2019年3月10日(日)

11R

2019年3月10日(日) | 2回中京2日 | 15:25発走

第55回金鯱賞(GII)

芝・左 2000m | 天気:雨 | 馬場:稍重 | サラ系4歳以上 | オープン (国際)(指定) 別定 | 本賞金:6200、2500、1600、930、620万円 | レコードが出たレース

「秋の天皇賞は使えば使えないことはなかったのですが、やや物足りなさがあったため自重。その後はマイルCSに目標を切り替えて順調に調整ができていましたが、爪の状態が万全ではなかったので再放牧に出しました。今回は長期休養明けということで先々週、先週と2週続けてCWでやりました。動きは良かったし、順調に仕上がったと思います。今日もCWで騎乗が乗って馬ナリでしたが、ラスト1ハロンが11秒台と上々の伸び脚。爪も伸びているし、力を出せる仕上がりに持ってこられたと思います。ただ休養が長いのでレース勘がどうかですが、この距離はいいと思うので楽しみはありますね」(猿橋調教助手)。 ◎弥生賞まで無傷の4連勝。挫石で皐月賞を回避し、ブッツケで臨んだダービーは馬体重増減無しと仕上がりは良好。発馬直後は少し力みが見られたが、すぐに折り合って好位のイン。直線は最内を突いて一瞬、伸びかかったが最後は甘くなってワグネリアンから0.2秒差の6着。それでも力は示しており、GIIなら十分やれていい馬。久々でも要注目の一頭。
「前走は直前の雨で馬場が緩くなっていたし、久々のワンターンの競馬ということもあったと思います。幸い疲れは見られないので連闘策に。相手は揃いましたが、この舞台は重賞2着がありますからね。展開などがうまく噛み合うようならもう少しやれても…と思っています」(上原調教師)。 ◎大阪城S(阪神・54キロ・芝1800メートル・L)は後方から。4角では離れたシンガリにいたが、そこから最速の末脚(34秒3)で、勝ったスピリッツミノルから0.6秒差の9着。時折降る雨の影響で馬が緩んでいたことも影響し、最後の一伸びを欠いた格好に。パンパンの良馬場なら変わっていい馬、展開がうまくハマれば。
「前走後はオーバーホールのために放牧に出して休養。ジックリ充電させてから帰厩しました。いい体付きになって戻ってきました。中山牝馬Sも考えましたが、コース形態などを考慮してこのレースを選択。1週前にCWでやってあるので、今日は坂路追いでしたがいい動きをしてくれました。今回は牡馬の強いメンバーが相手になりますが、頑張って欲しいですね」(辻野調教助手)。 ◎4か月振りのローズS(阪神・GII・牝・芝1800メートル)はダッシュが付かず後方から。4角ではシンガリまで下がったが、そこから最速の末脚(33秒1)で内目を突いて良く伸び、勝ったカンタービレから0.5秒差の6着まで追い上げた。課題のゲートは相変わらずだが、決め脚はかなり。牡馬相手でも展開がハマるようなら出番があっても不思議ナシ。
「放牧明けになりますが、この中間は入念に乗り込んできました。8歳になりましたが年齢的な衰えは見られないし、いい仕上がりで臨めそうです。時季的に暑いより寒い方がいいタイプ。体もフックラしているし、相手は揃いますが頑張って欲しいですね」(橋田調教師)。 ◎毎日王冠(東京・GII・芝1800メートル)は後方から。スローペースから上りの競馬になったため、最後は伸びてきたものの前が止まらず、アエロリットから0.7秒差の8着。左回りは問題ないが、GIIでも相手が揃った今回はやや格負けといった感は否めず。掲示板位ならありそうだが、上位争いまでとなると厳しいかもしれない。
