2018年9月30日(日)

11R

2018年9月30日(日) | 4回中山9日 | 15:40発走

第52回スプリンターズステークス(GI)

芝・右・外 1200m | 天気:雨 | 馬場:稍重 | サラ系3歳以上 | オープン (国際)(指定) 定量 | 本賞金:11000、4400、2800、1700、1100万円 | レコードが出たレース

「前走は道悪でもよく頑張ってくれたと思います。最近は輸送をしても馬体が減らなくなっている様に、ここにきて大分馬体がシッカリしてきました。1週前にある程度やってあるし、今日は馬場が悪かったのでラストを強め程度でしたが、動きは良かったと思います。今回はGIで相手が揃っているし、勝ち負けとなると厳しいかもしれませんが、近走は崩れずに走っていますから。良馬場を条件に内目の枠を引いてスンナリ前に行ける様なら見せ場は作れると思います」(中山調教助手)。 ◎セントウルS(阪神・重)は2キロ増と上出来。仕掛けて先行策を取る。直線は一旦、先頭に立つシーンも見られたが、馬場が応えたか最後の一押しを欠いてファインニードルから0.4秒差の5着。毎回差のないところまで来ているが、もうワンパンチが欲しい感。馬体をキープできていて、良馬場で競馬ができれば見せ場は作れていい馬。
「前走は『雨の残った馬場で走りにくそうな面があった』とジョッキーがいっていました。それが敗因だったと思います。北海道から帰厩後は少し楽をさせましたが、完全に緩ませない様に調整。1週前にシッカリ坂路で追い切ってありますが、今日もビシッとやりました。2走前に2着した当時に近いデキにあると思います。今回はGIで相手は揃いますが、持ち時計はありますからね。馬場状態が気になりますが、展開がハマる様ならいい脚を使ってくれますから」(昆調教師)。 ◎キーンランドC(札幌・稍重)は痛恨の出負け。後方からの競馬になり、直線で僅かに差を詰めた程度の平凡な内容で、ナックビーナスから2秒差の14着。発馬を決めて好位辺りで競馬ができれば食い込む余地はありそうだが、今回はGIで相手も強化。中山は初コースということもあり、大穴の域は出ない。
「1週前にウッドで長目から併せ馬をして追走先着。全体時計は遅くても十分負荷をかけられたと思います。既に体の方はできているので、今日はラスト重点でしたが、思った以上に全体時計も速かったですね。今は昨年3着した時よりもこの馬本来の気性の強さが出てきているし、ここも小細工なしの競馬でいい結果を出せれば…という気持ちで臨むつもりです」(斎藤誠調教師)。 ◎朱鷺S(新潟・芝1400メートル・稍重)は発馬を決めてハナに。向正面で後続を引き離し、3角では更に差を広げる。4角でもまだ2番手との差はかなり。リードを保ったまま直線に入り、2着のショウナンライズに1馬身4分の1差を付けて勝利。昨年同じローテーで臨んだこのレースが3着。今年も自分のレースができれば侮れない1頭になるかも。
「前走のCBC賞は直線で行き場を失くす不利。その時に左後肢のトモを痛めてしまいました。その後は放牧に出して8月末に帰厩し、ここまでは順調に乗り込んできましたが、トモを痛めて中間に使えなかったこととケアをしながらの調整という点は誤算でした。このレースは新潟で施行された時に勝っていますが、その時はセントウルSを叩いての参戦。今回はブッツケになるし、今日の動きは悪くなかったとはいえ、本調子には今一息かもしれません」(高木調教師)。 ◎CBC賞(58キロ)はシンガリからの競馬。直線はバテた馬を交わした程度といった内容で、アレスバローズから0.6秒差の12着。まだ衰えはないといっても10歳馬。ダートならまだしも、時計勝負の芝では厳しいかもしれない。
「1週前にシッカリやってあるので、今日はラストを伸ばす程度。仕上がりはいいし、いい状態をキープできています。元々能力の高い馬ですが、落ち着きが出たことで能力を出し切れる様になったのが好走の理由だと思います。中山も準OPの時に勝っているので問題ないと思います。今回はGIで相手は強くなりますが、今の充実振りなら差のないレースができると思います」(角田調教師)。 ◎CBC賞を勝って臨んだ北九州記念(56キロ)は中団の内。包まれ気味で動くに動けなかったことで脚が溜まった感。直線も最内を突いて鋭く伸び、ダイメイプリンセスに1馬身半差を付けて快勝。これで重賞2連勝といよいよ本格化。今回はGIで相手は強くなるが、当該舞台で準OP勝ちがある様にコース替わりはOK。今回が試金石の一戦といえそうだ。
