2017年5月28日(日)

10R

2017年5月28日(日) | 2回東京12日 | 15:40発走

第84回東京優駿(GI)

芝・左 2400m | 天気:晴 | 馬場:良 | サラ系3歳 | オープン (国際) 牡・牝 (指定) 定量 | 本賞金:20000、8000、5000、3000、2000万円 |

「皐月賞の後はいつも通り短期放牧に。帰厩後は順調に調整ができています。レース前にテンションが高くなる馬ですが、使いつつレース慣れが見られるし、内容も良くなってきましたから。1週前に坂路でシッカリやってあるので、今日は馬ナリですが落ち着きがあっていい雰囲気に仕上がっています。距離に関しては未知数ですが、血統的にはこなせるハズ。皐月賞は不利があって僅差の3着。スムーズな競馬ができれば楽しみです」(音無調教師)。 ◎皐月賞は好位の外めをスムーズに追走。4角からスパートし、渋太く脚を使うが最後は切れ負けしてアルアインの0.1秒差3着。瞬発力勝負では分が悪いが、消耗戦の形になるようなら再度好勝負も可能だろう。
「前走後は放牧に出して馬体の回復に専念。その効果で馬体が回復したので出走に踏み切りました。ここ2週ほどはあまり速い時計を出していませんが、今週はシッカリ追い切りました。前走が1コーナーでハミを噛んでいたので、距離の延長がカギになりますね。出して行くとハミを噛む面があるので乗り方一つだと思います。あとは少しでもプラス体重で出られれば……と思っています」(音無調教師)。 ◎テンション高め。皐月賞は更に4キロ減って446キロとデビュー以来最低の体重。中団より後ろから進むが、早々と手応えがなくなってジリジリと後退。アルアインのシンガリ負け。体重の回復は勿論だが、気性の若さにも課題。
「皐月賞はあの高速決着。スピードに対応できませんでしたね。この中間は坂路からコース追いに切り替えて調整してきました。実質的な追い切りは1週前に済ませてあるので、今週馬ナリは予定通りです。輸送で減った体は戻ったし、今は逆に増えているくらい。コース追いをしてきたことでスタミナは付いてきたと思うし、前走の競馬がキッカケになり、一歩でも前進してくれるようなら……と思っています」(昆調教師)。 ◎皐月賞は中団から。道中は揉まれる形となり、自分のリズムで走れなかったことが影響して、直線はズルズル後退。アルアインの1.8秒差16着。弥生賞のように気分良く走れないと脆い面があり、信頼度は今一つ。
「前走後は短期放牧に出してリフレッシュ。1週前に調教駆けする馬と長めから併せ馬をしてシッカリやりました。時計・動きともに良かったですよ。今週は馬ナリですが、これは予定通り。ラストの伸びは上々でしたね。皐月賞は終始右手前で走っていたことを考えると、今回は結果を出している左回りの広い東京コースに替わりますからね。いいイメージを持って臨めるし、状態もいいので楽しみです」(庄野調教師)。 ◎皐月賞はスタートを決めて中団のイン。ジックリ脚をタメて運ぶが、右回りは手前を替えない面があるのか、東京のようにスパッとは切れず。差を詰めただけでアルアインの0.4秒差6着。コース替わり+距離延長は大きなプラスで巻き返しを期待。
「1週前にジョッキー騎乗でCWで長めからシッカリやってあるので、今週は坂路で。元々坂路では動かない馬なので時計は平凡ですが問題ありません。ここにきて追い切りで動くようになってきたし、まだ中身が伴っていない中でこの成績ですからね。力があることは確かです。本格化は先になると思いますが、先行力があってスタミナも十分。良馬場で自分のリズムで走れるようなら楽しいですね」(宮本調教師)。 ◎皐月賞は16番枠でもスッと3番手に。3角で先頭に並びかけ、4角では先頭に。上位3頭には伸び負けたが、渋太く粘ってアルアインの0.3秒差4着。ここも早めの競馬をするだろうが、直線の長い東京がどう影響するか……、その点がポイントになりそう。
「前走後はダービーを目標にいたって順調に調整ができています。1週前にCWで長めから追いましたが、モタれる面を見せず、最後(1ハロン11秒5)も弾けてくれました。今週は半マイルから馬ナリですがいい伸びを見せてくれました。当初から2400mを意識して馬を作ってきましたからね。舞台設定はピッタリだと思います。本格化はもう少し先かもしれませんが、間隔を開けた方がいいタイプなので、休み明けでも楽しみです」(池江調教師)。 ◎毎日杯は離れたシンガリを追走。直線は最速の末脚で良く追い上げたが、スローペースのため、先行していたアルアインに半馬身及ばずの2着。しかし、流れを考えれば内容は悪くない。切れるタイプで直線が長い東京はプラス。良馬場で施行されれば一発も。
