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2019年11月24日(日)

11R

2019年11月24日(日) | 5回東京8日 | 15:40発走

第39回ジャパンカップ(GI)

芝・左 2400m | 天気:曇 | 馬場:重 | 3歳以上 | オープン (国際)(指定) 定量 | 本賞金:30000、12000、7500、4500、3000万円 | レコードが出たレース

紅一点。昨年はアーモンドアイが3歳馬牝馬で参戦し圧勝劇を演じた。2004年以降、3歳牝馬は14頭出走し2勝3連対。それら3頭はみな、オークスで好走している。本馬も同様にオークスで2着した実績を持つ。前走の秋華賞では自分の競馬ができなかった中での好走。馬場状態も不問で、底力だけをとれば現役牝馬屈指といえる。
昨年のダービー馬。2400mの勝率は100%と、条件的には最も逞しい存在だ。逆に2000mは6戦して1勝のみ。前走の敗因は適性外だったということ。それでもゴール前強襲し、充実期に入っていることを示した。今回も当週追いは坂路で予定通りの時計でフィニッシュ。動きにも心にも余裕があって申し分ない状態に仕上がった印象。
デキは重賞を勝利した昨年の春の状態になかなか戻ってこない。前走は好発を切ったまではよかったが、行き脚がつかず。他馬と接触して引っ掛かってしまい、位置取りも中途半端になった。まともに競走が出来なくなっている現状は、G3ですら好走が難しくなっている。ここはさすがに荷が重すぎる。
まず最初に、競馬が上手になっている点を強調したい。前走は、余裕をもって先行することができたことが最大の勝因。上がり3ハロンも4位となる33.8秒。先行力の磨きがかかった今は、他陣営もこれをマークせざるを得なくなった。鞍上ルメール騎手もこの馬で2勝を挙げている。ただし道悪で結果を残せていない点が気がかり。
前走は見せ場を作ることができずに敗退。少しずぶくなってきている今は2000mは短いかもしれない。昨年のジャパンCは3着。時計が速くてもタフな展開になればジリジリと浮上してくるのがこの馬の最大の長所といえる。道悪も決して苦にしないパーツをしており、タフの優位性を発揮するなら、むしろ道悪は大歓迎だ。状態は間違いなくアップしている。
この馬の適距離は2000m。前走の敗因はポジションに尽きる。もっとも、マイル的な流れになりやすい天皇賞(秋)は、その性質上、勝ち負けできなくて仕方がなかったともいえる。それでも上がり最速をマークしたあたり、終いに賭ければどんな状況でも上位入線を果たす安心感を与えてくれる。1Kg斤量が軽くなるのは大きなメリット。
東京は14戦して7勝。勝ち鞍のすべてをこの競馬場であげている。内田騎手の騎乗停止処分によって急遽、石橋騎手に乗り替わったのは陣営には誤算だろう。追い切りは南Wでやや強めに追われた。少し外にもたれていたものの、動きはす軽く、好調さをアピール。今回は胸を借りる立場。分が悪くても、道悪の上り勝負になれば見せ場はつくれる。
主戦のルメール騎手は別馬に騎乗。前走は福永騎手が手綱を取り、いま出しうる力を上手く引き出した。しかし斤量負担が大きく、現状では4着が精一杯。状態も本来の姿には程遠く、今回のメンバーに加わると少々見劣ってしまう。追い切りは2週続けて折り合い重視。今回ビュイック騎手に手綱を預けどこまでパフォーマンスを上げられるかがポイント。
2走前の目黒記念では驚異のレコードで走破。ステイゴールド産駒らしく、歳を重ねるにつれて、パフォーマンスが高まっている。上がりも常に1位、2位で、この舞台でこそ末脚を最大限まで引き出すことができる。とはいえG1初挑戦の身。世界のデットーリ騎手でも、ロスを最小限に抑えない限り上位に導くのは難しいだろう。
今年は重賞で1勝を含む2連対と絶好調。G1で好走した履歴はないものの、時計勝負にならなければいつでも上位入線を果たせる力は持ち合わせている。初めてハナを切った前走は、見事に折り合って2着に好走。ジャパンCを見据えた戦法だとすれば、今回最も穴で注目しなければならない存在となる。道悪も本馬にとってはプラス材料。
ジャパンCを制したのは2年前。春から一年中調子が良く、最高のポイントで最高の鞍上を確保し、念願のG1制覇を果たした。ここ3戦は海外でタフな競馬を経験させてきた。2週の追い切りの内容からは、友道部隊の中では最も状態が上がってきていないと言わざるを得ない。坂路でのパフォーマンスがこの馬の調子のバロメーターなのだが。
今年はすでに10戦を消化。それでもデキ落ちがなく常に好調を維持されている。前走は初重賞チャレンジにも関わらず上がり最速をマークして2着に好走。ハンデ55Kgがスピードを高めた事実はあるにせよ、ルメール騎手の人気馬を蹴落として2着を奪取したのは値打ちがある。腰つきや各部位を見ても道悪は歓迎される。
シルバーコレクターも、天皇賞春からの3戦は馬券に絡めていない。気難さから、能力を十分に発揮し切れないレースとなっている。仕上げはいつも良好で、力を出し切れる態勢にはある。今回も同様に、坂路でしっかりと乗り込まれた。このコースは昨年のダービーでワグネリアンの0.2差4着。うまく折り合いがつけば。
前走は叩き台の意識。体は太くなっておらず馬体重500kg前半は理想の数字。久々の競馬だったことと、チークピースにも戸惑いがあったかもしれない。最も勢いがあった3歳時と比較すると充実度では見劣るが、この馬なりに良い状態をキープできている。ただ、段々走りが小さくなっているので、現状は中山や阪神内回りのほうが走りやすいだろう。
期待されていた良血馬がようやくG1の舞台に登場。前走の好走はハンデ54Kgだったことと、絶好のポジションから進め、ロスを最小限におさえた鞍上のファインプレーによるところが大きい。G2以上で好走させるためにはもう一段のスケールアップが必要になる。いかにムーア騎手でも、今回はさすがに荷が重いだろう。

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