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2017年5月21日(日)

11R

2017年5月21日(日) | 2回東京10日 | 15:40発走

第78回優駿牝馬(GI)

芝・左 2400m | 天気:晴 | 馬場:良 | サラ系3歳 | オープン (国際) 牝 (指定) 定量 | 本賞金:10000、4000、2500、1500、1000万円 |

「前走は不利がありながら、最後の最後で差し切り勝ち。いい瞬発力だったと思います。1週前に坂路で追った動きが良かったし、今日も全体時計は地味でもラストの伸びが良かったですからね。ゲートの出が改善されてきたし、距離も克服できると見ています。それに東京コースを経験したことも大きいと思います。今回もゲートを決めて、スムーズなレースができればいいですね」(鮫島調教師)。 ◎フローラSは2角で前をカットされる不利も、スムーズに流れに乗る。直線は内を突くが、なかなか前が開かず。ラスト1ハロンで馬群を捌くと鋭く伸びてヤマカツグレース以下を差し切って1着。折り合いの不安がなく距離延長はOK。展開一つで大駆けがあっても。
「前走後は短期放牧を挟んで4月25日に帰厩。ここまでは順調に乗り込んできましたから。今週の追い切りはジョッキーに乗ってもらい、乗った感触でお任せというスタイル。時計は速くありませんが、今年に入って2回レースを使っているし、動きは良かったですからね。今の時期に長距離を上手に走れる馬はいないし、全馬が初めてですからね。気分を損ねずに走れれば……と思っています。後は跳びが大きいので、良馬場でレースをしたいですね」(藤沢和雄調教師)。 ◎桜花賞は中団を追走。手応えの割に弾けず、前にいたレーヌミノルを捉えられない上に、後ろから来たリスグラシューにも交わされて0.1秒差の3着。馬場に持ち味を削がれた感じ。舞台替わりと距離延長はともにプラスで良馬場条件に巻き返しを期待。
「前走後は放牧に出しましたが、向こうでも入念に乗ってもらい、5月10日に帰厩しました。今日の追い切りはジョッキーに最後をシッカリと追ってくださいとの指示。動きはいつも通りです。前走はスタートを決めて、外めの枠でもスッといいポジションを取って競馬ができたことは収穫だったと思うし、あの内容なら距離が延びても心配ないと思います。前走がこの次はもっと良くなるという感触だったので、今回は楽しみですね」(木村調教師)。 ◎2か月半振りのフローラSはスローペースの3番手。折り合いも付いてスムーズな競馬はできていたが、最後の決め手に甘さがあり、モズカッチャンの同タイム3着。堅実な反面、詰めが甘く、更に相手強化の今回は上位争いまでとなると疑問符も。
「前走の敗因が何だったのかは不明ですが、まだ3戦目というキャリアもあったと思うし、力を出し切っていなかったことも確かです。この中間は短期放牧に出してリフレッシュ。いい雰囲気で戻ってきました。1週前に長めからシッカリ追ってあるので、今日は疲れを残さない程度に。距離の延長は問題ないと思うので、気分良く走り、能力を出し切れるようなら差のないレースはできると思います」(昆調教師)。 ◎桜花賞が3戦目ということもあり、キャリア不足に加え、稍重馬場も手伝って直線に入ると早々と失速。強烈な末脚を武器にしている同馬にとって、広くて直線が長い東京に替わる点はプラス。折り合いさえ付けば食い込む余地も。
「忘れな草賞を目標にしていましたが、他馬に蹴られるアクシデントがあり、立て直しを図るために放牧。目標をここに切り替えて調整をしてきました。1週前の追い切りの動きが良かったし、今週は馬ナリですが首をシッカリ使って走っていたように、走るフォームが良くなってきました。今週の追い切りで態勢は整ったと見ていいでしょう。切れるというより、長くいい脚を使うタイプなので距離・コースともに合うと思います。相手は揃いますがどこまでやれるか楽しみはありますね」(池添学調教師)。 ◎叩き2戦目のあすなろ賞(小倉・芝2000m)は中団を追走。3角から2着のワンダーブチュックの後を追うように追い上げ、直線もシッカリと伸びて2勝目をマーク。血統的に距離延長は歓迎の部類。GIでも牡馬の強豪と善戦してきた経験が生かされるようなら。