「1週前にCWで長めからシッカリやってあるので、今日は最終的な確認程度でラスト1ハロンだけサラッと。前走の疲れもなく、この中間は順調に調整ができました。今回はダービー仕様の作りを心がけて、意識的に軽目のキャンターをジックリ乗ってきました。腰がパンとして重心の低いフォームで走るようになってきたし、全体的にボリュームも出てきました。今までのような積極的な乗り方では、2400mはどうかと思いますが、折り合いの不安がないし、ある程度位置を下げても流れに乗った競馬はできると思います。後はリズム良く運べるようなら……ですね」(池江調教師)。 ◎皐月賞はスタートを決めて逃げたトラストの4番手。勝負所で外から来られ、一瞬手応えが悪くなったが、残り1ハロン過ぎにハミを取ると内からグイッと伸びて、粘るペルシアンナイトを差し切る。レースが上手で追ってからもシッカリ。良馬場なら2400mでも。
「前走から中2週と間隔が詰まっているので、速い時計を出すつもりはありませんでしたが、いい動きでしたね。飼い食いがいいので減った体は戻っているし、状態はいいと思います。この馬は切れる脚はありませんが、簡単にはバテない面が持ち味。距離が延びる点はむしろプラスに出ると思うし、持ち前の渋太さを発揮できるようなレースになれば……と思っています」(中村調教師)。 ◎NHKマイルCは逃げたボンセルヴィーソの2番手を追走。しかし勝負所から勝ったアエロリットに早めに並ばれる展開で苦しくなり後退し、1秒差の8着。今回は距離延長+直線が長い東京でどこまでやれるかだろう。
「皐月賞を筋肉痛で自重し、放牧に。その後の回復が早かったので青葉賞に出走しましたが、ペースが速い上に休み明けということもあって前の馬を追いかけ過ぎてしまいました。1度使ったことでガス抜きができたし、馬の雰囲気も変わってきました。先週、今週と2週続けて追い切りの動きが良かったし、状態面は問題ありません。距離も折り合いが付くので大丈夫。相手は強くなりますが、自分の持ち味である末脚を生かす競馬で前進を期待したいですね」(手塚調教師)。 ◎3か月半振りの青葉賞はいつもと違って早めの競馬。気負っていた面も見られた。長距離にしては流れが速く、先行勢には厳しい流れとなって失速。アドミラブルの2.4秒差9着。1度使ったことでガス抜きができたことは確かで、この一戦だけで見限るのは危険かも。
「青葉賞の後に多少疲れは出ましたが、しっかりケアができたことですぐに乗り出しを開始しました。1週前にCWで長めから馬ナリ。土曜日にも軽目のところをやってありますが、今週は一杯に追ってシッカリ負荷をかけることができました。ダービーと同じ舞台を経験したことは大きいし、一線級が相手でもヒケは取りません。精神面も強く大舞台にも動じることはないと思うので楽しみにしています」(田代調教助手)。 ◎青葉賞は後方でジックリ脚をタメて折り合いに専念。直線は外からシッカリ伸びたが、勝ったアドミラブルには完敗の格好。それでも崩れずに走るタイプで、一概には……。
「皐月賞がキツイ競馬だったので、疲労回復に時間を要してしまい、心配でしたが、1週前の追い切りの動きが良かったし、先週あたりから持ち直してきました。今日の追い切りも満足の行く内容で、ほぼ皐月賞と同じ状態で臨めそうです。更なる上積みはどうかと思いますが、現時点での完成度が高い馬。状態さえ維持できていれば問題はないと思います。血統的に距離が延びても問題はないと思うので、ここも楽しみにしています」(池江調教師)。 ◎皐月賞は落ち着きがあり、前半は折り合い重視の格好。勝負所でも手応えは十分で、4角では息も入る。直線は狭いスペースを割って入り、ラストまでシッカリ伸びたがアルアインに競り負けてクビ差の2着。ただ、距離延長はプラスとは思えず、その点が課題に。
「1週前にもある程度やってありますが、今日の追い切りは馬がリラックスしていたし、直線での反応も凄く良かったと思います。皐月賞は休み明けでしたが、直線の伸びは良かったし、差も僅かでしたから悲観していません。ルメール騎手が2週に渡って乗ってくれたことで息遣いも良化。1度使ったことで状態面の上積みはかなりあると思います。まだダービーは勝っていませんが、今回はチャンスがあるのかも……と思っています」(藤沢和雄調教師)。 ◎4か月振りの皐月賞は8キロ増も太目感はナシ。出負けして後方から促しつつの追走も、勝負所から最内に潜り込んで進出。直線もそのまま最内を突き、よく伸びてアルアインの0.4秒差5着。叩いた効果と良績がある東京に替わり、巻き返しは大いに可能。
