2019年4月21日(日)

11R

2019年4月21日(日) | 2回東京2日 | 15:45発走

第54回サンケイスポーツ賞フローラステークス(GII)

芝・左 2000m | 天気:晴 | 馬場:良 | サラ系3歳 | オープン (国際) 牝 (指定) 馬齢 | 本賞金:5200、2100、1300、780、520万円 | レコードが出たレース

未勝利戦で波乱を起こし、格上げ初戦はミモザ賞(500万)。スタート後は抑えて最後方。縦長の展開になったこともあり、向正面では先頭から10馬身以上とかなり離れていた。3コーナーから動き出し、先行勢との差を一気に詰めて直線は大外へ。しかし早くから脚を使ったせいか、最後は伸びが止まり5着で終えている。中間はウッドで2週連続で67秒台、ともに12秒台半ばで上がっており調子は良好。前走のように早くから仕掛けると脚が止まったしまうので、ある程度好位置を取って脚を溜める形が望ましい。ただ2000m戦ではなかなか難しいだろう。
500万の身ながらフラワーC(GIII)は3番人気。いつものように後方で脚を溜め直線勝負にかけたが、伸びきれずに4着まで。初めて走った中山コースは、予想通り合わなかった。これが東京だと一変。新馬戦は33秒0の脚を繰り出し2着。勝った未勝利戦は11秒4-11秒3-11秒2の高速上りを作り出し、4馬身差の圧勝を見せている。最終調教では古馬1000万の馬と併せ、一杯に追う相手に馬なりで先着と文句なし。東京芝2000mは2走前に2分0秒2で走っており、時計勝負になっても対応できる。
デビュー戦は10着大敗も、以降は安定しており、特に秋競馬からは高い内容のレースを続けている。前走のミモザ賞(500万)は好スタートを切ったが、すぐに抑えて中団を追走。エアジーンが動き出すと、これをマークするように続いたが、追い出しは我慢。直線で満を持して追い出されると、内からエアジーンに並びかけたが、僅かにクビ差及ばず2着となった。父であるハービンジャーの産駒は、一昨年が1、2着、昨年も3着。更に2代母のグローリアスデイズは2着、3代母のグレースアドマイヤは3着と、血統的にフローラSは強い。
レコード勝ちで圧勝した新馬戦がウソのように、後の2戦は物足りない内容。そこで前走の500万では、新馬戦以来の先行策。すると軽快に飛ばし、最後の2Fは11秒2-11秒4でフィニッシュ。逃げ馬にこれだけの速い脚で上がられては、後続は何もできない。結果は2馬身差をつける見事な逃走劇だった。久々のレースを勝った後だが、中間の動きを見る限り反動は見られない。2勝はどちらも先行策だけに、今度も逃げる競馬が予想される。直線の長い東京コースでは前走ほど楽ではないが、終いが速いだけに対応はできるだろう。
3 5 ペレ
新馬戦は、ダービー候補のダノンキングリーを相手に3着。次走で勝ち上がり、3戦目は牝馬限定の500万。レースはウィクトーリアの逃げで始まり、これを見る形で3番手を追走。手応え十分に進出し、直線では射程圏内に捉えていたが、マイペースで飛ばした相手も最後まで止まらず2着まで。ただエトワール、エアジーンには先着している。1週前は古馬1000万のホウオウパフュームを追走して先着。今週も4Fから52秒台の時計を出し、動きは前走以上だ。兄のエタリオウはダービートライアル青葉賞(GII)2着を足掛かりに出世したが、妹もオークストライアルから一気に上昇したい。
クローバー賞(オープン)を勝ち、強豪揃いのアルテミスS(GIII)でも4着に入線し、目標の阪神JF(GI)に出走。相手も強かったが、想定よりも後ろの位置になったせいか、この馬としては中途半端な競馬になり、何もできないまま13着に終わってしまった。その後はアクシデントもあり、このフローラS(GII)で復帰戦を迎える。鞍上の松岡騎手が「アルテミスSより上」と話しているように、具合は上々。力は足りるが、2000mの距離は若干長い気がする。
スタートから走る気満々で、鞍上が抑えながら好位にとりつくと、間もなく落ちきを取り戻して追走。3〜4コーナーでは他馬と段違いの手応えで自信満々に外を進出し、直線に入ると早くも先頭。だが追い出してからモタモタし、最後は2着馬に詰め寄られたが、何とかクビ差抑えている。レースぶりから完成度は低いが、3〜4コーナーの雰囲気から素質は感じさせる馬。最終調教はCWで行われ、前走以上に負荷をかけられたところに2戦目の上昇も見込める。
新馬戦で、ワイドファラオ(後のニュージーランドT・GII勝ち馬)を破った馬。シンザン記念(GIII)は、先行勢の後ろに構え直線へ向いたが、新馬戦で見せた脚は使えず4着まで。良馬場とはいえ、時計のかかる京都の芝馬場が合わなかったのかもしれない。約3か月半ぶりの一戦だが、ウッドコースでしっかり負荷をかけられ、今週は古馬オープンのミュゼエイリアンに先着と仕上がりに抜かりはない。末脚を生かせる開幕週の馬場で走れるのは好材料。高速上りの決着になれば、この馬には一番有利になる。
逃げて好走している馬だが、フラワーC(GIII)は、オークス有力候補のコントラチェックが出走。このスピードを超えることはできず2番手を追走。直線では突き放され、後続勢にも差されて5着に下がった。連戦続きだが疲れは見えず、いつものポリトラックで軽い動きを見せている。東京コースは3戦して2勝。負けたクイーンC(GIII)でも、クロノジェネシス、ビーチサンバといった3歳牝馬のトップクラスを相手に好勝負を展開している。このように能力は足りるが、先手を取れないと脆いタイプ。ウィクトーリアとの逃げ争いが鍵になる。
