2021年10月17日(日)

11R
2021年10月17日(日)
4回阪神4日
15:40発走

秋華賞 GI

芝・右 2000m 天気:
馬場:
3歳 オープン (国際) 牝 (指定) 馬齢 本賞金:10000、4000、2500、1500、1000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 スルーセブンシーズ
1 2 ステラリア
2 3 クールキャット
2 4 ソダシ
3 5 エイシンヒテン
3 6 スライリー
4 7 サルファーコスモス
4 8 エンスージアズム
5 9 アンドヴァラナウト
5 10 アールドヴィーヴル
6 11 ユーバーレーベン
6 12 アカイトリノムスメ
7 13 ホウオウイクセル
7 14 ファインルージュ
8 15 アナザーリリック
8 16 ミスフィガロ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 4=9 4=11 4-12 4-14 9=11
綾恵 4=14 4=12 4-7 4-9 14=12
ナベ 15=4 15=14 15=9 15=11 15=12
たま 12=11 12=9 12=1 12=4 12=14

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はソダシ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.59.5
桜花賞(G1)をレコードで制した白毛のアイドルホース。オークス(G1)で初黒星を喫したものの、前走・札幌記念(G2)は古馬のトップクラスを一蹴し、しっかりと軌道修正した。2000Mをこなせたのは収穫で、今回の舞台はG1・2勝を挙げている得意の阪神コース。1週前に栗東坂路で自己ベストを叩き出すなど、調教メニューも順調に消化した。オークスの雪辱を果たし、堂々と2冠制覇を成し遂げる。

対抗はアンドヴァラナウト。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.2
前哨戦のローズS(G2)を快勝した新星。その前走では上がり3ハロン最速の末脚で力強く差し切り、春のクラシック組をまとめて負かした。名牝エアグルーヴの孫で、デビューから(3.3.0.0)とまだ底を見せていない。勢いに乗る上り馬が一気の戴冠を狙う。

単穴はユーバーレーベン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.59.6
春のオークスでソダシらを破り、G1初制覇。堅実な末脚が持ち味で、ここまで7戦して(2.1.3.1)と安定した成績を収めている。脚部不安によりトライアルを回避して本番直行となったが、帰厩後はひと追いごとに良化気配。樫の女王のプライドにかけても譲れない一戦だ。

抑えはアカイトリノムスメ。穴はファインルージュ。

今週のワンポイントアドバイス

ラスト1冠奪取、アカイトリノムスメ


3歳牝馬3冠の最終戦「第26回秋華賞」。京都競馬場の改修工事で、今年は1996年の創設以来初めて阪神芝2000Mの舞台で行われる。フルゲート16頭となり例年より2頭少ないが、ラスト1冠を争うにふさわしい豪華メンバーがそろった。

桜の女王ソダシ、樫の女王ユーバーレーベン。春のクラシック馬2頭に東西のトライアルを制したファインルージュとアンドヴァラナウトが挑戦状を叩きつける。「春の実績馬」が勝つか、「夏の上がり馬」か。それとも伏兵馬の大駆けか。過去10年のデータを参考に優勝馬を探ってみたい。

連対馬は2−7、1−2、3−2、3−1、1−5、3−4、3−4、1−5、4−2、1−10番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は5、4、4連対と人気に応え、人気薄からの連対馬は7、10人気のそれぞれ1頭と少ない。また、優勝馬を見ると2019年のクロノジェネシス以外はすべて3番人気以内から出ている。

馬連配当は
3 け た......4回
1000円台...1回
2000円台...3回
3000円台...2回

毎年、多頭数戦(フルゲート18頭。14、18、19年は17頭)でも最高配当は16年の3550円。伏兵馬に出番は少なく、大波乱は起こっていない。

一方、3着に1、6、15、4、8、8、5、3、10、9番人気が入線した3連単配当は、1万円台、3660円、23万円台、1万円台、8万円台、9万円台、1万円台、5600円、7万円台、4万円台。13年に23万3560円と大きく荒れた以外は、5けた配当以内に収まっている。

