2018年12月28日(金)

11R

2018年12月28日(金) | 5回中山9日 | 15:30発走

第35回ホープフルステークス(GI)

芝・右 2000m | 天気:晴 | 馬場:良 | サラ系2歳 | オープン (国際) 牡・牝 (指定) 馬齢 | 本賞金:7000、2800、1800、1100、700万円 | レコードが出たレース

「前走は調教をビシッとやっていませんでしたが、あの結果を見ると実戦でいいタイプのようですね。今日は指示通りの追い切りができたし、道中の我慢も利いていましたから。これならまあまあいいんじゃないかなと思います。前走は多少行きたがる面はありましたが、前にカベを作れば大丈夫と言っていますから問題はないでしょう。前走で速い時計にも対応ができたことは収穫だったと思います。中山に替わる点も問題ないと思うので、GIの今回も期待したいですね」(高木調教師)。 ◎約2か月半振りの東京スポーツ杯2歳Sは12キロ増とやや余裕のある造り。発馬は一息だったが、すぐに中団まで追い上げる。やや行きたがったが、宥めつつ追走し、直線は最内を突く。中々前が開かなかったが、狭いところを突いてアガラス、ヴァンドギャルド、ヴェロックスと4頭の叩き合いを制して重賞2連勝。更に上積みが見込める今回も要注意。
「前走は除外明けのレースで、実質的に休み明けの形になりました。それでも乗り込みは十分でしたからね。馬体は増えていましたが、それは殆どが成長分と見ていいでしょう。勝負所での反応は今イチでしたが、折り合いはスムーズだったし、最後は良く差を詰めてくれましたからね。力は示せたと思います。1週前にCWで内に入れる形の併せ馬をしましたが、仕掛けてからの反応が良かったし、迫力のある伸びをしてくれました。今日は輸送もあるので馬ナリでしたが、いい動きをしてくれました。1度叩いた上積みが見込めるし、レースセンスが良くて能力も高い馬。今後のためにもここで好結果を出して欲しいと思っています」(白倉調教助手)。 ◎萩Sを放馬で競走除外になり、実質5か月振りの実戦になった京都2歳Sは18キロ増とやや立派に映ったが、中団を手応え良く追走。ところが勝負所の反応は今イチでどうかと思われたが、直線外目に持ち出すと再び盛り返してクラージュゲリエから半馬身差の2着。1度使った上積みは大きく、能力も確か。GIのここでも上位争いできそう。
「前走はペースが速いかなと思いましたが、直線で後続を突き放したように強い勝ち方をしてくれました。追い切りの動きはマズマズだったとはいえ、あの結果を見ると実戦でいいタイプのようです。変則的な中1週でキツイ感じのローテーションになるし、キャリアも1戦ですが、今日の追い切りの動きが良かったし、気合も入ってきましたからね。比較的行く馬が少ない組み合わせになりそうなこともいいのでは…。GIで相手は揃いますが、頑張って欲しいですね」(河内調教師)。 ◎デビュー戦(阪神・芝2000メートル)は押し出される格好でハナを切る。道中は他馬に絡まれることなく、スローペースに落としてマイペースの逃げ。結局、そのまま押し切って2着のマジェスティに5馬身差を付けて快勝。今回は変則連闘の形になるし、昇級初戦+GI。即上位争いとなるとどうかも、勝ち時計は中々。完全無視は危険かもしれない。
「前走はレース間隔が詰まっていることを考慮して坂路主体の調整でしたが、思った以上に体が増えていました。それでも勝ってくれましたからね。2週前、先週とCWで長目からシッカリ追ってあるので、今日は馬ナリでしたが動きは良かったと思います。まだ幼い面は残っていますが、走るフォームがいい馬。今回は体も絞れると思うし、実戦も3走目。最後まで集中して走れるようならGIでもそれなりにやれるのでは…と思っています」(北出調教師)。 ◎デビュー2戦目の未勝利(京都・芝2000メートル)は512キロとやや余裕のある体付き。好位に付けて運び、直線は多少ヨレる場面もあったが、2着のアドマイヤコーストに2馬身半差を付けて完勝。使って良くなる余地を残しているが、GIでいきなり上位争いまでとなると疑問は避けられず、自己条件に使ってきた時に注目したい一頭。
