2018年4月1日(日)

11R

2018年4月1日(日) | 2回阪神4日 | 15:40発走

第62回大阪杯(GI)

芝・右 2000m | 天気:晴 | 馬場:良 | サラ系4歳以上 | オープン (国際)(指定) 定量 | 本賞金:12000、4800、3000、1800、1200万円 |

「前走後は放牧に出してオーバーホール。この条件は合うと判断して、帰厩後はこのレースを目標に調整してきました。先々週、先週とジョッキーに乗ってもらって追い切ってあるので、ほぼ仕上がりましたからね。今週は単走でサラッとですが、これで十分です。気候が良くなったことで馬体に柔らか味が出てきたし、本格化は先とはいっても、大分成長してきましたからね。相手は強くなりますが、現時点の力でどこまでやれるのか楽しみにしています」(菊沢調教師)。 ◎3か月振りのアメリカJCCは4キロ増でも仕上がり良好。出は一息も行く気はなく、後方からの競馬。勝負所手前から仕掛けて進出を開始し、直線もよく伸びてダンビュライトから2馬身差の2着。関西圏のレースは京都で2戦して5、6着。阪神は初コースになるが、右回り自体に問題はないのでOK。末脚を生かせる流れになれば食い込みも十分。
「前走は心配していたメンタル面(凱旋門賞の惨敗による)は大丈夫だったので一安心。次に向けての視界が開けました。前走から中2週と間隔が詰まっているので、今週はジョッキーに乗ってもらってCWで併せ馬を。馬ナリでしたが、いい動きだったし、戸崎騎手も好感触を掴んだようです。1度使った上積みがあるし、この舞台も言うことはありませんが、フランスでの大敗した原因が解明できていませんからね。その点が今回に出なければ……と思っています」(池江調教師)。 ◎帰国初戦となった5か月半振りの金鯱賞(稍重)は春の天皇賞と同じ506キロでマズマズの仕上がり。逃げたサトノノブレスの5番手を追走し、ほぼ直線だけの競馬だったが最速の末脚で伸びて、スワーヴリチャードから1馬身半差の3着と実力のあるところは見せた。この一叩きでピリッとしてくるハズで、今回は主役を張れる1頭になりそうだ。
「前走は数字が示す通り余裕残りでしたね。それにペースもこの馬には合いませんでした。前走から中2週ですが、今週はCWで長目からラスト重点の追い切りをしましたが、1度使ったことでいい伸びを見せてくれました。元々ここが目標のレース。馬体も締まってきたし、右回りも問題ないので巻き返しを期待したいですね」(池添兼雄調教師)。 ◎2か月半振りの金鯱賞(稍重)は12キロ増とやや立派な体付き。好位のインを進み、直線はスワーヴリチャードの外から追い上げを開始。しかし、久々で余裕残りが応えたか、追い出してからの伸びはイマイチ。スワーヴリチャードから0.7秒差の4着。この一叩きで絞れることは確かだが、阪神は{0、0、1、4}と相性は一息。その点がどうかだろう。
「前走は小回りのためか、コーナーでスピードが乗って行かない面がありました。騎乗したボウマン騎手も『走りがスムーズではなかった』と言っていましたからね。それでも、直線で不利を受けながらも盛り返したように内容は悪くなかったと思います。放牧に出すと太りやすい体質の馬ですが、今回は太目感なく仕上げることができたし、1週前の併せ馬に乗った三浦騎手も『思ったよりズブくない』と言っていました。今週も乗ってもらいましたが、更にいい感触を掴んだようです。この距離は少し短い感じもしますが、今はゲートを出るし、前に行けるようになっていますからね。ここも楽しみにしています」(友道調教師)。 ◎有馬記念は出たなりで中団のやや後ろを折り合いに専念しての追走。4角から仕掛けて進出を開始したが、かなり外を回ることに。直線では内にモタれて来たスワーヴリチャードに寄られてバランスを崩すシーンも。その不利がなければ際どかった?かもしれないが、キタサンブラックから0.2秒差の3着。鉄砲・距離・コース全て◎で改めて見直す手だ。
「前走は開幕週ということで前が残る傾向がありましたが、最後は差のないところまで来ているし、力は見せてくれたと思います。幸いダメージはなかったし、先々週、先週とCWで予定通り長目から併せ馬を消化。動きも良かったと思います。今週は半マイルからですが、いい動きをしてくれました。距離が延びる点がどうかですが、マイルで見せた末脚をここでも使えるようなら……と思っています」(池江調教師)。 ◎3か月振りの中山記念は6キロ減とマズマズの仕上がり。スタートで出負けをし、後方からの競馬。勝負所から動き始めたが、前との差は詰まらず。直線の伸びもジリジリでウインブライトから0.3秒差の5着。マイルCSを制したようにマイルくらいがベストといった感があり、今回は皐月賞2着があるとはいえ、2000mがどう出るか……。その点が課題に。
