2004年12月26日(日)

9R

2004年12月26日(日) | 5回中山8日 | 15:25発走

第49回有馬記念(GI)

芝・右 2500m | 天気:晴 | 馬場:良 | サラ系3歳以上 | オープン (混合)(指定) 定量 | 本賞金:18000、7200、4500、2700、1800万円 |

「この秋から4走目になるのでそれほど強い調教は必要ありませんからね。それでも時期的に“太目”になり易い事を考えて長目から追うように指示しました。動きは良かったですよ。以前は疲れが残り易い感じだったけど、今は全くそんな面が無くなったし、年と共にしっかりしてきていますからね。今回は右回りの中山に替わりますが、別に心配な面はないですよ。コースがどうであろうと、真面目に走ってくれる馬ですから。天皇賞、ジャパンカップ共に余裕ある勝ち方をしてくれましたが、それにオゴる事無く、本番までは気を引き締めてやっていきたい、そう思っています」(藤沢和雄調教師) 中山は4戦して2勝、2、3着各一回とほぼパーフェクト。休養を挟んで馬が変わってきた印象。詰めの甘さが解消してきたのがその証拠だ。展開に左右されない脚質も強調できる。連の軸としては信頼度No.1と言っていいだろう。
「今日の追い切りはテンションが上がらず、かといってほど良い気合い乗りもあって丁度良かったと思います。前走は条件特別だったとは言え、勝ち内容が良かったですからね。この馬自身はまだ完成されてはいないかもしれないけど、精神面などの成長は見られますからね。現時点でこのメンバーを相手にどこまで戦えるか、楽しみもあるんです」(藤沢和雄調教師) 厩舎ではかなり評価の高い馬。次代を担う存在とも言えそうだが、今の時点では少しインパクトが薄い。来年につながるレースができれば、といった印象。
「今日はもう少し速い時計が出るかと思ったけど、馬場のせいもあったのかな。でも、動きや時計はあの程度でいいのかも。感覚的には思った通りだったし。いつも言う様に、あとは右回りがどうか、という点だけ。とは言っても左回りばかりという訳にはいかないからね、来年もある事だし。そういった意味で来年につながる結果を出して欲しいと思っているんですけどね」(大久保洋吉調教師) 幾ら右回りとはいえ、秋3走の内容が悪過ぎる。ガラリ一変までは望めない現況では。
「今日はオーバーワークにならないように軽目の予定だったけど、馬はリラックスしていたし、折り合いも付いて本当にいい感じでした。フットワークも良かったし、心配していた“飼い喰い”の方も順調だけに、今は何の心配もありません。状態に関していえば、むしろジャパンカップの時以上と言ってもいいんじゃないかな。あとは前走と同様、レースで折り合ってくれればですね」(田部和則調教師) 不安視された“飼い喰い”は食欲旺盛で全く心配無し。この秋から起算し、既に5戦目になるが、タフな馬で疲れは心配無し。一走毎にパワーアップしているし、この距離も好都合。折り合いさえ付けば、大逆転があっても何等不思議は無い。
「今日は馬ナリのケイ古だったけど、これは当初からの予定。というのも前回(ジャパンカップ)の時にケイ古をやり過ぎて馬がバテてしまったという経緯があったから。今回はその点を考えてやったし、前回のような事はないと思います。この馬はどちらかというと左回りの方がいい気もしますが、今は中山の芝コンディションもいいようだし、中間の調整も違ってきているので、持ち味の切れを生かしてくれるようなら」(橋口調教師) 秋3走の内容が物足りない。同馬の迫力ある差し脚が影を潜めた感じがする。それだけに怖さは感じるものの、半信半疑。
「今日の追い切りは先週の時点と較べても行きっ振り、リズム共にグッと良くなったという感じでした。体の方も戻ってきていると思うしね。この馬らしさが蘇ってきたのは何より。前々で競馬ができる馬だし、うまく立ち回れるようならチャンスはあると思います。あとは下が悪くならない事が条件かな」(四位騎手) 前走の馬体重(466キロ)はデビュー以来最低の数字。5連勝時の480キロ前後までに体が回復していれば天皇賞(3着)、宝塚記念(2着)の内容から上位争いは可能だ。
「連闘になるけど疲れも見られないし、状態としてはいいですよ。今回は相手が強くなっていますが、とに角、思い切ったレースをするつもりで臨みます」(増沢調教師) ハッキリ、この相手では分が悪い。
「前走(ステイヤーズS)の勝ち方は相手が弱かったとは言え、素晴らしいものでしたね。あの内容なら有馬でも、と思わせる程でした。今日の追い切りも申し分無かったし、この馬としては上々の状態。あとは日本一の鞍上(武豊ジョッキー)がどう乗ってくれるかですね」(橋口調教師) 中山は5戦して3着以下無しと得意なコース。ただ、前走1着とは言え、確かに相手に恵まれた感がある。正攻法ではかなわないといった面もあるし、武豊ジョッキーが何かを仕掛けそう。その策がうまくいけば連下も。
