2019年1月5日(土)

11R

2019年1月5日(土) | 1回中山1日 | 15:35発走

第68回日刊スポーツ賞中山金杯(GIII)

芝・右 2000m | 天気:晴 | 馬場:良 | サラ系4歳以上 | オープン (国際)[指定] ハンデ | 本賞金:4100、1600、1000、620、410万円 | レコードが出たレース

「前走後は放牧に出してリフレッシュ。ハナを切らないと気を使うタイプの馬が、前走は2番手で競馬ができたことは収穫だったと思います。今回は重賞でも53キロのハンデで出られますからね。その恩恵を生かして差のないレースに持ち込めないものかと思っています」(辻野調教助手)。 ◎大原S(京都・準OP・53キロ・芝2000メートル)は逃げたアテンフェスタの離れた2番手。勝負所から前との差を詰め始め、4角では並びにかかる。直線は粘るアテンフェスタとの叩き合いになったが、ゴール前でクビ差交わして勝利。今回は昇級初戦+重賞だが、母にウオッカを持つ良血。鉄砲◎でハンデ差を生かし、どこまでやれるか試金石の一戦。
「年末にもやってあるので、今日は馬ナリでしたが、いい動きでしたね。ここまでは予定通りの調整ができています。前走はジョッキーが上手に乗ってくれたし、馬込みでも我慢ができましたからね。距離は1ハロン延びますが、現状はこの位の距離の方がいいと思います。引き続きデキは維持しているので、ここも楽しみにしています」(須貝調教師) ◎ディセンバーS(中山・OP・芝1800メートル)は中団より後ろのインを追走。4角でもまだ動かず、直線は内目を突いて一気に伸び、ゴール寸前で2着のプロディガルサンを半馬身交わして勝利。GIホースが漸く目覚めた感の一戦だった。相手関係に恵まれたとはいえ、キッカケを掴んだ今ならハンデ次第で十分上位争いになっていいだろう。
「放牧明けになりますが、中間は入念に乗り込んできました。多少余裕が見られたので、年末に長目からビシッと追い切りましたが、この一追いで変わってくると思います。馬は元気だし、体調自体は悪くありませんからね。今回は初の古馬相手になりますが、差のないレースを期待したいですね」(国枝調教師)。 ◎菊花賞は逃げたジェネラーレウーノの3番手を併走し、4角では先頭に並びかける感じだったが、そこで力尽きた感。直線に入るとズルズル後退してフィエールマンから2秒差の15着と惨敗。ダービー3着、京成杯2着の実績から、能力はこんなものではないハズ。ハンデ次第では十分巻き返しが可能な存在。ここは改めて見直す必要がありそうだ。
「暮れにもやってありますが、今日は多少余裕があったのでゴールを過ぎてもシッカリ追いました。前走は抜け出してからフワッとしたことを考えて、今日はギリギリまで追い出しを我慢させる追い切りをしましたが、いい内容の調教ができたと思います。今回は昇級初戦+重賞になりますが、期待をしている馬ですからね。それに応えるだけの走りをして欲しいですね」(木村調教師)。 ◎2か月振りのノベンバーS(東京・準OP・55キロ・芝2000メートル)は出たなりで後方から。縦長の展開になったが、3角辺りから徐々に前との差を詰め始める。手応え良く直線に入り、最速の末脚(33秒5)で残り1ハロン手前では前を捉える勢い。2着のパイオニアバイオを半馬身交わして勝利。能力は確かでハンデ次第ではOPでも。
「放牧明けになりますが仕上がりは悪くありません。どちらかというと夏場に良績があるタイプなので、今の時季がどうかですが、道中うまく折り合って運べるようなら…と思っています」(国枝調教師)。 ◎2か月振りの毎日王冠は4キロ減と仕上がりは良好だったが、さすがに相手が強かったか、見せ場も作れないままアエロリットから1.4秒差の10着と大敗。ローカルのGIIIなら何とかなりそうな馬だが、中央の重賞ではもう一つといった感。京都の都大路Sでエアアンセムを破っているが、以後の活躍はエアアンセムの方が上。夏場向きの馬で冬場も割引材料。
