2017年10月29日(日)

11R

2017年10月29日(日) | 4回東京9日 | 15:40発走

第156回天皇賞(秋)(GI)

芝・左 2000m | 天気:雨 | 馬場:不良 | サラ系3歳以上 | オープン (国際)(指定) 定量 | 本賞金:15000、6000、3800、2300、1500万円 | レコードが出たレース

「ここまでは在厩して調整をしてきました。1週前に悪い馬場でもシッカリ負荷をかけることができたので、今週はラスト重点でしたが、時計も含めて全て予定通りの追い切りができました。ここにきて心身ともに成長しているし、強い馬とも戦ってきていますからね。元々が使いつつ良くなるタイプ。大阪杯のようなことはないと思います」(金成調教師)。 ◎叩き2戦目の札幌記念は折り合いを付けて中団を追走。4角で大外の持ち出し、直線も豪快に伸びてナリタハリケーンの追撃をクビ差退けて勝利。良馬場ならこのくらいは走れて当然といえるが、有力所が久々の競馬で不発に終わったことも一因か。一線級が相手の今回が正念場の一戦といえるかもしれない。
「前走後は例によって放牧に出しましたが、いつもの放牧明けよりトモの状態が良くなって帰厩しました。2週前、先週あたりはまだ少し重い感じはありましたが、ここまでキッチリ調教をやれたことでいい状態で出走できそうです。それに年を重ねるにつれて気持ちと体が噛み合ってきましたからね。何故かこの舞台で結果が出ていませんが、状態や展開などの条件が伴わなかったのだと思います。2000mは守備範囲だし、前向きな気性でスタミナがあり道悪も苦にしませんからね。今年は好結果を期待したいですね」(森調教助手)。 ◎3か月振りの宝塚記念(稍重)は10キロ増も戻ったもの。出たなりで中団を追走し、向正面で一旦ポジションを上げる。勝負所では逆に下げるが、4角手前から再びジワッと進出。直線は大外に持ち出して最速の末脚でゴールドアクター以下に差し切り勝ち。当該レースは一昨年が17着、昨年は14着と不振だが、コース云々は関係なく軽視は危険。
「前走後に予定していた札幌記念は爪に不安が出たために回避して放牧に出しました。帰厩後は順調に調整ができています。1週前の追い切りで気を抜く面が見られたので、今週は併せ馬で。最後まで集中して走っていたし、休み明けでも力を出せる仕上がりです。今は爪の方も安定しているし、コーナーが4つあるコースの方が息を入れやすいですが、この舞台は未勝利と500万の特別ですが2勝していますからね。大分コントロールしやすくなったように、ここにきて気持ちと体が噛み合うようになってきたことも好材料。後はこの馬のリズムで走らせることができれば楽しみです」(森調教助手)。 ◎中山記念を勝って臨んだクイーンエリザベスII世C(香港・芝2000m・良)は前半こそ少し力み気味だったが、スローペースと見るや、モレイラ騎手の好判断で向正面から早めにマクッて先頭に立ち、そのまま押し切って2着のパキスタンスターにクビ差、更にそこから3着のワーザーに半馬身差を付けて快勝。東京&距離も◎でここも要注目の1頭。
「前走後はここに全力投球してきましたが、今日は指示通りの追い切りができたと思います。最後の伸びも数字以上に良かったと思います。前走は状態としてはもう一息でしたが、あの強い勝ち方。期待していた以上の競馬だったと思います。元々が使って良くなるタイプだし、手前の関係で左回りの方がスムーズに走れる馬。今回の条件がこの馬に一番合うと思っているので、国内で初のGIを勝つチャンスがあると見ています」(矢作調教師)。 ◎7か月半振りの毎日王冠は4キロ増と仕上がり上々。中団を折り合って追走し、直線は持ったままで坂を上がる。一歩先に仕掛けたサトノアラジンを内から差し切ってクビ差の勝利も復調を示すには十分な内容。昨年はモーリスの2着だったこのレース、今年はチャンス濃厚といえそうだ。