「前走は発馬直後に右前を落鉄。走りにくいと思いましたが、いい位置で上手にレースをしてくれたと思います。着実に力を付けていることは確かですね。それに脚質に幅が出たことも収穫だと思っています。前走時の状態をキープできているし、早めに進出して持ち前の持久力を生かすようなレースができれば、ここでも楽しみはありますね」(辻野調教助手)。 ◎小倉大賞典(GIII・54キロ・芝1800メートル)は逃げたサイモンラムセスの2番手を追走。そのままの態勢で4角にはいり、直線は粘るサイモンラムセスを交わしたところを外からきたスティッフェリオにクビ差差されて2着。控えても競馬ができるし、パワーアップも窺われる。今回は別定戦だが、自分のリズムで走れるようならここでも差はないハズ。
「帰国検疫を受けてから放牧に出しました。春の目標を大阪杯と決めましたが、その前にここへということになり、2月2日に帰厩しました。体付きなどは特に変わった感じはありませんが、1週前にシッカリ追い切った動きは良かったと思います。今日はジョッキーが騎乗して馬ナリでしたが、いい感触を掴んだ様子でしたからね。前哨戦としてはいい形でレースに臨めると思います」(池江調教師)。 ◎香港マイル(シャティン競馬場・GI・右回り・芝1600メートル)は中団外目からの競馬。直線は日本馬のヴィブロスと叩き合いを演じたが、伸び負けた格好でビューティージェネレーションの5着(ヴィブロスは2着)。最近はマイル主体のローテーだが、2000メートルは皐月賞、大阪杯とGIばかり2戦して2着2回。中京もOKで警戒は怠れない。
「前走後はリフレッシュ放牧に出し、帰厩後はこのレースを目標に調整をしてきました。1週前にCWで上り重点、今日はジョッキーが乗って併せ馬でシッカリ追い切りましたからね。これで態勢は整ったと思います。本格はもう少し先になると思いますが、前走と同じ舞台でできる点はプラス。相手は強くなりますが、ここでどれだけやれるのかという楽しみはありますね」(田代調教助手)。 ◎3か月振りの中日新聞杯(中京・GIII・56キロ・芝2000メートル)は中団の切れ目をポツンと追走。4角手前から前との差を詰め始め、直線は外目に。坂下辺りで先頭に立ち、急追してきたショウナンバッハをハナ差制して初重賞制覇。前走と同じ舞台、NHKマイルC(GI)2着の実績からGIIのここならヒケは取らないハズだ。
「以前は前の馬を抜こうとしなかったり、交わされるだけで走る気を失くしたりと、フワッとする面が解消されて真剣に走るようになったことが連勝に繋がったと見ています。それに筋肉が付き、ガチッとした体付きになって心身共に競走馬らしくなってきましたからね。放牧先でも乗り込んできたし、始動はここからという予定で帰厩。1週前にジョッキーの騎乗で追い切ったことでスイッチが入ったし、今日の動きや息遣いを見ても中身がしっかりできていると感じました。力を出せる仕上がりだし、この後のGI(大阪杯)に向けて好レースを…と思っています」(辻野調教助手)。 ◎休養を挟んで3連勝と勢いに乗って挑戦したチャレンジC(阪神・GIII・芝2000メートル)は離れた好位。それでもペースはスローで、この位置取りは正解。勝負所から動き始め、直線は先行勢をアッサリ捉えて2着のマウントゴールドに3馬身差の完勝。『トモがシッカリ。成長しているし、今後更に』とM.デムーロ騎手。左回りはOKでここも要注目。
「前走は発表は良馬場でしたが、割と馬場が悪かったですからね。この血統は緩い馬場はあまり得意ではないのでそれが応えたのかも…。それに体重が増えて逞しくなったのかと思いましたが、少し太かったこともあったと思います。その点を意識して、この中間は追い切りを工夫して調整してきたので、息の入りや動きはいいと思います。これで体の方も絞れると思います。左回りは走る馬だし、開幕週の馬場も歓迎なので今回は見直せないものか…と思っています」(角田調教師)。 ◎2か月振りの日経新春杯(京都・GII・56キロ・芝2400メートル)は14キロ増と太目残り。中団に付けて運んだが、勝負所では包まれ気味で位置を下げる羽目に。直線は盛り返してきたが、重かった分、鋭さを欠いてグローリーヴェイズから0.4秒差の6着。中京は初だが典型的な左巧者。馬体が絞れているようならここでも注意は怠れないだろう。