「前走後はリフレッシュと状態の確認を兼ねて、ノーザンファームしがらきに放牧に出しました。体調に問題がないということで、帰厩後はここを目標に調整をしてきました。前走が余力を持って勝てたことでダメージは全くありませんでしたからね。1週前にジョッキーに乗って貰い、CWで長目からやりましたが、好感触を掴んだようです。先週負荷をかけてあるので、今週は坂路で単走追い。ラスト重点でしたが、全体時計・ラストの伸びともに凄く良かったと思います。体幹がシッカリしていて、精神面でも大人びた感じがあり、2歳馬とは思えないような走りをします。コーナーが4回の中山になりますが、息が入る分競馬をし易いと思います。GIで相手は揃いますが、ここもクリアできるのでは…と見ています」(辻野調教助手)。 ◎約4か月振りの萩S(京都・OP・芝1800メートル)は仕上がり良好。行きたがるのを抑えて中団のインに付けての競馬。直線に入ると軽く仕掛けられただけで、逃げたアカネサスを難なく交わして先頭。後はほぼ持ったままで2着のジャミールフエルテに1馬身4分3差を付けて完勝。兄にエピファネイアを持つ良血馬。相当な器であることは確かだ。
「前走後は在厩して調整。まだ全体的に緩さがあり、良くなるのはもう少し先になると思いますが、距離の延長と中山コースに替わる点はこの馬にとってプラスに出ると思います。今回はGIで相手は更に強くなりますが、ここでどんな競馬をしてくれるかを見てみたいと思っています」(浅野調教師)。 ◎東京スポーツ杯2歳Sは逃げたトーラスジェミニの2番手を追走していたが、勝負所では5番手に下げる。直線に入るとジリジリと後退して、勝ったニシノデイジーから0.9秒差の10着。キャリアは豊富だが、アイビーSがブービーとOP&重賞では荷が重い印象。ここは見送りが妥当だろう。
「前走は出遅れたのに出して行ったことで折り合いを欠くことに。おまけに、早目に動いたことで最後は伸び切れませんでした。1週前にジョッキーの騎乗でCWでやってあるので、今日は坂路でラスト重点でしたが、動きは良かったと思います。今回はGIで相手は強くなりますが、2走前に勝った芙蓉Sと同じ舞台。元々がここを目標にしていましたからね。適度にペースが流れるようなら…と思っています」(音無調教師)。 ◎2か月振りの京都2歳Sは発馬が一息だったが、押して中団の前に付ける。4角では先団に取り付くという積極的な競馬をしたが、スローペースから瞬発力勝負の形になったため、伸び負けた格好でクラージュゲリエから0.9秒差の4着。当該舞台は芙蓉Sを勝っており、コース替わりはプラス。道中の折り合い面と消耗戦の形になるようなら出番があっても。
「前走の紫菊賞は出負けした上、外々を回るロスの多い競馬で差し切ったように強い競馬でしたね。その後はここを目標に放牧に出して成長を促すことにしました。その効果でいい筋肉が付いたし、馬体に実が入ったのか、一回り大きくなって帰厩しました。ここまで長目を何本も追い切ってきたし、古馬と併せて先着と動きも申し分ありません。もう息の方はできているので、直前は調整程度ですがこれで十分でしょう。本格化はまだ先になると思いますが、来年に繋がるレースを期待しています」(須貝調教師)。 ◎約3か月振りの紫菊賞(京都・500万下・芝2000メートル)はダッシュが付かず前半は後方からの競馬。勝負所から一気に3番手に上がり、4角では2着のロジャーバローズの外に並び、直線は手応え以上の伸びを見せて勝利。『ゲートを出なかったり、イレ込む面はあるけどレースは乗り易い』とルメール騎手。息の長い末脚は魅力十分で軽視は危険。
「元々が間隔を開けた方がいいタイプなので、放牧を挟んでここを目標に調整してきました。1週前に長目からやってあるので、今日は馬ナリでしたが、息遣いはいいし、走れる態勢に仕上がったと思います。前走は発馬で後手を踏みましたが、センスのいい馬なので問題はありません。今回は初の右回りになりますが、その点も問題ないと思います。相手は強くなりますが、前走の勝ち方が強かったですからね。どこまでやれるか楽しみはありますね」(大和田調教師)。 ◎デビュー2戦目の未勝利(東京・芝2000メートル・稍重)は出負けをして後方から。スローペースから上りの競馬になったが、最速の末脚(33秒6)で早目に抜け出していたシャドウディーヴァをアタマ差交わして勝利。走破時計の2分0秒9は悪くなく、いい決め脚も持っている。初の右回りを克服できれば侮れない一頭になるかも。