「前走後はリフレッシュ放牧に。帰厩後は落ち着きがあって、むしろ気持ちがオットリし過ぎているくらい。それに馬体の方も回復してきました。1週前の追い切りが少し重かったので、今日はビシッと追い切りました。動きは良かったし、これで丁度良くなると思います。距離は未知数ですが、2000mはこなしていますからね。末脚を生かす競馬で2度結果を出してくれたので、あのスタイルなら問題はないと思います。後は当日の馬体が430キロ台ならいいですね」(鮫島調教師)。 ◎忘れな草賞は出遅れしてシンガリから。直線の入り口でもまだ後方だったが、仕掛けてからの伸びは鋭く、最速の末脚でアルメリアブルーム以下に差し切り勝ち。血統的に距離延長はプラス材料だが、ずっと減り続けている体重がどこまで戻るかがカギになりそう。
「中1週と間隔が詰まっているので、馬ナリの調整でしたが、凄くいい動きをしてくれました。馬体の方もキープできているので大丈夫。大人びた馬で無駄な力を使わないのがこの馬のいいところです。前走でも折り合いに苦労したところは見られなかったし、血統的に長い距離の方が……と思っていましたからね。2400mは問題ないと思います。桜花賞(6着)以外は掲示板を外していないように、安定して走ってくれますから」(橋田調教師)。 ◎矢車賞は後方から。スローペースでも折り合いは付いていた。4角から追い出され、直線で仕掛けられると鋭く伸びて2着に2馬身差を付けて快勝。血統面から距離延長の不安はなく、後は力関係がどうかだけ。
「前走は正攻法の競馬をしましたが、力量面とキャリア不足が出た感じでしたね。ただ、レース後にすぐ息が入ったように、走り切っていなかったことも確かです。その後はダメージが少なかったことでここを目標に調整してきました。ここまでの乗り込み量は豊富なので、今日は馬ナリですが問題ありません。1度使ったことで後肢の踏み込みに力強さが出て、前肢の伸びが良くなり、動きがダイナミックになってきたことは何よりです。いい状態で出走できると思うので楽しみですね」(奥村武調教師)。 ◎3か月半振りのフローラSは中団の後ろから。直線は外に出したが追い出しての伸びは平凡でモズカッチャンの0.6秒差8着。不満の残る内容だが東京の2000mで未勝利を勝ったように距離延長は問題なく、キャリアの浅さが出た?前走だけで見限りは危険。
「フローラSは直線でスムーズさを欠いた分、伸び切れませんでしたが、幸いダメージはありません。その後は順調に調整ができたし、1週前に併せ馬でシッカリやってあるので、今日は坂路でラスト重点です。折り合いが付く馬なので距離は問題ないと思います。相手は強くなりますが、大崩れはしないタイプ。スムーズな競馬で能力を出し切れるようなら……と思っています」(松下調教師)。 ◎フローラSは中団の外めを追走。揉まれずにレースは運べたが、直線は包まれ気味で進路が開かなかったが、伸びてくる脚もなかった。得意の左回りで初の惨敗。阪神JF4着の成績から見限りは早計かもしれないが、もうワンパンチが欲しい印象も。
「前走で減った体は回復したし、速い時計の決着に対応できたことは何よりの収穫でした。1週前に長めから負荷をかけてあるので、今週は馬ナリですが、毛ヅヤ・馬体の張りともに申し分ありません。体調はすこぶるいいと思います。前走で騎乗したジョッキー(北村宏司騎手)が『折り合いを付けてリズム良く運べれば、距離は大丈夫』と言っていたので2400mでも……と思っています。一線級相手は初めてになりますが、馬場は問わないし、ジョッキーが好感触を持っているので楽しみはありますね」(辻野調教助手)。 ◎スイートピーSは出たなりでスローペースの中団を追走。ラスト1ハロンで前に追い付き、カリビアンゴールドの急追をクビ差抑えて1着。これで2連勝とようやく期待馬が軌道に乗ってきた感。相手は更に強くなるが、一概に無視までは……。
「1週前に速いところを済ませてあるので、今週は馬ナリですが、いい動きでした。前走が良化途上といった感じだったので、上積みは十分見込めます。その前走が外を回らせるロスがありながらいい脚を使って少差の5着。相手は更に強くなりますが、ロスのない立ち回りで前進を期待したいですね」(高橋義忠調教師)。 ◎キャリアの浅さと馬体が減り続けている点が気になる材料。抽選突破の運はあるが、上位食い込みまでは?
「北海道でいい競馬をした後がもう一つだったのは体に硬さが出たことが原因ですね。そこで放牧に出し、休ませたことでいい頃の雰囲気に戻ってきました。休み明け初戦が5着。前走は着順こそ8着でしたが、内容は良かったと思います。1週前に長めからやってあるので、今週はラストを伸ばす程度でしたが、これで十分。今回は相手が強くなるし、瞬発力勝負になると分が悪いので、消耗戦になるようなら……と思っています」(加藤和宏調教師)。 ◎叩き2戦目のスイートピーSは先行策。直線に入っても渋太く粘っていたが、最後は伸び負けてブラックスピーチの0.5秒差8着。叩き良化型とはいえ、やや底が見えて感があり、上位までは?
