2021年10月24日(日)

11R
2021年10月24日(日)
4回阪神6日
15:40発走

菊花賞 GI

芝・右 3000m 天気:
馬場:
3歳 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 馬齢 本賞金:12000、4800、3000、1800、1200万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ワールドリバイバル
1 2 アサマノイタズラ
2 3 タイトルホルダー
2 4 ロードトゥフェイム
3 5 レッドジェネシス
3 6 セファーラジエル
4 7 ディープモンスター
4 8 エアサージュ
5 9 ヴェローチェオロ
5 10 モンテディオ
6 11 ディヴァインラヴ
6 12 ノースザワールド
7 13 アリーヴォ
7 14 ステラヴェローチェ
7 15 ヴァイスメテオール
8 16 グラティアス
8 17 ヴィクティファルス
8 18 オーソクレース

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 14=18 14=2 14-5 14-15 18=2
綾恵 14=5 14=9 14-3 14-8 5=9
ナベ 14=2 14=17 14=5 14=13 14=18
たま 18=14 18=3 18=5 18=15 18=16

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はステラヴェローチェ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
皐月賞(G1)、日本ダービー(G1)ともに3着に好走し、世代トップクラスの力を証明。前哨戦の神戸新聞杯(G2)ではダービー馬のシャフリヤールらを破って快勝し、上々の滑り出しを見せた。折り合いに不安がないタイプで、距離延長は歓迎。皐月賞馬とダービー馬が不在となれば、さらに期待は膨らむ。堂々と主役を務め、最後の1冠をつかみ取る。

対抗はオーソクレース。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
新馬、アイビーS(L)と連勝後、ホープフルS(G1)2着。骨折により春のクラシックは回避となったが、復帰戦の前走・セントライト記念(G2)で3着を確保し、改めて力を示した。父は菊花賞馬エピファネイアで、母のマリアライトも宝塚記念を制した名牝。世代トップクラスのポテンシャルを秘めており、ひと叩きされての戴冠も夢ではない。

単穴はアサマノイタズラ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前哨戦のセントライト記念(G2)を快勝。末脚勝負に徹して後方から鮮やかに差し切り、2桁着順の連敗からガラリ一変した。課題の折り合い面に進境が見られ、一度使われたことでデキも上向き。相手強化に加え、長距離輸送などの課題はあるが、本格化した今なら克服は可能だ。

抑えはヴァイスメテオール。穴はレッドジェネシス。

今週のワンポイントアドバイス

スタミナ豊富、オーソクレース


牡馬クラシック3冠の最終戦。京都競馬場が改修工事中のため、42年ぶり2回目の阪神が舞台となる。皐月賞馬エフフォーリアは天皇賞(秋)、ダービー馬シャフリヤールがジャパンCへ向かうため、2年ぶりにクラシック馬不在のラスト1冠。乱菊を制するのはどの馬か。過去10年のデータでレース傾向を探ってみたい。

連対馬は1−2、1−5、1−5、3−4、5−2、1−9、1−10、7−2、3−8、1−4番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気の6、3、2連対は威張れる成績ではなく、7番人気以下から4頭が連対している。

馬連配当は
3 け た......4回
2000円台...2回
3000円台...2回
4000円台...1回
万 馬 券......1回

2017年に10番人気が2着に食い込んで1万660円と荒れたが、9回は5000円未満で決着。毎年フルゲート18頭立てでも波乱度は低い。

一方、3着に3、7、3、7、1、6、13、10、1、5番人気が入線した3連単配当は、2190円、1万円台、1万円台、5万円台、3万円台、6万円台、55万円台、10万円台、2万円台、8740円。こちらは4けた配当で堅く収まった年もあるが、10万馬券や55万馬券が飛び出す荒れ模様も。この時期の3歳馬に3000Mは未知の領域だけに、伏兵馬の台頭は常に視野に入れておきたい。

連対馬20頭の前走はG2組18頭、G3組1頭、2勝クラス組1頭。格上の重賞組が条件組を圧倒しているが、3着を見ると10頭中4頭が2勝クラス勝ちからの直行で、3、7、13、10番人気馬が入線。17、18年には6けた配当の立役者になっている。

前走成績は【7.8.4.0.0.1】(1〜5着、着外)。17年に9着から2着に食い込んだクリンチャー以外の19頭は3着以内だった。また、3着馬の成績も【5.3.0.1.1.0】(同)。6着以下から馬券圏内に食い込むことは至難となっている。

ステップ(着順)は神戸新聞杯(1、2、1、1、3、3、2、2、1、2、2、3、1着)組が13連対でトップ。次いで、セントライト記念(2、1、9、2着)組4連対。東西のトライアルから臨戦した馬が85%を占め、優勝馬も9頭輩出している。

今年舞台は阪神に替わるが、参考までに京都で行なわれた枠別成績を見ると、
1枠【2.0.1.17】
2枠【4.2.0.14】
3枠【1.0.0.19】
4枠【0.0.1.19】
5枠【0.2.3.15】
6枠【1.2.0.17】
7枠【2.3.4.21】
8枠【0.1.1.28】
(1、2、3着、着外)

内の1〜4枠が【7.2.2.69】、外の5〜8枠が【3.8.8.81】。優勝馬は内枠が7勝と優勢だが、2、3着馬は外枠が内枠を大きくリードしている。(たま)


◎......オーソクレースは9カ月ぶりの実戦だった前走セントライト記念で3着。勝負どころの反応は完調手前を思わせたが、それでも0秒4差まで迫った。ホープフルS2着で世代屈指の実力は証明済み。父エピファネイアは菊花賞馬、母マリアライトが宝塚記念馬。受け継いだスタミナでラスト1冠を奪取する。

〇......ステラヴェローチェは皐月賞とダービーで3着。G1タイトルに手が届かなかったものの、メンバー2位と最速の上がりで0秒5差、0秒2差まで追い上げた。秋初戦の神戸新聞杯も4カ月ぶりを感じさせず、メンバー最速の上がりで差し切り勝ち。不良馬場を激走した反動が出なければV争いになる。

▲......タイトルホルダーは前走セントライト記念13着。直線で前が開かず完全に脚を余した。着外からの挑戦で、データからは狙いづらいが、弥生賞ディープインパクト記念を逃げ切り、皐月賞2着、ダービー6着。春一連の実績から、ここでも十分に戦える。前走は度外視できる内容。スムーズな競馬で巻き返す。

△1......ヴァイスメテオールは前走ラジオNIKKEI賞を2馬身半差で楽勝。中団待機から直線で反応鋭く抜け出し、最後は抑える余裕を見せた。2走前のプリンシパルSは展開が向かず4着に敗れたが、それでもメンバー最速の上がりで追い上げた。春に不良馬場の1勝クラスを快勝とスタミナは十分。流れに乗れば差はない。

△2......グラティアスは新馬、京成杯と2連勝した素質馬。その後6、8、9着と敗れているが、3走前の皐月賞でタイトルホルダーと0秒2差、続くダービーでもタイム差なしと食い下がった。前走は久々で直線の伸びを欠いたが、好位で立ち回れる器用さがあり、スタミナも豊富。仕掛けどころひとつで上位争いに浮上する。

△3......レッドジェネシスは2400Mのゆきやなぎ賞を4馬身差で楽勝し、2200Mの京都新聞杯を2分11秒2の好タイムで連勝した。ダービーはスローペースに泣いて末脚不発となったが、休み明けの神戸新聞杯で2着と好走した。血統から距離延長は歓迎。スタミナ戦で花開くか注目したい。

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