9R |
2008年8月10日(日) | 2回函館8日 | 15:25発走
第40回函館2歳ステークス(GIII)
芝・右 1200m | 天気: | 馬場: | サラ系2歳 | オープン (混合)(特指) 馬齢 | 本賞金:3200、1300、800、480、320万円 |
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「2歳馬らしくないいい落ち着きがあるのはいいですね。乗った感じでは単なるダート馬とは思えないし、芝でもやれると思います」(秋山騎手)
前にいけるスピードはありそうだがまだ詰めに甘さが残る。
「時計は悪くなかったし、芝の走りもこれなら大丈夫。馬に前向きさが出てきたのもいい材料だしね」(杉浦調教師)
好発から鮮やかな逃げ切り。スピードタイプで初の芝さえこなせば。
「動きは合格点を与えられるよ。まだ子供っぽさが残ってはいるが、うまくスタートを決めてくれるようなら」(伊藤伸一調教師)
出遅れて後方一気。決め手はなかなかだが、今回はスタートを決めないと難しいかも。
「追い切りは前回よりセーブ気味にしたが、動きは良かった。前走不利を受けたダメージは見られないし、スムーズなら巻き返せると思っている」(作田調教師)
輸送での馬体減り以上に3コーナーの大きな不利が応えた。今回は滞在効果が見込めそうでスムーズなら改めて期待。
「この後函館に移動することを考慮して追い切りは控え目にしたが、いい意味で落ち着きがあるし、これなら大丈夫。この馬の持ち味であるスピードを生かし切れば」(北村浩平騎手)
逃げ脚は速いが、前走はナムラミーティアに完敗。それを考えると勝ち負けとなると……ただ大きく崩れることはないだろう。
「予定より時計は速くなったが、その点はOK。素軽い動きをするし、前向きさが出てきているのもいいですね」(三浦調教助手)
好スタートからの逃げ切り。地味な印象だがソコソコのスピードがあり穴候補に。
「抜群の手応えで、尚且つラストの伸びもしっかり。使う度に馬が良くなってきているし、競馬のセンスも上々。うまく立ちまわれば」(町田調教助手)
時計を詰めて2連勝。ここも同じ舞台なら好勝負だろう。
「乗った感触は実に良かったし、馬に落ち着きがあるのもいいですね。いかにも末脚が切れそうな印象を受けたし、楽しみが出てきました」(藤岡佑介騎手)
福島の時計を考えると、函館で即とはいかないかも。
「追い切りの動きは合格点を与えられる。デビュー戦は厳しい競馬だったがよく凌いでくれたし、ここでもの気持ちはあるんだ」(藤原辰雄調教師)
今回も行ければ面白いが、メンバーは揃った印象。
「前回より素軽さが出てきたし、いい感じになっている。スピードタイプではないと思うけど、力のいるこの馬場は向いていると思うし、競馬が上手な馬だから、それなりに走れると思うよ」(安藤勝己騎手)
競馬の運び方が無難。先行差しのタイプで穴に一考。
「初戦は追い切りが一本足りないかな、といった状況だったから叩いた上積みは大きいですよ。ただ、今回は初の芝。その点がどうかですね」(安藤調教助手)
ダートで新馬勝ち。芝替わりがどう出るかがネック。
「今日はラスト重点の追い切りを指示。うまく折り合っていたし、いい追い切りができましたよ。今回のメンバーは抜けた存在も見当らないし、うちの馬もまだ子供っぽさはあるけど、いいものは持っているので」(加藤征弘調教師)
時計的には地味だがうまく前々で流れに乗れば。
「仕掛けてからの反応が良かったし、やればもっと時計は出たと思うけどこれで十分。いい意味で落ち着きがあるし、このメンバーならそれ程差はないと思います」(長谷川騎手)
先行抜け出しとレースセンスはなかなか。前走がやや乗り不足だったのでまだ上積みはありそう。
「追い切りの動きが何か物足りない。その点にやや不満が残るんだ」(池添騎手)
芝でもやれることは間違いないが、やや時計面で不満。荒れてきた馬場が味方をすれば。
「デビュー戦はソエ気味だったこともあって多少モタ付いた感じもあったが、今日は自分からハミを取って行く気を見せていたからね。ここにきて前向きさが出てきたのもいいし、気合乗りが良くなっているのもいい」(領家調教師)
好意から差し切った前走がなかなかの内容。レース上手な印象があり、押えたい。