「先々週、先週とやってあるので、今週はラストを伸ばす程度でしたがこれは予定通りです。昨年とはローテーションが違って、ここを目標にして調整してきたことで状態は間違いなく昨年以上です。左回りの金鯱賞を2勝しているように距離もベスト。今回は相手が揃っているぶん気楽に乗れるし、全てがうまく噛み合うようならチャンスがあっても……と思っています」(池添兼雄調教師)。 ◎4か月半振りの札幌記念は6キロ減でも仕上がりはマズマズ。中団を追走し、直線もそれなりに伸びてはいたが、久々の分なのかもう一押しが利かず、サクラアンプルールの0.2秒差3着。昨年のこのレースがモーリスの15着。東京は過去3戦して13、13、15着と不振だが左回り自体は問題なく、軽く見るのは危険かも。
「前走はシャドウロールの効果はともかく、最後まで気持ちが途切れなかったのは収穫でした。ここまでは在厩調整ですが、1週前に後ろから追いかけてチップを被らせて我慢させる調教をしました。時計的に十分動けていましたよ。今週は馬ナリでしたが、いい動きだったし、気持ちにも前向きさが出てきました。この舞台はベストだと思うし、馬場が渋ってくれるようなら有難いですね」(小島太調教師)。 ◎叩き2戦目のオールカマーはマイネルミラノの2番手を追走。直線に入っても大きくバテること無くルージュバックの0.3秒差6着と健闘したが、逃げたマイネルミラノを交わせなかった点は不満が残る。集中して走れたことは収穫だが、往時の勢いが薄れてきたことも確かだろう。
「前走は3200mをレコードで走った反動があったのだと思います。その後は放牧に出し、このレースから逆算して早目に帰厩して調整を進めてきました。ここまで入念に乗り込んできたし、1週前もいつも通りの追い切りを消化。今日の時計は地味でも反応と動きを確かめる予定だったし、この馬場でも動けていましたからね。休み明け初戦から力を出せる仕上がりです。残り3戦全てを勝つつもりでいるし、ここが叩き台だとは思っていません」(清水久詞調教師)。 ◎宝塚記念(稍重)はシュヴァルグランとシャケトラの2頭を行かせて3番手から行きたがるのを宥めつつの競馬。勝負所から前に接近し、4角で先頭に並びかけて行くが、直線に入るとバッタリと止まり、サトノクラウンの1.3秒差9着と大敗。レース後に『敗因が分かりません』(武豊騎手)とのこと。大型馬の割に鉄砲は◎で改めて仕切り直しの一戦。
「前走後は北海道に放牧に出し、帰厩後は順調に調整ができています。前走の宝塚記念もよく追い上げて5着と走っていますからね。強敵が揃ったジャパンCでも差のない6着と脚を使っていたので、東京は問題ありません。間隔を開けたことで、馬体が増えているし、状態面は休養前よりむしろいいと思います。流れ一つではチャンスがあっても……」(浅見調教助手)。 ◎宝塚記念は後方から折り合い重視。4角でキタサンブラックに取り付いたが、直線で勝ったサトノクラウンにスッと離されるとジリジリとしか脚を使えずに0.9秒差5着。ここまで一線級を相手に健闘しているが、もう一押しが利かない感は否めず。ここも掲示板があれば……といったところか。
「前走から間隔はあまりありませんが、幸いダメージはありませんでしたからね。今日の追い切りはいつもより時計は速くなりましたが、動きが良かったし、落ち着きもありますから。前走は内枠ということもあり、押し出される格好でハナに行きましたが、馬も戸惑ったのだと思います。今回は相手も違うし、流れも変わってくると思うので、好位からの競馬ができると思います。今回も強い馬がいるし、楽なレースはどうかと思いますが、東京コースも距離延長もいいと思うので楽しみにしています」(藤沢和雄調教師)。 ◎4か月振りの毎日王冠は6キロ増も仕上がり良好。他に行く馬がいないと見るや、ハナを奪って超スローペースに持ち込む。ところが2番手を追走していたダイワキャグニーにピタッとマークされ、残り1ハロンで並ばれるとそこでギブアップ。リアルスティールの0.5秒差8着。久々+距離+初の古馬相手を考えると仕方なし。距離延長は◎で改めて。