連対馬20頭のクラス別は、重賞組17頭(G1組3頭、G2組8頭、G3組6頭)、オープン特別組1頭、2勝クラス組2頭。格上の重賞組が優勢で、3着を見ても10頭中7頭を占めている。

ステップはローズS組がトップで8連対。次いで紫苑S組6連対、オークス組3連対の順。ローズS組は最多連対を果たしているが、ここ5年は17年に2着入線しただけで苦戦している。代わりに、16年に重賞に昇格した紫苑S組から5頭が連対、18年を除く4回で連対する好相性を見せている。

また、オークス組は18年アーモンドアイ、19年クロノジェネシス、20年デアリングタクトと現在3年連続で優勝馬を輩出中。3頭の共通点は「桜花賞→オークス→秋華賞」という3冠ローテーションでラスト1冠を制覇していること。近年は春のG1からぶっつけ本番が必勝トレンドで、今年はアカイトリノムスメ1頭が該当する。

前走成績は【8.4.4.2.2.0】(1〜5着、着外)。6着以下から巻き返した馬はなく、3着を見ても8頭が掲示板を確保している。

東西対決は関東馬が71頭出走して4連対(連対率6%)、関西馬は106頭で16連対(同15%)。関西馬が関東馬を大きくリードしているが、ここ3年に限ると、関東馬は1勝2着2回、関西馬が2勝2着1回。連対数は互角となっている。

なお、今年は阪神競馬場が舞台となるが、参考までに枠別成績を見ると、
1枠【0.3.2.14】
2枠【1.2.1.15】
3枠【2.0.1.17】
4枠【1.2.1.16】
5枠【0.1.0.19】
6枠【1.1.2.16】
7枠【3.1.3.22】
8枠【2.0.0.28】
(1、2、3着、着外)

内の1〜4枠は11連対(4勝2着7回)、外の5〜8枠が9連対(6勝2着3回)。勝利数で外枠、連対数で内枠が一歩リードしているが、枠順による有利不利はあまり気にする材料とはなっていない。(たま)


◎......アカイトリノムスメは桜花賞4着、オークス2着。いずれも勝負どころでいったん後退しながら盛り返して小差まで迫った。春2冠はあと一歩のところで勝利を逃したが、世代トップ級のスピードとパワーを備えていることは疑いない。春からのぶっつけは黄金ローテーション。ラスト1冠を奪取する。

○......相手は樫の女王ユーバーレーベン。こちらもオークスからぶっつけでの参戦となるが、目下3年連続で優勝馬が出ている好ローテーション。ただ、その3頭はG1桜花賞1、3、1着の実績馬だった。ユーバーレーベンは桜花賞に出走していない。少し割り引きが必要と見て2番手の評価とした。

▲......アンドヴァラナウトは芝2000Mの出雲崎特別、ローズSと連勝。2走前の勝ち時計は最終週に行われた新潟記念よりも0秒2速く、前走はメンバー最速の上がり33秒8で後続を0秒2突き放した。デビューから【3.3.0.0】と連対率100%。初勝利を挙げた阪神なら突き抜けても驚けない。

△1......白毛のソダシはデビューから5連勝で桜花賞を制覇。オークスはマークが厳しく8着に敗れたが、前走の札幌記念では早め先頭から古馬12頭をねじ伏せた。実績から人気を集めるが、札幌記念から参戦した馬はハナズゴール1頭だけ(12年16着)。臨戦過程に不安が残り、評価を下げた。

△2......ファインルージュはオークスで距離を克服できず11着に敗れたが、前走の紫苑Sを0秒3差で快勝。4コーナーで外に出し、直線で楽々と突き抜けた。桜花賞でソダシの0秒1差に食い下がったのはフロックでなかった。自在に動ける脚があり、過去に2戦2勝のルメール騎手とのコンビ復活も怖い。

△3......スルーセブンシーズは中山の芝2000Mで【1.1.1.0】。前走の紫苑Sは内枠が災いして直線で追い出しを待たされたが、残り1ハロンで一気に伸びて0秒3差の2着。スムーズならもっと差が詰まっていたかの脚色だった。あの瞬発力は阪神の内回り芝2000Mに合いそう。大駆けに警戒したい。

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