「前走後は山元トレセンを経由して、このレースから逆算をして戻すことにしました。帰厩後は順調に乗り込んできたし、年末にもやってあるので、今日はサラッと。明けて8歳になりますが、衰えは全くなく、若さがありますからね。ハンデは前走と同じだし、中山は得意としているコース。ここも期待を持って臨みます」(吉村調教師)。 ◎福島記念(57キロ)は好位のイン。4角手前から前との差を詰め始め、直線もこの馬なりに伸びてはきたが、勝ったスティッフェリオから0.2秒差の3着。函館記念を勝ち、オールカマーではレイデオロ、アルアインに次いで3着とは差のない4着。前走はハンデ差が出たといえる3着。コース替わりは問題なく、ここもハンデ一つで上位争いは可能だろう。
「暮れにある程度やってあるので、今日は軽めの調整ですがこれは予定通りです。前走は発馬で躓き、この馬のレースができないまま終わってしまい、不完全燃焼の一戦ということで度外視していいと思います。仕上がり自体は悪くないので、前に行って自分のリズムで走れるようなら見直せるのでは…と思っています」(栗田博憲調教師)。 ◎ディセンバーS(中山・OP・芝1800メートル)は発馬で躓き、先手を奪ったダイワリベラルの3番手を折り合って追走。終始インを回ってロスのない立ち回りをしたが、最後の最後で脚イロが鈍り、アドマイヤリードから0.3秒差の6着。今回は重賞で相手も強化。ハンデ差を生かしてどこまでやれるかだろう。
「前走は理想的なレースができたことを考えると、勝った馬が強かったですね。実戦になるとテンションが高くなる傾向がありますが、ここにきて馬が良くなっているし、確実に力も付けてきていますからね。中山も問題ないと思うので、ここも楽しみにしています」(池江調教師)。 ◎チャレンジC(阪神・芝2000メートル)は離し逃げを打ったマルターズアポジーの3番手。レース展開の割にペースはスロー。4角を回りマルターズアポジーを交わして一旦は先頭に立ったが、直線に入ると勝ったエアウィンザーに早々と交わされて3馬身差の2着。中央に再転入後は成績が安定。中山も実績があり、展開一つで可能性はありそうだ。
「前走は体重が大幅に増えていましたが、数字ほど太くは映らなかったし、よく走ってくれたと思います。毎年この時季は冬毛が伸びて、トモの筋肉が落ちてくる傾向がある馬ですが、今年はそういう面は見られません。追い切りの動きは良かったし、いい状態で臨めると思うので楽しみにしています」(池江調教師)。 ◎4か月振りの中日新聞杯(57キロ)は36キロ増でも数字ほど太くは映らず。1角で挟まれ、手綱を引っ張るシーンはあったが、以降は概ねスムーズに中団を追走。直線は内に刺さり気味になりながらもジリジリと伸びてギベオンから0.7秒差の3着。一昨年のこのレースが9着。中山に良績はないが、叩いた上積みは大きそうで、ハンデ次第では。
「暮れにある程度やってあるので、今日は坂路でラスト重点。追い切りの動きは地味になっていますが、馬体はキープできています。今まで冬場はあまり使ってきませんでしたが、体調云々ではありませんからね。ただ2000メートルの距離はこの馬には少し長いかもしれませんね」(手塚調教師)。 ◎富士S(東京・OP・芝1600メートル)は中団馬群で折り合いに専念。しかし多少行きたがる面が見られたこともあって、直線は伸びを欠いてロジクライから1.3秒差の15着。今回は3年前の福島民報杯(2着)以来の2000メートル。掛かる面がある馬なので、道中の折り合いとハンデがポイントになりそうだ。
「前走はGIのマイル戦で相手が揃っていましたが、着順ほど負けてはいませんからね。幸い使った後の反動は見られませんでした。その後は在厩して調整。ほぼ年末の時点で仕上がっていたので、馬ナリ調整は予定通りです。状態の方は前2走より確実に上向いていますからね。距離は守備範囲だし、後は58キロのハンデがどう出るかだけでしょうね」(畠山調教師)。 ◎マイルCSは好位を追走していたが、直線はこれといった伸びを欠き、流れ込んだ格好でステルヴィオから0.4秒差の9着。マイルは3戦してひいらぎ賞2着が唯一の連対。昨年のこのレースを56キロのハンデでセダブリランテスの2着と善戦。福島記念勝ちを含めて2000メートルは4戦1勝2着1回とマイルより適性は高く中山も得意。見直す手だ。