「前走後はさすがに疲れが抜けるのに時間を要しましたが、放牧から帰厩後の状態が悪くなかったのでここを使うことにしました。この中間もいつものこの馬の動きをしているし、いつも通りのパターンで調整をしてきました。年齢的に更なる上積みは望むべくもありませんが、阪神との相性がいい馬ですからね。どこまで頑張れるか……といった気持ちですね」(大久保龍志調教師)。 ◎香港のシャティン競馬場で行われた香港C(GI・芝2000m)は逃げたタイムワープの2番手を追走。しかし前が楽な逃げを打ったのに対し、脚色はイマイチ。直線は粘りを欠いてタイムワープの5着。牡馬相手は気にならないが、明けて8歳。更なる上積みは?で、どこまでやれるかといったところかも。
「前走後は短期放牧を挟んで、帰厩後は予定通りこのレースを目標に調整をしてきました。1週前に併せ馬をしましたが、今週も前に馬を置いて、直線で内から抜け出す形の併せ馬。先着はしましたが、まだいい頃のように全身を使ったフットワークには一息といった感じです。この後に宝塚記念を予定しているので、そこに向けて少しでもいい走りができれば……と思っています」(中川調教師)。 ◎7か月振りの出走になったアメリカJCCは2キロ増と太目感はなかったが、馬体の張りはイマイチ。いかにも久々といった感があった。好位の後ろを追走していたが、勝負所の反応が鈍く、追い出してもサッパリ。ダンビュライトから2.7秒差のシンガリ負け。負け方が悪く、この一叩きでどこまで体調がアップするか……。一変となると疑問符は付く。
「前走後は一旦放牧に出し、2月末に帰厩。1度使ってガス抜きができたことで、落ち着きが出てきたことは何よりだと思います。1週前はラスト重点の追い切りでしたが、いい動きをしてくれたし、馬体も引き締まってきました。既に体の方はできているので、今週は半マイルから馬ナリでしたが、いい雰囲気でしたね。1度使った上積みがあるし、阪神の2000mもこの馬にとっていい舞台だと思います。あとは良馬場でレースができれば楽しみです」(池江調教師)。 ◎3か月半振りの京都記念(重)は2キロ増といい仕上がり。向正面でレイデオロを前に行かせて中団からの競馬。直線は残り1ハロン過ぎに内にモタれ気味になったが、よく伸びてクリンチャーから1馬身差の2着。距離・コースともにOK。ダービー馬のレイデオロを負かしたことは自信に繋がるし、ここに入っても上位の一角であることは間違いないだろう。
「前走が余裕のある勝ち方だったので、ダメージは殆どありませんでした。この中間は放牧には出さず在厩調整ですが、ここまでは順調にきています。1週前に併せ馬でビッシリ追い切ってあるので、今日は単走で馬ナリでしたが、騎乗した松田騎手(レースは田辺騎手)が『言うことナシ』と言ってくれましたからね。去勢したことで落ち着きが出たし、集中して走れるようになって、力を出せるようになりました。今回は更に相手が強くなりますが、今の状態でどこまでやれるのか、試金石の一戦になりそうです」(須貝調教師)。 ◎昇級初戦+重賞となった小倉大賞典(54キロ)は先行集団から少し離れた好位。勝負所から前との差を詰めにかかり、4角では2番手まで上がる。直線は後続を突き放して2着クインズミラーグロに2馬身半差を付けて快勝。これで1000万、準オープン、オープンと3連勝。今の勢いで、このメンバーを相手にどこまでやれるか、今回が真価を問われる一戦。
「前走はスローペースに落として逃げられたことが大きかったですね。それで負けたのだから勝った相手が強かったということでしょう。勢いがあった頃だったら……と思っています。幸いダメージはなかったし、今週の動きも良かったと思いますが、8歳という年齢から大幅な変わり身となると……。この距離でレコード勝ち(鳴尾記念)した頃のデキがあれば……と思いますが、現状の力でどこまでやれるかでしょうね」(池江調教師)。 ◎サトノダイヤモンドと同じローテーションでの出走となった5か月半振りの金鯱賞(稍重)は遠征前の金鯱賞から2キロ減の510キロ。同馬もマズマズの仕上がりで、行く馬がいないと見るや、先手を奪ってスローペースに持ち込み、上りのレースに持ち込む。直線は粘り腰を発揮してスワーヴリチャードから半馬身差の2着。距離短縮は◎で展開一つでは……。