「前走後は放牧に出してリフレッシュ。2月6日に帰厩してからここまでは順調に調整ができました。1週前に坂路で好時計をマークしましたが、今週は更にいい動きをしてくれたし、息遣いもいいですよ。休み明けでもいい仕上がりでレースに臨めそうです。週末は雨予報ですが、タフな戦いになった方が持ち味が出るのでは…と思っているので、ここは楽しみにしています」(兼武調教助手)。 ◎マイルCS(京都・GI・芝1600メートル)は好枠もあって逃げたアエロリットの2番手に付ける。直線は開いた最内を突いて良く伸びたが、ゴール前で甘くなり、ステルヴィオとペルシアンナイトの2頭に交わされて3着。決め手の差が出たとはいえ、久々のマイル戦で好走。全勝ち鞍が右回りで中京は初も、ダービー5着、天皇賞4着なら左回りはOK。
「帰国検疫を受けてから放牧に出し、2月19日に帰厩しました。遠征帰りということで100%のデキとはいえませんが、2週に渡ってシュタルケ騎手騎乗でシッカリやり、いい感触を得た様子でした。先週追い切ってから馬が変わってきた感じで、ほぼ態勢は整ったかな…と思います。ただこれまでの成績から1度使ってから良くなる傾向がある馬ですからね。能力の高さでどこまでやれるかですが、次に繋がるレースをして欲しいと思っています」(岡調教助手)。 ◎香港ヴァーズ(シャティン競馬場・GI・右回り・芝2400メートル)は後方3番手でジックリ脚を溜める。3〜4角にかけて外目を手応え良く進出。直線は勝ったエグザルタントとの叩き合いで、一旦は先頭も差し返されてクビ差の2着だったが、能力は見せ付けた一戦。中京は初でも左回りはOK。香港のクイーンエリザベスII世Cに繋がるレースを期待。
「前走後は放牧に出してリフレッシュ。1週前に和田騎手が騎乗してシッカリ追い切りましたが、『大分パワーが付いていますね』と好感触を得たようです。ここまで入念に乗り込んできたので量は十分足りています。今日はラストを伸ばすようにと指示を出しましたが、いい追い切りができたと思います。いい仕上がりで臨めると思うし、牡馬の強い馬が相手になりますが、距離短縮はプラスに出ると思うし、次(大阪杯)が楽しみになるようなレースを期待したいですね」(鮫島調教師)。 ◎有馬記念(中山・GI・芝2500メートル・稍重)は押して中団に付ける。3角すぎには好位集団に取り付くが、直線に入ると脚色が鈍ってジリジリと後退。勝ったブラストワンピースから0.8秒差の8着。中京は初だが左回りはOK。有馬は『距離が長過ぎた』とM.デムーロ騎手談から、2000メートルは歓迎材料。牡馬相手でもヒケは取らず、展開一つでは。
「前走はジョッキーがいいポジションで競馬をしてくれたように好プレイが光りましたね。仕掛けのタイミングも良かったと思います。あのレースで上のレベルの馬とあまり差がないことも分かりました。その後は放牧を挟みましたが、帰厩後は順調に調整ができているし、今週もシッカリ追い切っていい仕上がりでレースに臨めると思います。この舞台で重賞を勝っているように舞台設定はいいと思うし、今回も位置取りと仕掛けのタイミング一つでチャンスがあっても…と思っています」(戸田調教師)。 ◎アメリカJCC(中山・GII・芝2200メートル)は中団の後ろ。3〜4角にかけて徐々にポジションを上げにかかり、直線は外目に持ち出す。長くいい脚を使って伸びてはきたが、最後は内を掬ったシャケトラとフィエールマンの2頭に伸び負けて、シャケトラからアタマ+4分の3馬身差の3着。当該舞台は中日新聞杯勝利がありOK。後は力関係がどうかだ。

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