2017年12月10日(日)

11R

2017年12月10日(日) | 5回阪神4日 | 15:40発走

第69回阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)

芝・右・外 1600m | 天気:晴 | 馬場:良 | サラ系2歳 | オープン (国際) 牝 (指定) 馬齢 | 本賞金:6500、2600、1600、980、650万円 | レコードが出たレース

「1週前に長めからシッカリ負荷をかけてあるので、今週は予定通りラスト重点。前走後も変わらずいい状態をキープしています。ここにきて付くべき所にいい筋肉が付いてきたように成長も見られます。今まではスタートが速いのでハナに行っていますが、自分のリズムで走れるようならハナにこだわらなくても大丈夫だと思います」(田所調教師)。 ◎アルテミスSはハナを奪い、平均ペースに持ち込んでの逃げ。多少行きたがる面はあるものの、最後まで粘り強さを発揮してラッキーライラックの4分の3馬身差2着。当該舞台で未勝利を勝っており、舞台替わりはOK。ここも自分の形で競馬ができれば残り目は十分有り得るだろう。
「前走後は一旦短期放牧を挟んでここを目標に調整してきました。小柄な馬で馬体の維持が難しい馬ですが、そういった面も徐々に解消してきたので、シッカリ調教を積むことができるようになってきました。1週前に長めからやってあるし、今週は手応えこそ劣りましたが、時計的には動いていますからね。前走のレース振りから阪神の外回りは合うと思います」(高野調教師)。 ◎アルテミスSは8キロ増だが、小柄な馬だけにいい傾向。スッと先行し、逃げたサヤカチャンの2、3番手から。小柄な割に跳びが大きく、スピードが乗るまでに時間を要するタイプ。最後は内目に進路を突いて伸びてはきたが、粘るサヤカチャンを捉えられず、ラッキーライラックの0.3秒差3着。瞬発力勝負では今一つだが持久力勝負なら出番アリ。
「初めて乗った追い切りの動きが実にシャープだったし、背中の感触も良くて能力を感じる馬です。GIで相手は揃いますが、出走できるようなら楽しみはありますね」(小牧騎手)。 ◎2戦目の未勝利(京都・芝1400m)はスタートこそ一息だったが、ダッシュを利かせて好位に付ける。直線は最内を突いて逃げ粘るエイシンウェルズを0.2秒差交わして勝利。余裕のある勝ち方から、まだ上を目指せる馬。牝馬同士の一戦なら見せ場くらいは作れそうだが……。
「前2戦は勝ち時計こそ平凡ですが、折り合いが付いていたし、馬群に入っても怯まずに走っているように、中身の濃い内容での勝利ですからね。前走から中2週と間隔が詰まっているので、今日は馬ナリ。上りを要しましたが全体時計は良かったので問題ありません。姉のアユサンより小振りですが、センス・完成度という点では上。いい勝負根性をしているし、あとは他馬との力関係がどうかだけでしょうね」(手塚調教師)。 ◎デビュー2戦目の赤松賞(東京・牝馬・500万下・芝1600m)は出たなりで後方から。3コーナーで他馬と接触する不利はあったが、怯むことはなかった。直線は内めに進路を替えて後続の追撃を退け、2着のミュージアムヒルにクビ差勝利。新馬・特別と2連勝。時計は平凡でも勝負根性はなかなか。初の右回りがどうかだが、混戦になれば怖い存在かも。
「1週前に坂路で負荷をかけてありますが、今週は実戦を想定してジョッキーに乗ってもらって併せ馬をしました。動きは良かったと思うし、癖も掴んでくれたと思います。距離は問題ありませんが、今回はGIで相手は強くなりますからね。自分のレースをしてどこまでやれるかを見てみたいですね」(高橋義忠調教師)。 ◎きんもくせい特別(福島・500万下・芝1800m)は注文通りハナを切ってスローペースに持ち込む。最後は2番手を追走していたレーツェルと首の上げ下げの勝負になり、ハナ差負けの2着。それでも3着馬には3馬身差。距離短縮は問題なく、要は自分の競馬ができるかどうかだろう。
「前走で関西圏への輸送をクリアできたし、正攻法のいい勝ち方ができましたからね。収穫が大きかった一戦だったと思います。その後は短期放牧を挟んでここを目標に調整。先々週、先週と長めからやってあるので今週はラスト重点ですが、馬場が悪いなかをシッカリ走れていたし、息の入りもいいですからね。仕上がりに問題はありません。レースが上手な馬なのでマイルにも対応できると思うし、馬が着実に成長しているので楽しみにしています」(斎藤誠調教師)。 ◎りんどう賞(京都・牝馬・芝1400m)は離し逃げを打ったラヴバインドの3番手を折り合って追走。直線も手応え通りの伸びを見せ、2着のアリアに半馬身差を付けて2連勝。追われてからシッカリ脚を使うタイプ。関西への輸送もクリアしており、ここでも軽くは扱えない1頭。