「ここまで使い込んできているので、今回は坂路とコースを併用する調教パターンを、今回は坂路だけで調整してきました。馬場が悪かったこともあって時計は地味でしたが、動き自体は良かったと思います。馬体の張りも悪くないし、状態はキープできています。GIのメンバーとなると最後の切れも違うと思いますが、ここでどんな走りを見せてくれるのか…という楽しみはありますね」(森田調教師)。 ◎北九州記念(55キロ)は中団の少し前から。勝負所から徐々に進出を開始し、前との差を詰めにかかる。直線も渋太く脚を使って伸びてきたが、最内から来たアレスバローズに伸び負けた格好で1馬身半差の2着。中山は勝ち鞍がありOKだが、今回は相手も揃った感。今の好調さと勢いでどこまでやれるか…。
「前走は初の1200メートルでしたが、うまく流れに乗れたと思います。上位とは差がありましたが、内容は良かったと思います。その後は美浦に帰厩しての調整。1週前に集中力を増すためにブリンカーを着けてシッカリやったことで、今日の動きには素軽さがありました。距離を短縮してきたことで、この馬本来の適性が出てきたのでは…と思います。能力の高い馬だし、この距離も2戦目。GIでも楽しみにしています」(森調教助手)。 ◎約3か月振り&初の1200メートル戦となったキーンランドC(札幌・稍重)は仕上がり良好。無理なく好位の後ろに付け、4角では射程圏内の位置にまで進出してきたが、大柄な馬で跳びが大きいため、小回りのこの距離は辛そうな感。それでも勝ったナックビーナスから0.7秒差の4着と善戦。良績ある中山、距離2走目で前進が期待できそうだ。
「前走は遠征帰りだったし、次の目標を控えての一戦ということで、目一杯の仕上げはありませんでした。半信半疑といった気持ちでしたが、危なげのない勝ち方で勝ってくれました。その後は疲れを取ってから乗り出しを開始。ここまでは順調に調整ができています。1週前の坂路でジョッキーに感触を確かめてもらい、今日の追い切りも悪くなかったと思います。馬体の方も戻っているし、ここまで力を付けてきた今なら馬場も関係ないと思います。何とか大きなタイトルを取らせてあげたい…、そう思っています」(高橋義忠調教師)。 ◎4か月半振りのセントウルS(阪神・重)はマズマズの仕上がり。(58キロを背負っていたが)中団の外目に付け、内の馬を見つつの競馬。直線は残り1ハロンから仕掛けると一気に伸びて粘るラブカンプーを1馬身半交わして勝利。昨年は12着だったが、高松宮記念を制した様にパワーアップした今なら話は別。今年は最有力候補の1頭といえるだろう。
「前走は小柄な馬で道悪と直線の坂がどうかと思っていましたが、よく頑張ってくれました。ここまでコンスタントに使ってきて、多少硬さが出てきた様なので、以後は様子を見ながらケアをしてきました。1週前の追い切りは多少行きたがる面を見せて時計を出したので、今日は時計こそ遅かったですが、レース間隔が詰まっているのでこれで十分だと思います。今回はGIで相手が揃っていますが、ここでどんな走りをしてくれるのか…楽しみにしています」(森田調教師)。 ◎セントウルS(阪神・重)は発馬を決めてハナを主張。前半3ハロンを33秒3のハイペースでネロと2頭で後続を引き離す。直線でネロを振り切り、そのまま押し切るかに見えたが、外から来たファインニードルに難なく交わされて1馬身半差の2着。それでも2着を死守した様に、粘り強さは評価できる。中山は初でもマイペースの逃げを打てる様なら一発。
「前走は日程的なモノと輸送などもあって火曜日に追い切りましたが、レースまでの日数があったために馬が気の抜けた感じになっていました。恐らくそのことが敗因だと思います。帰厩後はここを目標に調整。1週前にジョッキーの騎乗でCWでビシッと追い切りましたが、行く気を見せていたし、いい追い切りができたと思います。今日も行きたがる面を見せていましたが、これはいい兆候だと思います。GI(昨年のスプリンターズS&今年の高松宮記念)の2走が際どいレースをしてくれたし、ローテーションも理想的なので、自信を持って参戦できます」(梅田調教師)。 ◎3か月半振りキーンランドC(札幌・稍重)はテンに行けず、中団の後ろ。直線、仕掛けられてからの反応も今イチで、ナックビーナスから0.8秒差の5着同着。マイルを使った後の1200メートルでペースに戸惑ったのかも。一昨年が9着、昨年2着のこのレース。叩き2戦目の変わり身次第ではチャンスもありそう。
