2021年9月11日(土)

11R
2021年9月11日(土)
4回中山1日
15:45発走

紫苑ステークス GIII

芝・右 2000m 天気:
馬場:
3歳 オープン (国際) 牝 (指定) 馬齢 本賞金:3500、1400、880、530、350万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 スルーセブンシーズ
1 2 トウシンモンブラン
2 3 ミスフィガロ
2 4 エクランドール
3 5 キヨラ
3 6 シャーレイポピー
4 7 パープルレディー
4 8 メイサウザンアワー
5 9 アイリッシュムーン
5 10 エイシンチラー
6 11 ファインルージュ
6 12 アビッグチア
7 13 ハギノピリナ
7 14 ホウオウイクセル
7 15 スライリー
8 16 クリーンスイープ
8 17 ホウオウラスカーズ
8 18 プレミアエンブレム

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 13=4 13=11 13-10 13-18 4=11
綾恵 11=1 11=13 11-4 11-14 1=13
ナベ 17=11 17=8 17=3 17=6 17=9
たま 11=4 11=18 11=1 11=10 11=13

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はハギノピリナ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.03.1
春のオークス(G1)は16番人気の伏兵ながら3着に健闘。道中最後方で末脚勝負に徹し、直線大外から勝ち馬に0秒1差まで迫った。2走前の矢車賞(1勝クラス)では早めに動いて押し切ったように、決して追い込み一手のタイプではない。初タイトルを奪取し、堂々と秋華賞へ向かう。

対抗はエクランドール。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.00.4
全兄にG1・3勝を挙げたフィエールマンを持つ良血馬。デビュー戦から牡馬相手に2連勝を飾り、ポテンシャルの高さをアピールした。重賞は初めてだが、フィエールマンも本格的に頭角を現したのは3歳後半から。ここも難なく通過するようなら、秋のG1が楽しみになる。

単穴はファインルージュ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
未勝利→フェアリーS(G3)と連勝し、桜花賞(G1)でも3着に好走。オークスは11着と初めて崩れたが、本質的に2400Mは長かった印象だ。夏場を休養に充て立て直し、帰厩後の調整は順調。距離短縮と重賞を制した中山で仕切り直したい。

抑えはエイシンチラー。穴はプレミアエンブレム。

今週のワンポイントアドバイス

Vでラスト1冠へ、ファインルージュ


今週から舞台は中山、中京競馬場に移り、秋競馬がスタート。開幕週は東西で3重賞が行われる。先陣を切るのは3歳牝馬による秋華賞トライアル。フルゲートに地方馬キヨラを含めた18頭がゲートイン。3枚のプラチナ切符をめぐり争奪戦を繰り広げる。

重賞に昇格した2016年から過去5回、レースは18、18、16、15、18頭立て。連対馬は1−3、1−6、2−1、2−6、5−10番人気の組み合わせで決まった。

多頭数戦に上位1〜3番人気は3、2、1連対とまずまずの成績を残していが、6、10番人気から2、1頭の伏兵馬が連に食い込んでいる。

馬連配当は
3 け た......1回
1000円台...2回
3000円台...1回
万 馬 券......1回

昨年10番人気が2着に健闘して1万3320円の波乱となったが、残る4回は4000円未満で決着。フルゲート戦も多いが、大荒れは昨年の1回だけ。無理な穴狙いは避けた方が賢明か。

一方、3着に5、4、7、1、3番人気が入線した3連単配当は、1万、1万、1万、1万、14万円台。こちらも波乱の昨年を除くと1万円台の平凡な配当に収まっている。

連対馬10頭のクラス別は重賞組6連対、2勝クラス組2連対、1勝クラス組2連対。格上の重賞組が強く、18、20年には馬券圏内の1〜3着を独占している。

距離別は1800M組2頭、2000M組4頭、2400M組4頭。中、長距離から臨戦した馬が好走し、マイル以下からの参戦馬は苦戦している。

また、出走間隔は、中3週組1頭、中6週組1頭、2カ月〜4カ月半組8頭。2カ月以上の休養馬が好成績を挙げ、夏競馬からの転戦馬は苦戦している。

ステップはオークス組が唯一同一路線から4連対(2勝2着2回)を果たし、3着にも3頭が入線。軸は春G1から直行した馬から選びたい。

関東馬は65頭が出走して7連対(4勝2着3回=連対率11%)、関西馬は20頭で3連対(1勝2着2回=連対率15%)。ホームで戦える関東馬が大きくリードしている。(たま)


◎......ファインルージュは3走前に中山のフェアリーSを2馬身半差で楽勝。2着ホウオウイクセルが次走でフラワーSを勝つハイレベルな一戦だった。自身もレコード決着の桜花賞で0秒1差の3着と激走。オークスは2400Mに息切れしたが、能力は世代トップ級。Vでラスト1冠へ駒を進めたい。

○......相手はデビュー戦をハナ差で勝利したエクランドール。その後連勝した2着馬のしぶとい粘りにあったが、きっちりと差し切った。前走は3カ月半ぶり、出遅れもあったが、スピードの違いで押し切り2戦2勝。相手は強化するが、G1・3勝馬フィエールマンの全妹。牝馬同士なら重賞初挑戦でも互角に戦える。

▲......プレミアエンブレムは初勝利に4戦を要したが、1勝クラスを2戦で卒業。その前走は中団待機からメンバー速の上がりで後続を3馬身突き放した。勝ち時計も2週後の古馬2勝クラスよりも0秒7速かった。デビューから(2.3.1.0)と全て馬券圏内を確保。相手なりに走れるしぶとさを評価したい。

△1......2連勝の勢いで挑んだオークスでハギノピリナは0秒1差の3着。道中は最後方からとなったが、3コーナーから動いて直線大外から猛追した。デビューから一貫して2000M以上に出走して身に付けたスタミナが大きな武器になった。距離短縮、小回りコースに対応できれば引き続き上位争いになる。

△2......スルーセブンシーズは前走のオークスで9着。直線最内からしぶとい伸びを見せたが、0秒7差に迫るのが精いっぱいだった。中山は3戦して(2.0.1.0)と好相性。出遅れながらも大外から差し切った2走前のミモザ賞は実に強い内容だった。距離短縮してベストの舞台。突き抜けても驚けない。

△3......エイシンチラーは古馬相手に1勝クラスを勝ち、続く2勝クラスも快勝。斤量差があったとはいえ、ともにメンバー最速の上がりで差し切った。デビューから(3.1.1.1)とまだ底を見せていない。実績では見劣るが、先週の新潟記念で大穴を開けたデムーロ騎手が騎乗。夏の上がり馬の大駆けに警戒したい。

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