「日曜(19日)の追い切りの動きが良かったし、今回の動きも良かったと思います。大分いい頃の状態に戻りつつあると言っていいでしょう。体付きを見ると休み明けだった金鯱賞の時よりもいいと言えるんじゃないかな。でも、この馬が絶好調と言えた昨年のジャパンカップの時に較べれば今一つとは言えますが、今春の宝塚記念くらいのデキまでもっていければと思ってやっているんですが、その状態にもう一、二歩といった感じですけどね。残りの日数で何とか……」(佐々木晶三調教師) (来年も現役続行が決まった)今回はフランス遠征後初戦。一時は体がガレ気味になったと言うだけに僅かな間に急激な回復はどうか、という疑問も。気分が左右する面があるだけに“軽視”はできないが、やはり少々の割り引きは必要かもしれない。
「オーバーワークにならないように指示しましたが、それにしても走る気が出ているし、いい動きでしたね。それに以前に増して“切れ味”が出てきた感があります。とに角、今までと違って疲れが早く回復するようになってきたし、すぐに乗らないとスタッフがケガをするほど元気があるんですよ。ここにきて力を付けてきているし、菊花賞のようなレースができれば………と思っているんですけどね」(角居調教師) 前走のジャパンカップは痛恨の出遅れ。それでも渋太く差してきたレース内容は強いの一言。成長力ある3歳、距離もOK、コース経験もありと一番怖い存在と言ってもいいだろう。ロングスパートしての“粘り込み”のシーン、大いにありそうだ。
「今日は少しヨレたりしたけど、全体からすればほぼ真っすぐ走っていたから、動きからすればジャパンカップの時よりは間違いなく良くなってきていますよ。ただ、中山の2500mはスタートしてすぐコーナー。外に出せないと苦しい展開になってしまいますからね。できれば外目の枠を引き当てられればいいけど……。でも、今日の動きが良かったし、1周目でうまく中団あたりに付けられるようなら」(角田騎手) 調教と実戦が結び付くタイプ。それだけに前ニ走と動きが違う今回は変わってきて良さそう。勝ち負けはとも角、穴の雰囲気は出てきたような気はする。
「やればもっと時計が出るくらいの手応えでした。元々が(調教は)動く馬だけど、それにしてもいい感じでしたよ。前走の京阪杯は(自分のミスで)後方からの競馬になってしまいましたが、この馬はある程度前々でレースした方がいいタイプ。今回はその持ち味を生かす競馬をしたいと思っています。何としても結果を出したい、そう思っています」(小牧太騎手) 前走は出負けして後方からの競馬。それでも0秒6差。5着にまで差し込んできた。決め手という面では今イチ物足りないが、粘り込みのパターンになれば渋太いタイプ。ただ、今回は相手が揃った感は否めず。
「追い切りは予定通りです。あまりやり過ぎても良くないからね(輸送を考慮)。毛ヅヤもいいし、中間も入念に乗り込んできたので体調は文句無しと言っていいでしょう。昨年と較べてもローテーションに余裕(昨年は中間にジャパンカップを使った)があるし、その分余計な気苦労をせずに調整ができましたからね。あとは当日良馬場で競馬ができれば、必ずやいい結果を出してくれるものと思っています」(橋口調教師) 前走の天皇賞は少なからず馬場が応えた面もあったようだ。ただ、2000m以上となると今一つ信頼性に欠ける感がある。また右回りというのも少々気になる材料。
「この秋に2戦した分の上積みは窺えますよ。年齢的にそれほど大きく変わったという面はありませんが、この馬自体の仕上がりとしては満足がいくものです。ここ2走、共にスタートが一息という内容で結果を伴っていませんが、五分のスタートが切れるようなら距離延長という好材料があるだけにいいレースをしてくれるのではないか、そう思っているんですよ」(藤沢和雄調教師) 一昨年のこのレースでシンボリクリスエスの2馬身半差、3着。この距離は3着以下無しと実に堅実に走る。互角のスタートを切れ、好位で流れに乗れるようなら“穴”になる可能性はあるかもしれない。
「今日は終い重点の指示だったけど、時計とかは別にして走るフォームが良かった。ハミを取って追う毎にグングン伸びたからね。何より馬に“やる気”が出てきたのが一番です。この雰囲気がこの馬本来のものですから。ハイ、絶好調と言っていいでしょう。もちろん、芝になってもやれると思います」(高田騎手) 平成13年の朝日FS(GI)1着、14年の菊花賞で4着と芝は過去7戦2勝3着1回の実績がある。ただ、それ以降の2年余りがブランクとなっているだけに戸惑いがないか、という不安は拭い切れない。ペースに惑わされずに走れるようなら怖いが。
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