「皐月賞は内枠ということで包まれるような形で、今までとは違う競馬になりましたからね。その分、伸び切れませんでした。それと調教パターンをそれまでと違って、1週前に負荷をかける形にしたことも影響があったと思います。馬体の張り、毛ヅヤともに言うことはないし、今回は前に戻して当週にビシッと追うスタイル。その追い切りの動きも申し分ありませんでしたからね。コース経験はあるし、直線が長い東京に替わる点は何よりプラス。折り合いが付くようになっているので距離も問題ありません。後はパンパンの良馬場で競馬ができればいいですね」(白倉調教助手)。 ◎皐月賞は8キロ減も気配は良かった。ただ、前半の行きっぷりがもう一つで、向正面入り口では後ろから2番目。向正面中ほどから内めを通って追い上げにかかり、直線半ばから外に出すも伸びは一息。内枠が応えた感。距離延長とコース替わりで改めて見直したい1頭。
「前走後のダメージがなかったので、出走することに。1週前にシッカリ負荷をかけてあるので、今週馬ナリは予定通りです。2400mの距離に関しては折り合いの不安がないので大丈夫だと見ていますが、こればかりはやってみないことには何とも言えませんね。折角のダービーなので、状態の良さを生かして頑張って欲しいと思っています」(清水久詞調教師)。 ◎NHKマイルCは出負けして中団の後ろから。全体的にペースが速かったため、流れに乗り切れないまま、アエロリットの1.3秒差12着。今回は一気の距離延長に加え、今年の6戦目。上がり目より疲れの方が心配。
「前走を使った後の回復が早かったし、1週前に軽く追ったことでいい意味でガス抜きができたと思います。前走から中2週なので追い切りは馬ナリですが、いい感じで動けていました。この馬は加速が付くまで時間がかかりますが、エンジンが掛かってからはシッカリ伸びるので直線が長い東京は合っています。折り合いに不安がないので2400mの距離は大丈夫だと思うし、この馬のリズムで走れるようなら楽しみですね」(菊沢調教師)。 ◎プリンシパルSは途中から前3頭が引き離す展開。それらを見る形で好位を追走。終始自分のリズムで走れたことが奏功し、直線は内からアッサリ抜け出して快勝。東京はこれで3戦3勝。2ハロンの延長がカギになるが、得意の東京を味方にどこまでやれるかだろう。
「この中間は2400mを考慮してCWでの調整に。日曜日の左回りの調教日にサラッとやり、今週は半マイルからビシッと。中2週と間隔が詰まっているし、これで十分です。血統的に距離はこなせると思うし、揉まれずにスムーズな競馬ができれば……と思っています。後は馬場が渋って他馬が苦にするようなら有難いですけどね」(宮本調教師)。 ◎NHKマイルCは4キロ減の424キロ。後方からの競馬も全く伸びが見られず、アエロリットの1.4秒差14着。イレ込みがきついことを考えると距離延長は不安。上位は疑問。
「前走はゲートが一息だった上に外枠ということで、いいポジションを取れませんでした。その分、前半に脚を使ったため最後は伸び切れませんでした。前走後は疲れは見られましたが、回復が早かったし、この中間は順調に調整ができました。今週は馬ナリですが、先々週、先週とやってあるのでこれで十分です。この距離は未知数ですが、前半をいかにロスなく運び、スタミナを温存できるかかがカギになると思います。後はこの馬のリズムで走らせることができれば……と思っています」(畠山調教師)。 ◎皐月賞はスタートの出が一息の上に大外枠で中団からの競馬。4角では好位の外まで追い上げるが、そこからの伸びを欠いてアルアインの0.5秒差8着。速い時計の決着に対応できなかったことも敗因の一つか。距離は問題なさそうだが、巻き返しとなると……。
「今日の追い切りは気合を入れたらすぐに合わせた相手を突き放したように、いい動きをしてくれました。前半から行けば52秒は切っていたと思います。今までは目一杯の追い切りをしてきませんでしたが、今回はダービーということでシッカリやりました。中3週続きの競馬が続きますが、馬がその臨戦過程に慣れているので、むしろいいのでは……と思っています。素晴らしい能力の持ち主だし、ロスのない立ち回りができればチャンスがあるのでは……と思っています」(音無調教師)。 ◎青葉賞は出負けしたが、行く気もなくシンガリから。4角手前からマクリ気味に追い上げ、最速の末脚で差し切り勝ち。時計も速く、ここでも目の離せない存在に。

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