「1週前にシッカリやってあるので、今週は馬ナリの調整。前走時のデキはキープできています。その前走が最後は瞬発力勝負の形になってしまったため、長くいい脚を使うこの馬には不向きな流れになってしまいました。元々が右にモタれる面があるので、左回りに替わる点はプラスだと思います。距離はもう少しあっても……と思いますが、1度使った分の上積みはあると思うので、この馬の持ち味を生かせる流れになればいいですね」(音無調教師)。 ◎3か月半振りの京都大賞典は好仕上がり。スタートを決めて中団を折り合って追走。今日は内にモタれる面は見せなかったが、上りの速いレースになり前との差がなかなか詰まらず、スマートレイアーの0.3秒差4着。今回は初の左回りがどう出るかだが、距離と叩いた上積みを考えると軽くは扱えないかも。
「前走は休み明けでもう一息の状態でしたが、よく頑張ってくれました。ブリンカーの効果もあったかもしれませんね。叩いてここは予定通りのローテーションで、ここまでは予定通りの調教メニューを消化できたし、出走に漕ぎ付けられたことは何よりだと思います。状態がいい今なら東京の2000mでも問題はないし、持ち味の渋太さを生かせるようなら……と思っています」(昆調教師)。 ◎4か月半振りの札幌記念は16キロ減とややスマートに映る。スタートは一息もスッとハナに立ち、4角でマイネルミラノに一旦交わされるが、再び差し返す。それでも最後は後続に来られてサクラアンプルールの0.4秒差6着と大バテしなかった点は評価できる。東京は初だが左回りはOK。ただ、相手関係が厳しい点は否めずどこまでやれるかだろう。
「前走は最後は差されましたが、休み明けを考えればよく走ったと思います。調教を工夫した成果も出たと思います。その後は在厩してここを目標に調整をしてきました。1週前はCWでサラッとラストの感触を確かめる程度。今週はラスト重点でしたが、元々が叩いて良くなるタイプらしく素軽い動きをしてくれました。このレースは過去2、3着ですが、ゆったりしたローテーションを取ったことでフレッシュな状態で使えますからね。後はなるべくいい馬場で、条件が噛み合ったレースができれば……と思っています」(田代調教助手)。 ◎3か月半振りのオールカマーは好位を追走。直線に入って逃げるマイネルミラノを捉えたが、ルージュバックにインを掬われて半馬身差の2着。それでも今回に繋がるレースはできたといえる。このレースは一昨年が2着、昨年はモーリスの3着だったが、元々が叩き良化型。今年は初のGI制覇が叶う可能性があるかも。
「前走の毎日王冠は休養明けの割にあまり負荷をかけていなかったことを考えれば、良く走ってくれたと思います。飼い葉食いが良い馬ではないので、それを考慮して1週前に軽く追い切り、その後はしっかりケアをしてきました。今日はやり過ぎないように感触を確かめる程度でしたが、いい動きだったと思います。掻き込むようなフットワークで走るので道悪は大丈夫。距離も血統的にこなせると思うので、1度叩いた上積みに期待したいですね」(大竹調教師)。 ◎4か月振りの毎日王冠は仕上がり良好。スタートは一息で後方から。力みが見られたが、必死に宥めつつの追走。エンジンの掛かりが遅く、最後は最速の末脚で猛然と追い込んできたが、リアルスティール、サトノアラジンには0.2秒及ばずの3着。それでも脚は見せており、距離延長も問題ナシ。叩き2戦目+得意の東京で更なる前進が期待できそうだ。