「前走から間隔が詰まっているので、追い切りは併せ馬でサラッと。馬ナリでしたが疲れは見られないし、動きも悪くありません。ここまでマイルを中心に使ってきましたが、瞬発力勝負になってしまうと厳しいですからね。今回はプラスに出るかどうか分かりませんが、距離を延ばして渋太さを発揮できるようなら…と思っています」(田村調教師)。 ◎ひいらぎ賞(中山・500万下・芝1600メートル)は中団から。比較的ハイペースになったこともあり、最後はジリジリと差を詰めてダノンキングリーから1.1秒差の6着。今回は初の2000メートルになる点とGIでメンバーが強化されることから、ここまでの戦績を見る限り上位争いまではやや疑問といった感じ。
「前走後は短期放牧に出しましたが、帰厩後は入念に乗り込んできましたからね。19日にCWで長目から併せ馬をしましたが、リズム良く走れていたし、最後の伸びも良かったですね。ここまで十分に負荷をかけてあるので、今日は坂路で単走。ラスト重点でしたが、テンションが上がっておらず、落ち着きがある点は何よりの収穫でした。関東圏への輸送も2度目で慣れが見込めるし、馬場も問いませんからね。まだトモに緩さがありながら、あれだけの瞬発力を発揮できるのだから能力の高い馬だと思います。 今回はGIになりますが、ヒケを取らないレースができると思います」(田代調教助手)。 ◎東京スポーツ杯2歳Sは中団の後ろから。直線に入ると早目に抜け出して一旦は先頭に立ったが、そこで脚を使った分、最後は甘くなってニシノデイジーからハナ+アタマ差の3着と、昇級初戦+重賞としては上々の内容。7着だったクリノガウディーが朝日杯FS2着を考えれば、ここも目の離せない一頭といえる。距離延長も問題なさそうで要注目。
「前走は歯替わりの影響もあって飼い食いが落ちてしまい、体重が400キロソコソコまで落ちてしまいました。そこから調教をやりつつ体を増やすことに専念。漸く420キロ台まで回復しての出走になりました。それなりの時計も出ていましたから、前走位走れても不思議ではありません。今日はラストを伸ばすように指示しましたが、動きは良かったと思います。状態は維持できているし、レースセンスが良くてコントロールも利く馬ですからね。時計ももっと詰められると思うので、どこまでやれるか楽しみにしています」(松田国英調教師)。 ◎デビュー戦(中京・芝2000メートル)は424キロと小柄な馬でも仕上がりは上々。中団の後ろに付け、直線は外目に。残り1ハロンからエンジンが掛かり、レッドクーゲルの追撃を半馬身押えてデビュー戦を飾る。ほぼ仕上がっていただけに大幅な変わり身となると疑問。キャリアも1戦、勝ち時計も平凡でここは見送りが妥当か。
「前走は初めて関西への輸送競馬、初コースと条件面は厳しかった中、折り合いが付いていたし、ラストもシッカリ伸びてくれました。その後は短期放牧を挟みましたが、帰厩後は順調に調整ができています。今日は動く馬を相手に併せ馬をしましたが、追いかけて先着。仕掛けてからの反応も速かったですね。息遣いもできているし、GIに向けて悔いのない仕上げで臨めると思います。中山コースは経験済みだし、距離もOK。競馬センスのいい馬なので、この馬の持ち味を生かし切ればここでも…と思っています」(田中博康調教師)。 ◎黄菊賞(京都・500万下・芝2000メートル)は逃げたオールイズウェルの2番手。4角でこれを交わして先頭に立つと、2着のオールウィズウェルに2馬身半差を付けて快勝。OPはアイビーSでクロノジェネシスの2着があり、ここでもヒケを取らないものは持っている。中山で未勝利勝ちしており、コース替わりはOK。前々で渋太さを生かせるようなら。

スポナビDo

イベント・大会一覧

結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。
スポーツナビの競馬コンテンツのページ上に掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、ヤフー株式会社および情報提供者は一切の責任を負いかねます。