「東京の新馬戦を勝った後、前走の特別を勝って中1週と間隔は詰まっていますが、ダメージは少なかったので問題ありません。追い切りはそれ程やるつもりはありませんでしたが、楽な感じでいい動きをしてくれました。キャリアは2戦と少なく、一線級との対戦をしたことがないので比較は難しいですが、馬格があって能力を秘めていることは確か。追って味がある馬で阪神の外回りも合うと思うし、GIでペースが速くなれば折り合いもOK。将来性を見込んでいる馬なので、今後に向けて好レースを……と思っています」(藤岡調教師)。 ◎新馬を勝って臨んだ白菊賞(牝馬・500万下)はスタートを決めて先行3番手に付けての競馬。直線は最内に進路を取り、早々と先頭に立ってスカーレットカラーの追撃を1馬身差抑えて2連勝。大柄な馬でまだ良化の余地を残していることから、重賞のここでも十分やれてもいいだろう。
「前走はあれだけ掛かりながら、それほど負けていませんからね。ここまでは順調に調整ができたし、今週の動きも上々。デビュー戦の時のように出して行かず、馬任せのレースをした方がいいタイプ。緒戦で見せたように素晴らしい瞬発力を持っているし、GIでも牝馬同士なら……と思っています」(加藤征弘調教師)。 ◎1番人気に推されたアルテミスSは出負けをして後方から。キャリア2戦目ということで、ペースの緩急に対応できなかったのか、最後の伸びを欠いてラッキーライラックの0.5秒差6着。『まだこれからの馬』とルメール騎手の談話+今回は初の長距離輸送とメンバー強化ということを考えると過信はできないかも。
「前走はスタートで後手を踏んだ上に掛かり気味とチグハグな競馬になってしまいましたが、最後は差を詰めていましたからね。その後は短期放牧を挟んでここを目標に調整してきました。1週前に長めからやってあるし、仕上がり早の馬なので今週は馬ナリですが、これで十分です。今回はGIで距離もマイル。この条件でどれだけやれるかでしょうね」(杉山調教師)。 ◎2か月振りのファンタジーSは4キロ増も好仕上がり。スタート一息で後方からの競馬。スローペースもあったが、最後もそれほど脚を使えずにベルーガの0.7秒差9着。九州産馬で一般馬のオープンが相手ではやはり厳しかったようだ。今回もどこまでやれるかだろう。
「前走から中1週と間隔が詰まっているので追い切りはサラッとですが、これで十分です。今回はGIで相手が揃うし、あまり速い時計の決着になると厳しいですね。少しでも時計を要する馬場になってくれれば……と思っています」 ◎叩き2戦目の白菊賞(京都・牝馬・500万下)は逃げたアリアの2番手を追走。スローペースから瞬発力勝負の格好になり、最後は伸び負けてリリーノーブルの0.7秒差6着。重賞では荷が重い感は否めず、GIのここでは苦戦は覚悟か。
「前走後は放牧を挟んでここを目標に調整してきました。帰厩後も飼い食いがいいし、ここまでは順調そのものです。1週前の動きも良かったですが、今週の追い切りも我慢が利いて、追い出してからの反応も上々。動きも良かったですからね。ここにきて大分気合が乗ってきたので、当日に落ち着いて臨めればいいと思います。大柄な割に器用さがあるし、距離も問題ないのここも楽しみにしています」(松永幹夫調教師)。 ◎2か月振りのアルテミスSは6キロ増も仕上がり良好。ゲートを決めて好位の外めを手応え十分に追走。直線は外目に出して粘るサヤカチャンをアッサリ交わして新馬、重賞と2連勝。2戦ともに左回りで右回りは初めてだが、その点は普段の調教を考えれば問題ないハズ。馬格があり、競馬のセンスも上々。ここも有力候補。
「前走後はリフレッシュ放牧を挟みましたが、帰厩後は順調に乗り込んできました。先週ジョッキーに乗ってもらいシッカリ負荷をかけてあるので、今週は感触を確かめる程度でしたが、いい動きでしたね。デビュー戦のレース内容から、広くて直線が長い阪神の外回りは合っていると思います。ゲートの出も違ってくると思うし、1勝馬でもポテンシャルの高い馬ですからね。楽しみです」(池添学調教師)。 ◎デビュー戦(京都・牝馬・芝1600m)はスタートが一息。慌てずに馬群に取り付いたが、4角から仕掛けて行くが反応は一息。それでも最後の1ハロからの伸びは鋭く、逃げ粘っていたコルトキルシェをゴール寸前クビ差交わして勝利。母がブエナビスタという良血馬。まだ若さは目立つが馬格からも大物感を漂わせる馬。キャリア1戦でも要注目。
