2022年4月10日(日)

11R
2022年4月10日(日)
2回阪神6日
15:40発走

桜花賞 GI

芝・右・外 1600m 天気:
馬場:
3歳 オープン (国際) 牝 (指定) 定量 本賞金:13000、5200、3300、2000、1300万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ナムラクレア
1 2 カフジテトラゴン
2 3 アルーリングウェイ
2 4 パーソナルハイ
3 5 ピンハイ
3 6 ウォーターナビレラ
4 7 サブライムアンセム
4 8 スターズオンアース
5 9 クロスマジェスティ
5 10 ライラック
6 11 ラブリイユアアイズ
6 12 ベルクレスタ
7 13 ラズベリームース
7 14 プレサージュリフト
7 15 アネゴハダ
8 16 サークルオブライフ
8 17 フォラブリューテ
8 18 ナミュール

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 18=16 18=14 18-1 18-7 16=14
綾恵 18=10 18=16 18-12 18-13 10=16
ナベ 16=6 16=18 16=5 16=8 16=12
たま 16=12 16=18 16=6 16=8 16=11

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はナミュール。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.2
前哨戦のチューリップ賞(G2)を快勝。課題のスタートを決めて中団を追走すると、直線では外から豪快に差し切って重賞初制覇を飾った。これでデビューから4戦3勝。唯一敗れた阪神JF(4着)は、出遅れたうえ、直線で荒れた内を突いたのも響いた。1週前は栗東坂路で4ハロン51秒4の自己ベスト。万全の状態で桜の女王へとひた走る。

対抗はサークルオブライフ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.4
昨年の阪神JF(G1)勝ち馬。初の関西遠征を苦にせず鮮やかな差し切りを決め、堂々と最優秀2歳牝馬に輝いた。休み明けの前走・チューリップ賞(G2)は3着に終わったが、ナミュールとは0秒2差。デビュー戦3着を経て3連勝したように叩き良化型で、逆転Vの可能性もあるだろう。

単穴はプレサージュリフト。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.34.1
新馬戦→クイーンC(G3)とデビュー2連勝。いずれも出遅れたが、スローペースの後方から直線一気で豪快に差し切った。非凡な決め手の持ち主で、前走は12キロ増と馬体の成長も顕著。まだ荒削りで今回は初の長距離輸送とハードルは高いが、末脚が生きる展開なら出番がありそうだ。

抑えはナムラクレア。穴はサブライムアンセム。

今週のワンポイントアドバイス

女王復活、サークルオブライフ


いよいよクラシックが開幕する。第1弾は「桜の女王」決定戦。そのルーツをたどると英国クラシックの1000ギニーを模範に1939年に「中山四歳牝馬特別競走」(芝1800M)として創設された。47年に京都芝1600Mへ舞台を移すのを機に「桜花賞」と改称。50年から阪神開催となり、今年82回目を迎える。仁川のターフで満開の花を咲かすのはどの馬か。2012年から過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。

過去10年、連対馬は2−4、7−2、1−2、5−7、3−2、8−3、2−1、2−7、2−1、2−1番人気の組み合わせで決まった。2番人気が8連対と期待に応え、1番人気も4連対とまずまずの成績。一方、人気薄の7、8番人気からも4頭が連対している。

馬連配当は
3 け た......4回
1000円台...2回
3000円台...1回
4000円台...1回
7000円台...1回
万 馬 券......1回

上位人気の信頼度は高いが、17年に1、2番人気がそろって連から消え1万7000円と荒れ、3000円以上の中穴配当も3回。伏兵馬の食い込みにも警戒したい。

また、3着に3、14、5、8、6、1、3、3、9、8番人気が入った3連単配当は、2万円台、67万円台、2540円、23万円台、2万円台、9万円台、3780円、3万円台、4万円台、1万円台。こちらも4けたの堅い配当に混じり、23万、67万馬券が飛び出す波乱となっている。