「前走は前半に多少噛んでいたところが見られた分、ジョッキーが苦労していたようですね。それでも58キロを背負ってよく頑張ってくれたと思います。前走が天皇賞を見据えた作りだったので、当然良くなっています。今日の追い切りはやり過ぎず、軽過ぎずの丁度いい追い切りができたと思います。直線が長い東京は合うし、前走から距離はギリギリかもしれませんが、何とか我慢して欲しいと思っています」(池江調教師)。 ◎4か月振りの毎日王冠は4キロ増も仕上がり上々。出負けして後方待機策。前を行くリアルスティールをマークするような位置でレースを進め、直線は外目に出して坂上から良く伸びたが、リアルスティールにクビ差及ばず2着。他馬より重い58キロを背負っての2着は立派で、距離も問題ナシ。再度の好走は十分あり得る。
「前走の毎日王冠はスタート後に挟まれてしまい、そこからリズムが悪くなってしまいました。久々の1800mということで、ペースに戸惑いもあったと思いますが、幸いなことにダメージはあまりありませんでした。春当時より馬体の張りが良くなったし、明らかに状態は良くなっています。今回は真価を発揮できる舞台だと思うし、スタートを決めてリズム良く走れるようならいい競馬はできると思います。後はコンディションのいい馬場で競馬ができれば……と思っています」(友道調教師)。 ◎6か月振りの毎日王冠は±0と仕上がりは上々。スタート直後に挟まれる不利があったが、すぐに挽回して先団の後ろに。折り合いも付いてスムーズに運べていたが、仕掛けてからの反応が鈍く、最後は伸びたもののリアルスティールの0.3秒差6着。いかにも久々が応えたといった印象で叩いた上積みは十分見込めそう。距離延長はプラスで改めて。
「神戸新聞杯はやはり距離が長かったかもしれません。1度使った後も飼い葉食いが良く、更に体重が増えてゴツクなっていますが、これは全てが成長分です。今は走る気満々だし、追い切りの動きも絶好。距離・コースも絶好と言えますが、今回は古馬の超一線級との戦いになりますからね。このレースが今後のキャリアアップに繋がるようなら……と思っています」(白倉調教助手)。 ◎4か月振りの神戸新聞杯は10キロ増も太目感はナシ。中団を追走して4角ではサトノアーサーのすぐ後ろまで追い上げてきたが、そこからの伸びを欠いてレイデオロの1.3秒差9着。休み明けというより距離に課題を残した感じで、適距離の2000mなら見直してもいいハズ。後は初の古馬、しかも一線級を相手にどこまでやれるかだろう。
「前走がこの馬本来のうるさい面が見られたし、勝負所でも置かれずに走って7着でも差は少なかったですからね。1週前にジョッキーの騎乗である程度やってあるので、今週は馬ナリでしたが、動きがシャキッとしていたし、いい雰囲気で臨めそうです。今回も相手は揃いますが、前走の内容から楽しみにしています」(橋口調教師)。 ◎2か月半振りの毎日王冠は中団の後ろから。直線は差を詰めた程度と平凡な内容でリアルスティールの0.4秒差7着だが差は僅か。それを考えると幾らか復調気配が出てきたのかも……。ただ、年齢的に一変は疑問符で見せ場くらいならといったところか。
「前走は自ら勝ちに行く競馬をしての4着でしたからね。あのレースで一線級が相手でもやれる感触を掴めました。この夏は涼しい北海道でリフレッシュ。しっかり疲れを取ることに重点を置き、天皇賞に直行することを決めました。馬が一回り成長して大きくなったし、1週前の追い切りで気持ちも入ってきました。多少余裕はありますが、この後の輸送で絞れると思うし、走れる態勢は整いました。数を使っていない分、伸びシロがあると思うし、距離短縮も問題ないと思うので、流れに乗ってスムーズな競馬ができれば……と思っています」(辻野調教助手)。 ◎宝塚記念は好スタートから逃げたシュヴァルグランの2番手を行きたがるのを宥めつつの追走。勝負所からキタサンブラックに被せられて一緒に動いて行き4角では先頭。残り1ハロンでキタサンブラックを振り切ったが、先行勢に厳しい流れになり、サトノクラウンの0.6秒差4着。それでも先行勢では最先着と健闘。東京は初だが左回り、鉄砲はOKで要注意。
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