「順調に使ってきていますが疲れもなく順調です。1週前にある程度やってあるので、今週は馬ナリでサラッと。今は落ち着きがあるし、前走より雰囲気はいいですね。相手は強くなりますが、今回は牝馬同士のレースですからね。それほど差はないのでは……と思っています」(菊沢調教師)。 ◎京王杯2歳Sは出負けをして後方から。終始最内を通って距離を縮めにかかるが、直線は思ったほど弾けずタワーオブロンドンの0.7秒差6着。1400mは少し忙しかった感。距離延長はプラスに出そうだが、相手は強化。上位までとなると疑問符も。
「使いつつ良くなってきています。東京に遠征して中2週なので追い切りは馬ナリですが、体はできているのでこれで十分です。気合いの乗りがいいので、テンションを上げないように調整。相手は揃いますが当日落ち着いて臨めるようなら……」(牧浦調教師)。 ◎赤松賞(東京・牝馬・芝1600m)は行く馬がおらず、押し出される格好でハナに立ったが、掛かり気味。他馬がきたことで控えたが、思った程の伸び脚は見られずマウレアの0.2秒差6着。能力はありそうだが気性面に若さが残っており、精神面の成長が今後の課題といえそう。
「前走から間隔が詰まっているので、中間は馬体キープに重点を置いた調整。追い切りは馬ナリですがこれで十分です。レースに行くと全力を出し切って走る馬ですが、飼い葉食いがいい馬なので元気一杯です。末脚がシッカリしているし、パワーもある馬。折り合って行けるようなら阪神の外回り・マイルでも問題はないと思います」(笹田調教師)。 ◎2戦目の秋明菊賞(京都・500万下・芝1400m・稍重)は出負けして後方から。4角では勝ったシグナライズをマークする位置にいたが、最後は伸び負けの格好で0.4秒差2着。小柄な牝馬だが最後は確実に伸びてくる。今回は距離延長と直線に坂がある阪神が課題になりそう。
「前走は得手とはいえない悪い馬場でしたが、めげずに走り、根性のあるところを見せてくれました。幸いそのダメージもなく、在厩してここまでは順調に調整ができています。1週前にある程度やってあるので今週は馬ナリですが、楽に先着したし動きもダイナミックでした。マイルでも馬の後ろに付ければ折り合いが付くので、立ち回り一つで可能性はあると思います」(武井調教師)。 ◎くるみ賞(東京・500万下・芝1400m・不良)は逃げたセイウンリリシイの3番手。直線はなかなか外に出せなかったが、最後は内に切り替えてジワジワと伸びてココロノイコロをゴール寸前クビ差交わして勝利。馬場が馬場で切れる脚は使えなかったが、パワーは十分。レース後、鞍上が『距離はギリギリ』との談話から1ハロン延長がカギになりそう。
「前走後は在厩して調整。中間は運動とプール調教を主体にした後、徐々にピッチを上げてこのレースを目標に調整してきました。1週前にジョッキーの騎乗でビシッとやってあるので今週はサラッとですが、これで十分です。右回りは苦しくなると外に張る面があるので、左回りの方がいいけど前走で結果を出していますからね。阪神でも問題はないでしょう。現状はスピードを生かすレースが合っていると思うし、マイルはベストの距離。マイペースの競馬でどこまでやれるか楽しみにしています」(佐々木晶三調教師)。 ◎2か月振りのファンタジーSは6キロ減でややテンションは高め。スンナリ先手を奪い、スローペースに持ち込んでの逃げ。直線入り口で一旦は後続を引き離すが、最後にベルーガの強襲に遭い、半馬身差の2着。レース後に『少し左に張るので右回りに課題』(和田騎手)とのコメントは気になるが、阪神はデビュー戦で3着。問題はなさそうだが……。
「前走後は放牧を挟んでここを目標に調整してきました。トモの厚みが増して体重も増えて帰ってきました。1週前にシッカリやってありますが、GIを使う以上、もうワンランク上の追い切りが必要という先生の指示で、今週もある程度やりました。先週に追い切ったことでガス抜きができたのか、今日は折り合いが付いていたし、馬場を考えれば時計的に動いているので遅れは気になりません。フットワークが大きいので広くて直線が長い阪神の外回りは合うハズ。初の長距離輸送や幼い面など不安な点はありますが、次に繋がるレースをして欲しいと思っています」(佐竹調教助手)。 ◎デビュー2戦目の札幌2歳S(GIII)は中団の外。手応え十分に勝負所から進出を開始。直線は外目に出して抜け出していたファストアプローチをゴール寸前、クビ差交わして2連勝。今回は初のマイル戦になるが、外回りなら問題なさそう。輸送も美浦→北海道を経験していることから問題ないハズ。レースセンスが良く、能力も◎。有力候補。
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