「前走後はここを目標に在厩しての調整です。前走時と違って、この中間は至って順調にきています。1週前に併せ馬で追った動き、反応がともに良かったし、今週は単走で馬ナリでしたが、鞍上が好感触を得たようで、いい仕上がりで臨めると思います。ここにきて体質がシッカリしてきたし、輸送も問題ありません。立ち回りが上手な馬なので阪神の内回りは合っていると思います。相手は揃いますが楽しみはありますよ」(畠山調教師)。 ◎中山記念は一叩きの効果で馬体が締まる。離し逃げを打ったマルターズアポジーから離れた好位を追走。勝負所から徐々に進出を開始し、直線半ばでは先頭に立つ。そこから後続の追撃を一杯に凌いで2着のアエロリットにクビ差を付けて勝利。力を付けていることは確かだが、初の関西圏での競馬。加えてGI、強豪相手の今回が試金石の一戦となりそうだ。
「前走は展開が厳しかった割にはよく頑張ったと思います。タフな馬なので中1週でも疲れはないし、坂路でビシッと追った動きも悪くありませんでした。相手は更に強くなりますが、今回も自分のレースをするだけ。それでどこまで頑張れるかでしょうね」(池添兼雄調教師)。 ◎叩き2戦目の阪神大賞典は注文通りの逃げを打ったが、同型がいたために展開が厳しくなり、最後の踏ん張りを欠いてレインボーラインから0.9秒差の6着。今回はGIで相手が相手。距離も2000mに短縮される分、後続も早目に動くハズ。楽な展開は望めそうになく、様子見が妥当か。
「2走前は前にカベが作れず折り合いを欠き、前走は出負けとそれぞれ敗因がハッキリ。乗り難しい面はありますが、力は見せてくれたと思います。六甲Sも視野に入れていましたが、予定を変更してここを使うことに。それでも中間はキッチリ調整ができているので問題はありません。道中折り合って、自分のリズムで走れば最後はいい脚を使ってくれる馬ですが、今回は相手が相手ですからね。チャレンジ精神で臨むつもりでいます」(今野調教師)。 ◎小倉大賞典(54キロ)は14キロ減と馬体は絞れる。出が一息で後方からの競馬も折り合いはスムーズ。4角で大外に持ち出し、ジワジワと伸びてトリオンフから0.7秒差の5着と掲示板を確保。とはいえ、今回はさすがに相手が強く上位は厳しそう。
「前走後は放牧を挟んでここを目標に調整してきました。1週前の追い切りは相手が動く馬なので、手応えでは劣りましたが、2週前に比べると大分走り方のバランスは良くなっていました。今週も併せ馬でビシッと追い切りましたが、走る馬を相手に最後までシッカリ動けたと思います。立ち回りが上手な馬なので阪神の内回り・2000mはピッタリだと思います。相手は揃いますが楽しみにしています」(生野調教助手)。 ◎アメリカJCCは逃げたマイネルミラノの2番手。逃げるマイネミラノを突き気味の感じだったが、その割にペースはスロー。勝負所ではマイネルミラノが後続を離しにかかったが、それでもマイペースを守る。直線坂上から抜け出して追い込んできたミッキースワローに2馬身差を付けて快勝。今回は古馬の一線級が相手になるが、ここでも侮れない1頭。
「前走は多少行きたがる面を見せましたが、最後もシッカリ伸びてくれたし、今年初戦としてはいい勝ち方ができました。前走から中2週ということで、1週前の併せ馬でスイッチが入ったので、今週は単走で馬ナリですがこれで十分です。手脚が伸びてダイナミックな走りをしていましたから。状態は前走以上だと思います。馬体増は余裕もありますが、成長分もあってのモノと思います。ジョッキーの騎乗も今回で4回目になることで、余裕を持って騎乗できると思います。相手は更に強くなりますが、大きなタイトルを取れる馬だと思うので、楽しみにしています」(庄野調教師)。 ◎2か月半振りとなった金鯱賞(稍重)は10キロ増でも太目感ナシ。スタートを決めて逃げたサトノノブレスの離れた2番手を追走。仕掛けを我慢し、坂の辺りから追い出すと、粘るサトノノブレスをゴール前で半馬身交わして1着。今回は右回りに替わる点がカギになりそうだが、阪神は2戦して1勝2着1回。展開もこの馬向きになりそうで同馬も主役候補。
「前走はスローペースの瞬発力勝負になり、ゴーサインを出してもエンジンが掛からないまま不発に終わってしまいました。走り切っていなかったので、疲れは全く見られず、元気一杯です。1週前にもやってありますが、今週はウッドコースの併せ馬で先着。騎乗者は好感触を口にしていましたからね。小回りの中山・2000mで結果を出しているので、阪神の内回り・2000mもこなせると思います。1度使った上積みが見込めるし、乗り方一つでは好レースになっても……と思っています」(戸田調教師)。 ◎3か月振りの金鯱賞(稍重)は仕上がりこそ良かったが、前半の行きっぷりが一息で後方からの競馬。スローから上りの競馬となったにしても直線は全く伸びず。スワーヴリチャードから1.3秒差の8着(9頭立て)。叩いた上積みを見込んでどこまで差を詰められるかだろう。

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