2019年4月20日(土)

11R

2019年4月20日(土) | 1回福島5日 | 15:25発走

第16回福島牝馬ステークス(GIII)

芝・右 1800m | 天気:晴 | 馬場:良 | サラ系4歳以上 | オープン (国際) 牝 (指定) 別定 | 本賞金:3800、1500、950、570、380万円 | レコードが出たレース

条件馬の身で、2走前の交流重賞のTCK女王盃(J3)を勝つ殊勲。しかも5馬身差の圧勝と、決してフロックではない。重賞連勝を目指したエンプレス盃(J2)は好位を進んだが、逃げたプリンシアコメータに及ばず、更にブランシェクールに差され3着に敗れている。本来は4月17日のマリーンC(J3 )に出走予定も選出されず。そのため今回は約4年5か月ぶりに芝のレースを使うことになった。調教を見る限りデキは悪くないが、芝は3戦して2着が最高。それも新馬戦の話である。力をつけているとはいえ、久々の芝は大きな不利だ。
先行策の多かった馬が、大宰府特別(1000万)では一変。脚を溜める競馬で4コーナーでも後方だったが、直線で脚を伸ばし、同じく差してきたブライトムーンにハナ差勝ち。展開に恵まれた面もあったが、脚質に幅が広がったのはプラスだ。調教も動くようになり、4月3日の坂路では52秒3。以前は52秒台を出すことはほとんどなく、ここへきて成長は見られるが、さすがに2階級上のオープン相手では厳しい。
中山牝馬S(GIII)は悔しい一戦となった。先行勢を見ながら内目を追走。直線に入っての手応えも良く、さあここからというところで、逃げたカワキタエンカがバテたためか内に寄れてしまい、進路が塞がれてしまった。勝負所で致命的な不利を喰らった結果、13着と不本意な結果を強いられた。1週前にはCWで追われ、これで仕上がったか、直前は坂路で余力を残して楽に登坂していた。先行力が生かせる福島は合うはず。しっかり折り合えれば、初重賞制覇の確率は近走以上に高い。
2連覇を目指した中山牝馬S(GIII)だったが、先手は取れたものの直線で失速し12着。先行4頭が全て惨敗という展開にも泣かされたが、これで3戦連続二桁着順と厳しい競馬が続いている。昨年の福島牝馬S(GIII)では1番人気で2着と好走。小回りの福島1800mは脚質的にも合っており、復調を示すなら当舞台が最適である。いつものように坂路で馬なり調整をし、1週前は上り12秒台。輸送があるため今週は軽めで終えており、順調に調整は進んでいる。同型ランドネが抑えてくれればチャンスだ。
2歳時のアルテミスS(GIII)以来3年以上勝利から見放されているが、その間にヴィクトリアマイル(GI)2着をはじめ、重賞で2着1回3着2回と活躍は見せている。中山牝馬S(GIII)でも12番人気の低評価を覆し、大外から追い上げて4着に入線。3着だった2走前のターコイズS(GIII)に続き見せ場をつくった。長距離輸送があるが、それでもCWで長めから時計を出し、手応え十分に終い12秒台前半と意欲は十分。久々の勝利へあと一歩だ。
条件戦を連勝し、勢いをつけてオープンクラスに突入したが、格上げ初戦のターコイズS(GIII)は、後手を踏んだのが響いたか2番人気を裏切り11着。中山牝馬S(GIII)は早めに仕掛け、直線入り口では先頭。最後は差し馬勢に捕まったが、先行4頭が後方に沈む展開を早仕掛けで粘った内容は、5着という着順以上に中身が濃かった。中間はゲート練習を行って改善も見られ、直前のウッドでは好時計を出し、調子は良好。元は重賞戦線で活躍しクラシックも期待された馬。これまでの遅れを取り戻したい。
2連勝で始まった競馬人生だが、3戦目から31連敗。ようやく連敗が止まったのは、3走前のクリスマスキャロル賞(1000万)だった。格上げ初戦の節分S(1600万)で4着に入り、このクラスの目途は立てたのだが、うずしおS(1600万)は好位を進んだものの、直線失速し9着。結果的に差し馬勢が台頭したレースで、展開が厳しかった。ウッド調教では軽快な動きを見せており、調子自体は悪くないが、今回はGIIIへ挑戦。少頭数を求めての格上挑戦ということだが、よほど恵まれないと好勝負は難しい。
格上げ初戦のニューイヤーS(オープン)は勝ち馬から0.7秒差の8着。力負けと思える結果に前走の中山牝馬S(GIII)は14頭立てのシンガリ人気。結果は9着だったが、勝ったフロンテアクイーンから0.3秒差と大きく負けたわけではなく、オープン2戦目で前進は認められた。調教から大きな変わり身は見られないが、順調には来ている。前が楽になれば一発も見込めるが、有力どころが先行勢であり、厳しいレースになることは否めない。
昨年に交流重賞のTCK女王盃(J3)を制したが、夏の降級で1600万へ。2走前に柳都S(1600万)を勝ち、再度オープンクラスに復帰している。約半年ぶりとなったエンプレス盃(J2)は4着に入線。久々を考慮すれば、まずは順調な復帰戦と考えてもいいだろう。この一戦を叩き、今週のウッドでは6F82秒台と速めの時計を出し、良化は窺える。但し、今回は芝の一戦。福島の芝で勝っているとはいえ、それは500万条件の話。「以前(芝を走っていた頃)より力をつけている」(陣営)というのは分かるが、それでも重賞で芝のレースは簡単ではない。
3歳春までは期待に応えられないレースも多かったが、秋以降は馬も充実し、最近4戦で3勝。初音S(1600万)も、重賞2着の実績があるフィニフティをはじめメンバーは揃っていたが、持ち前の切れ味を発揮し、見事な差し切り決めている。小柄なため調教では目立った時計を出さないが、それでも1週前には内目を回ったとはいえウッドで4F50秒台の速い時計を出し、久々でも不安はない。当コースは昨秋に勝って適性も合っていることから、重賞でも好走を期待できる。

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