「前走はチークピーシーズの効果もありましたが、主導権を握り、自分のペースで競馬ができたことが大きかったですね。1週前に前走同様、チークピーシーズを付けて追い切りましたが、最後まで集中して走れていました。今日はジョッキーの騎乗で最後を伸ばす追い切りでしたが、いい動きでした。暑さに弱い馬ですが、今年の北海道は涼しかったことで、状態面は昨年よりいい位です。昨年は11着でしたが、直線の坂に戸惑った感じでした。スムーズに先行できて、そこをクリアしてくれる様なら…と思っています」(上原調教師)。 ◎函館SSは1枠1番ということもあって、ハナを主張。比較的早いラップを刻み、前半3ハロン通過が33秒1。それでも直線は粘りに粘り、ヒルノデイバローの急追をハナ差凌いで勝利。昨年の高松宮記念の勝ち馬だが、昨年のこのレースはレッドファルクスの11着。一頃の不振を脱した感が見られたレース振りから、軽くは扱えないかも。
「1週前に3頭併せでビシッと負荷をかけてあるので今日は上り重点でしたが、最後まで気を抜かずに集中して走れていました。春当時より体のボリュームが増してきた感があるし、ここにきて完成の域に入ってきたという感じを受けますね。自在性があるので控えても問題はないし、多少無理をして行っても押し切ってくれそうな感じもあります。ベストは内枠ですが、前走に引き続きモレイラ騎手が騎乗してくれるのは心強いし、ここも楽しみにしています」(杉浦調教師)。 ◎2か月振りのキーンランドC(札幌・稍重)はスッと先手を奪い、速いラップを踏んでの逃げ。後続に絡まれること無く、マイペースで行けたこともあって2着のダノンスマッシュに2馬身半差を付けて待望の重賞初制覇。中山はOKでGIも今春の高松宮記念3着があり問題ナシ。再度鞍上にJ・モレイラ騎手を迎えてGI制覇に挑む。
「1週前に坂路で一杯に追い切りましたが、動きは悪くありませんでしたね。今日はラスト重点の追い切りでしたが、最後1ハロンの時計を要したのは馬場が悪かったので問題ないと思います。動き自体は良かったですから。近走はもう一つですが、3走前にはいい競馬をしていますからね。状態自体は決して悪くないし、気持ち一つで走れても…と思っています。GIで相手は強くなりますが、この馬向きの展開になってくれる様なら…」(西浦調教師)。 ◎キーンランドC(札幌・稍重)は例によって後方から。ただ前が止まらない流れになったため、伸びてはいるが差は詰まらず。ナックビーナスから1.4秒差の11着。中山に実績がなく、重賞では苦戦続きの現況から様子見が妥当かも。
「今日は雨で馬場が軟らかくて時計は速くなかったかもしれませんが、動き自体は良かったと思います。馬場が渋るのは苦にしませんから。チェアマンズスプリントプライズで先着されたファインニードルはどうなのか…ですが、天候次第ではチャンスがあっても…と思っています」(プレブル騎手)。 ◎2017年の香港・GIのチェアマンズスプリントプライズで後に香港スプリントを制したミスタースタニングを破った当時は、エアロヴェロシティに先着と勢いはあったが、その年の秋以降は7戦して2、3着(前走)が1回のみ。今年は来日前の3着が最高と、ピークを過ぎた感がある。走破時計は1分8秒2が最高と高速決着になった時に不安を残す。
「前走後は放牧を挟み、帰厩後はここを目標に調整してきました。1週前にも単走である程度やってあるので、今日は馬ナリでしたが、動きはマズマズ良かったと思います。前走は初の1200メートルで少し忙しかったこともありますが、ペースもこの馬には向かなかったと思います。距離が2度目の今回はペースにも慣れると思うし、もう少しやれていいと思っています」(藤沢和雄調教師)。 ◎京王杯SCをレコード勝ちし、3か月半振りのレースとなったキーンランドC(札幌・稍重)は初の1200メートルに加え、出が一息ということもあってシンガリからの競馬。直線も思った程の脚を使えず、ナックビーナスから1秒差の9着。中山は1800メートルに勝ち鞍。コースは問題ないが、この距離2戦目でどこまで変われるかが課題。
「前2走が共にダッシュが付かなかったので、中間はメンコを外し、2週前の追い切りはゲートから出して実戦並みの追い切りをしました。1週前にウッドで併せ馬をやりましたが、元々がWコースは動く馬ではないし、馬場も重かったので遅れは心配ありません。今日はラスト重点でしたが、ジョッキーはいい感触を得た様子。馬は元気一杯なので、このレース3連覇に向けて頑張って欲しいですね」(尾関調教師)。 ◎2か月振りの安田記念は例によって後方から。4角で仕掛けたが、反応は今イチ。直線の伸びもジリジリといった感じで、勝ったモズアスコットから0.8秒差の9着。今年7歳。まだ衰えは見られないとはいえ、GIではもう一押しが利かなくなったのでは…といった感は否めないかも。ここも勝ち負けまでとなると疑問符が付きそう。

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