「1週前にも3頭併せで長めからシッカリやってありますが、今日も長めから前に目標を置いて、ゴール前で合せる感じの調教。距離云々をいわれますが、折り合いさえ付けばかなり距離が延びても勝つことがあります。それは自分が騎手だった時から思っていたことですからね。それらのことを考慮してここまで調教を工夫してきたし、何とか今回もいい結果を……と思っています」(本田調教師)。 ◎桜花賞は出たなりで好位を追走。直線入り口で前に取り付き、追い出しを我慢。ラスト100m辺りで抜け出し、後続の追撃を凌いで1着。馬場巧者もあるが、マイルを克服した点は収穫。今回は更に距離が延びる点がどう出るか……。課題はその一点。
「1週前にもやってあるので、今週はラスト重点の追い切りでしたが、動きは良かったと思います。小柄な牝馬なので、大幅な上積みはありませんが、前走と同じ状態で出走できると思います。レース当日は輸送等で体は減るかもしれませんが、大丈夫。力は出せますよ。当初からオークスが目標だったし、父・ハーツクライ譲りの体形で2000m以上が向いていると思っていましたからね。何とか大きなタイトルを取らせてあげたいと思っています」(矢作調教師)。 ◎桜花賞は中団から折り合いを付けて追走。直線に入ってからの手応えはもう一つといった感じだったが、エンジンが掛かってからは良く伸びて2着を確保。アルテミスSを勝った東京に替わる点は◎で、血統的に距離延長も好材料。今回も有力候補の1頭。
「前走後も順調に調整ができているし、馬体の方もキープできています。1週前に長めからシッカリと負荷。時計・動きともに良かったし、今週も長めから追ってラスト1ハロンが11秒台。状態面の更なる上積みは見込めると思います。掛かる馬ではないので、距離は持つと思うし、東京コースも歓迎。後はベテランジョッキー(横山典弘騎手)に全てを任せるだけですね」(池添兼雄調教師)。 ◎フローラSはスローペースの2番手と絶好の形。直線に入っても仕掛けを我慢できる程の余裕があり、そのまま押し切るかに見えたが、ゴール寸前内から来たモズカッチャンにクビ差交わされて2着。スンナリ先行できると渋太い馬で、展開がカギを握りそう。
「桜花賞はスタート後に躓き、道中も何回もノメッていましたからね。それに距離は長い方がいいタイプですから。前走後は放牧を挟んでここを目標に帰厩。ここまでは順調に調整できています。1週前に3頭併せでシッカリ負荷をかけてあるので、今週は坂路で単走・馬ナリですがこれで十分です。エンジンがかかってからの伸びがいい馬なので、直線が長い東京に替わる点は好材料。良馬場を条件に巻き返しを期待しています」(友道調教師)。 ◎桜花賞は出負けして最後方から。4角で大外に出したがこの馬らしい伸びは全く見られず、レーヌミノルの1秒差12着。『馬場を気にして、全くハミを取らなかった』(M・デムーロ騎手)談から、得意の東京、良馬場で改めて見直す手だろう。
「今日は予定より少し時計が速くなったけど、まだ余裕がありましたからね。それだけ状態がいいということでしょう。前走は2キロ減でも細くは映らなかったし、落ち着きもありました。その分、最後はいい脚を使ってくれました。距離に関しては未知数ですが、状態はいいので、折り合いを付けて持ち味の末脚を生かせる競馬ができるようなら……と思っています」(小島太調教師)。 ◎スイートピーSは落ち着きがあっていい雰囲気。前半は折り合いに専念して中団で脚をタメる。直線は坂下辺りから外に出し、最速の末脚でブラックスピーチに迫るが、クビ差及ばずの2着。テンションに課題がある馬で当日の落ち着きがポイントになりそう。
「前走は道悪で2勝目を上げたように馬場が向いていたのかもしれません。その後は在厩しての調整で、減っていた体が戻ってきたことは何よりです。1週前にビシッと追い切りましたが、時計こそ平凡でも動きは良かったですからね。今週、馬ナリは予定通りです。距離は折り合いに不安がないので大丈夫。相手は強くなりますが、馬場でも渋るようなら……」(鮫島調教師)。 ◎デイジー賞(重馬場)は中団を手応え良く追走。直線に入ってもシッカリした足取りで伸び、ゴール寸前で逃げたクイントゥーブルをハナ差交わして勝利。これで道悪は2戦2勝。距離延長は問題なく、馬場が悪化した際には穴になる可能性も。
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