「菊花賞は折り合いが付いていましたが、瞬発力勝負になった分、最後は同じ脚色になってしまいました。それでも見せ場は十分あったと思います。その後は山元トレセンに出して乗り込んで帰厩。放牧先でも筋肉が落ちていなかったし、むしろ馬体に締りが出てきましたからね。それを見てここを使うことにしました。追い切りの動きを見ると、この馬本来の調子を取り戻したと言えるし、いい仕上がりで臨めるので楽しみにしています」(松田国英調教師)。 ◎菊花賞は中団から。スローペースのために何度か行きたがるシーンはあったが、その後は折り合って追走。直線は外目に出すとそれなりの伸びを見せ、勝ったフィエールマンから0.6秒差の6着と健闘。当該舞台でホープフルSを勝った馬。ハンデがどうかも、条件面は◎でここは目の離せない存在になるかもしれない。
「前走は突き抜けるかの手応えでしたが、直線でスペースがありませんでしたからね。スムーズだったら…と思うと勿体なかったですね。シッカリ休ませたことで体が増えていたし、毛ヅヤも良化。今回は55キロのハンデで出られるし、右回りも問題ありません。スムーズなレースができるようなら楽しみですね」(矢野英一調教師)。 ◎5か月振りのディセンバーS(中山・OP・芝1800メートル)は中団から。4角では最内を突いたが、包まれ気味になって動きにくい場面も。結局は伸びを欠いてアドマイヤリードから0.5秒差の9着。元々が叩き良化型で久々は一息。叩いた上積みは見込めそうだが、近走がもう一つ冴えを欠く状況。ハンデ次第とはいえ、ガラリ一変までは疑問。
「放牧から帰厩後は順調に乗り込んできました。追う毎に馬体も引き締まってきたし、今日の併せ馬の動きを見ても言うことはありません。昨秋は精神面と体が噛み合わず、気ばかり焦って折り合いを欠くことがありました。今は心身のバランスが取れているし、クセを掴んでいるジョッキーの騎乗。以前より乗り易くなっていることもプラスに出ると思います。あまり後ろからでは届かないと思うので、マクリ気味に長く脚を使えるようなら…と思っています」(斎藤誠調教師)。 ◎2か月振りのオールカマーは14キロ減だが、これは絞れたモノ。出負けをして後方からの競馬。終始折り合いに専念し、直線は外目からジリジリと伸びてレイデオロから0.7秒差の6着。昨年のこのレースが56キロでセダブリランテスの4着。距離・コース共に悪くないが、鉄砲実績は今イチ。今回も上位争いまでは厳しく、様子見が妥当か。
「菊花賞の後ということで、決して絶好調といえなかった前走でしたが、いいレースをしてくれました。年末にもある程度やってありますが、今日は前半を折り合い重視の指示。馬ナリでしたがいい追い切りができたと思います。引き続き状態はキープできているし、もうワンランク良くなる可能性はあると思いますが、現時点のデキでもやれるのでは…と思っています」(矢作調教師)。 ◎チャレンジC(阪神・芝2000メートル)は中団に付け、勝ったエアウィンザーをマークする形。勝負所から徐々に進出を開始し、直線もそれなりに伸びたが、最後は伸び負けた格好で粘るマウントゴールドも捕まえられず、0.7秒差の3着。当該舞台はホープフルS3着がありOK。テンションが高い馬で、適度に落ち着きがあるようなら侮れない存在に。
「元々が夏場は良くない馬だし、前走は時計が速かった上に瞬発力勝負の形になったことも影響したと思います。その後は放牧に出してリフレッシュ。帰厩後は順調に乗り込んできました。年末の時点では多少重い感じでしたが、3日にやって今日はサラッとでしたがこれで丁度良くなると思います。良績がある中山だし、ジョッキーもクセは分かっているので改めて期待したいですね」(鹿戸調教師)。 ◎小倉記念(56キロ)は後方からの競馬。折り合い重視の競馬をしていたが、直線に入ってからも全く伸びが見られず。勝ったトリオンフのレコードタイムから1.3秒差の10着。休み明けの七夕賞で2着と好走した反動による2走ボケかも。舞台設定は悪くないが、明けて7歳。ガラリ一変は考えにくく、様子見が賢明か。
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