いた全馬の成績は[0.5.4.55]で2着がやっと。とりわけノーザンダンサー系は[0.4.2.31]と、過去10年間で未勝利だ。
 トランセンドをイレギュラーな強豪と考えれば、ジャパンカップダートは「底力のあるミスタープロスペクター系とヘイルトゥリーズン系の戦い」になっているといえるだろう。

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