連対馬のクラス別は重賞組19頭とオープン特別組1頭。オープン特別組以下は苦戦し、3着を見てみても10頭すべてが重賞組。フロックな勝利は期待薄となっている。

ステップは本番と同じ舞台で行なわれたチューリップ賞組が12連対【5.7.6.29】。5勝は最多で13、15年の1〜3着独占を含め、昨年を除く9回で連に絡んでいる。しかし、優勝馬となると近5年は出ていない。

ほかでは阪神ジュベナイルF組が3連対【1.2.0.2】で続く。昨年はソダシ、サトノレイナスが休み明けでいきなり1、2着を独占。近年は前哨戦をパスする馬も少なくなく、ローテーションは多様化する傾向を見せている。

キャリアは
2戦 【1.0.0.5】
3戦 【3.5.2.19】
4戦 【4.4.5.33】
5戦 【1.1.2.41】
6戦 【1.0.1.26】
7戦上【0.0.0.24】

連対率(2〜7戦上)は17、28、17、4、4、0%。一昨年キャリア2戦でデアリングタクトが女王となったが、ほかに例はなく、3戦以上馬を有力視したい。

所属別は関東馬が64頭出走して4連対(連対率6%)、関東馬は114頭で16連対(同14%)。関東馬は劣勢だが、18、19年にアーモンドアイ、グランアレグリアが勝利し、昨年もサトノレイナスが2着を確保。ここ4年は数字ほど大きな開きは感じない。

毎年フルゲートの18頭立て(17年3番、18年は2番取り消し)の多頭数戦で枠順も気になるところ。枠番別の成績は
1枠【0.1.2.16】
2枠【1.0.2.16】
3枠【1.1.0.18】
4枠【2.1.0.17】
5枠【3.0.4.13】
6枠【0.2.1.17】
7枠【2.2.1.25】
8枠【1.3.0.26】
(1〜3着、着外)

内の1〜4枠は7連対(4勝、2着3回)、外の5〜8枠が13連対(6勝、2着7回)。一般的に競馬は内枠有利だが、乙女たちが激戦を繰り広げる阪神外回り芝1600Mは外枠が強く、3着も外枠が一歩リードしている。(たま)


◎......2歳女王サークルオブライフは今年始動のチューリップ賞で0秒2差の3着。連勝は3で止まったが、4番手追走からゴール前まではしぶとい粘りを見せた。牝馬王国・国枝栄厩舎が胸を張って送り出す期待のエース。まずはクラシック1冠目を勝ち取る。

〇......ベルクレスタは2走前の阪神ジュベナイルFで6着。強敵相手に3コーナー手前から動いて残り200MまでV争いに加わった。前走は馬群をさばくのに手間取ったものの、メンバー最速の上がりで小差の3着。勝ち切れずにいるが、G1級の決め手を秘めている。

▲......ナミュールはデビュー2連勝で挑んだ阪神ジュベナイルFでまさかの4着。出遅れて1番人気を裏切ったが、前哨戦のチューリップ賞であっさりと勝利した。発馬に課題を残すものの、自慢の末脚を引き出せれば女王の座を狙える。

△1......ウォーターナビレラは武豊騎手、武幸四郎調教師の兄弟タッグで挑んだ阪神ジュベナイルFで3着。G1勝利はお預けとなったが、直線突き抜けるかの脚色を見せた。チューリップ賞は前が詰まって5着に敗れたが、いつタイトルに手が届いてもいい末脚を備えている。

△2......ラブリイユアアイズは前走・阪神ジュベナイルFで2着。好スタートから6番手に控えて直線内からしぶとい伸びを見せたが、半馬身届かなかった。使い減りするタイプで前哨戦を挟まずの参戦となるが、昨年はこのローテの馬がワンツーフィニッシュ。休み明けは減点にならない。

△3......スターズオンアースは2戦目の東京で未勝利勝ち。1勝に物足りなさも感じるが、年明けからフェアリーSとクイーンCでそれぞれクビ差の2着。あとひと押しが利かないが、G3で善戦を続けている。芝1600Mは【0.2.1.0】と好相性。混戦になれば大駆けも可能だ。

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