最近の未勝利戦では、この馬の勝った3月30日の阪神芝1800m戦が最も衝撃度の高いレースだった。ここがデビュー戦となったが、周囲は既に実戦を経験している馬ばかり。不利な状況なのだが、簡単に好位を取り持ったまま進出と、道中は早々と力の違いを感じさせる動き。直線でも持ったまま抜け出すと、楽な手応えで33秒3の上りをマークしゴールを決めた。直前は古馬1600万の馬と併せて先着と、前走を叩いて状態は更にアップ。キャリア一戦でGII、しかも長距離輸送と厳しい条件だが、それらを簡単に跳ね返しそうなスケール館は十分に持ち合わせている。
4戦目に初勝利。格上げ初戦に選んだのは桜花賞トライアルになるアネモネS(リステッドレース)。出遅れてしまい後方からの競馬。多頭数ということもあって内に進路は無く、大外へ持ち出されると、しっかり伸びて5着に入線。ただ上位陣まで迫ることができなかったのは、外をまわった距離ロスがあったからだろう。調教は珍しく北のCコースだが、この馬なりに動いてはいる。得意の東京に変わることは大きいが、不安は出遅れ癖。GIIでロスがあっては命取りになる。
昨年秋の中山の新馬戦を好タイムで勝ち、その後は休養。復帰が待たれていた期待馬だが、その500万は久々で気合が入りすぎ4着。ガス抜きされた前走のミモザ賞(500万)は落ち着いた走りで追走すると、直線ではエトワールとの競り合いをクビ差抑え、2勝目をマークした。1週前に負荷をかけられ直前は軽めだが、これは堀厩舎のパターンで、馬体、走りから好調は伝わってくる。速い上りを出すタイプではないので瞬発力勝負になると不安だが、先手を主張する馬が複数いることから、その点も大丈夫だろう。
新馬戦を勝ち、2戦目は若竹賞(500万)。ヒシイグアスが、1000mラップ63秒3の超スローペースで逃げる展開。道中はこの馬をマークするような形で進めたが、4コーナーでは逃げや馬がセーフティリード。ここから一気に差を詰め、クビ差まで迫ったところがゴールだった。遅いペースを考えると、勝ち馬以上の内容と言ってもいいだろう。久々になるが、2週連続でウッドでいい動きを見せ、仕上がりは上々だ。
デビューから4戦し、4、3、2、1着と一つずつ着順を上げてきた。その前走は好スタートを切ったが、すぐに抑えて中団の内を追走。3〜4コーナーで開いた内を衝き、コースロスを防いで直線へ。追う毎に力強く伸びると、2着馬に1馬身半差をつけて勝ち上がっている。直前の坂路時計は平凡だが、もともと稽古駆けするタイプではないので、それほど心配することはなかろう。「長く脚を使えるタイプ」と陣営は話しており、直線の長い東京コースは合うだろう。
未勝利戦を勝ち上がった時の時計が速く、500万でも通用すると見られたが、2戦してともに4着と馬券圏内には入っていない。ただ内容は悪くなく、前走の500万も、勝ったザダルは2戦2勝、2着のレターオンザサンドは次走でひめさゆり賞(500万)を勝利、3着ヴァンランディは未勝利戦がレコード勝ちと、上位は実力馬ばかりだった。ウッドで4F51秒台をマークしたように調子はキープ。藤田菜七子騎手は、女性騎手の初重賞勝ちを目指す。
デビューから4戦目に初勝利。500万は2戦してともに5着だが、ゆりかもめ賞(500万)は、3歳牝馬にしては厳しい東京の2400m戦で、相手は全て牡馬。今年の3歳牡馬でも上級の力を持つサトノジェネシスが強烈な脚で抜け出したおかげで、上りは2F11秒0-11秒3の高速決着となった。勝ち時計も2分25秒9と極上で、勝ち馬から1秒1離された5着も仕方がない。ハイレベルな一戦だったので、少し間隔を開けたのはプラスだろう。ウッドの動きは前走以上に軽快で仕上がりは上々。厳しい競馬をした経験を、牝馬相手の今回に生かしたい。
初勝利後はフラワーC(GIII)に挑戦し8着。ひめさゆり賞(500万)は出脚が遅く、序盤は後方。向正面から鞍上が手綱を動かし、3〜4コーナーでは早くも鞭を飛ばして追撃。かなり早めに仕掛けたが、最後まで馬は脚を伸ばし、ゴール寸前にレターオンザサンドに並びかけたところがゴール。脚色は完全に勝っていたが、僅かにハナ差届かず悔しい2着となった。直前は軽めだが、中1週なので十分。かなり長い脚を使ったようにスタミナは抜群で、タイトな競馬になれば出番もある。
デビュー2戦目の若駒S(オープン)では、後に皐月賞で2着に入るヴェロックスを相手に3着と好走。前走の君子蘭賞(500万)は、好位で前を見ながら追走。抜群の手応えで直線を迎え追い出されると、後続を離し始めるものの、徐々に内に切れ込み最後は内ラチへ。そこへサムシングジャストが一歩ずつ迫ったが、半馬身抑えて2勝目をあげた。前回はCWでかなり速い時計を出したが、今回は長距離輸送もあるため、馬なりで終い重点にいい動きを見せた。母系はトゥザヴィクトリー、そしてフローラSを勝ったデニムアンドルビーなど、活躍馬が多数いる一族。キャリアから伸びしろも大きい。ただ大外枠は痛い。

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