2021年4月18日(日)

11R
2021年4月18日(日)
3回中山8日
15:40発走

皐月賞 GI

芝・右 2000m 天気:
馬場:
稍重
3歳 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 定量 本賞金:11000、4400、2800、1700、1100万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 アドマイヤハダル
1 2 ルーパステソーロ
2 3 ステラヴェローチェ
2 4 イルーシヴパンサー
3 5 ヴィクティファルス
3 6 ヨーホーレイク
4 7 エフフォーリア
4 8 ダノンザキッド
5 9 ラーゴム
5 10 シュヴァリエローズ
6 11 ディープモンスター
6 12 ワールドリバイバル
7 13 タイトルホルダー
7 14 アサマノイタズラ
8 15 グラティアス
8 16 レッドベルオーブ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 7=8 7=1 7-13 7-15 8=1
綾恵 7=9 7=8 7-3 7-14 9=8
ナベ 3=16 3=7 3=1 3=8 3=11
たま 8=13 8=7 8=1 8=5 8=6

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はエフフォーリア。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.02.3
共同通信杯(G3)を快勝し、デビュー3連勝で重賞制覇。負かしたヴィクティファルス、シャフリヤールも直後のレースで重賞を制し、勝利の価値はさらに高まった。好位で立ち回れるセンスの良さがあり、瞬発力も非凡。小回りの札幌でデビュー勝ちしており、初の中山にも難なく対応できそうだ。無敗のまま1冠目を奪取し、クラシックの主役に躍り出る。

対抗はダノンザキッド。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.02.3
昨年のホープフルS(G1)を快勝。見事に1番人気に応え、デビュー3連勝で最優秀2歳牡馬に選出された。前走・弥生賞(G2)はスローペースに泣いて3着と初黒星を喫したものの、上がり3ハロンは最速。本番を見据えて折り合い重視の競馬を試み、前哨戦としては悪くない内容だった。休み明けをひと叩きされ、気配は順当に良化。きっちりと巻き返し、王者の意地を見せたい。

単穴はアドマイヤハダル。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.59.5
トライアルの若葉S(L)を快勝した西の新星。デビューから4戦3勝で、唯一敗れたアイビーSは直線で他馬に寄られたのが響いた。3歳春を迎えて馬体はたくましさを増しており、初の一線級相手でも楽しみは大きい。名手・ルメール騎手に手綱を託し、クラシック制覇に挑む。

抑えはタイトルホルダー。穴はグラティアス。

今週のワンポイントアドバイス

1冠奪取、ダノンザキッド


弥生賞ディープインパクト記念で昨年の最優秀2歳牡馬ダノンザキッドがまさかの3着。大本命馬の敗退で勢力図が歪み、一転混戦ムードに変わった。3年連続で無敗の皐月賞馬が誕生するか、2歳王者の巻き返しか。それとも新興勢力の台頭か。過去10年のデータで傾向を見てみたい(2011年は東京競馬)。

レースは連対馬は4−1、4−2、1−2、2−1、3−2、8−3、9−4、7−9、1−4、1−3番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は5、4、3連対と胸を張れる成績とはいえず、人気薄の7〜9番人気から4頭が連対している。

馬連配当は
3 け た......5回
1000円台...2回
6000円台...1回
8000円台...1回
万 馬 券......1回

上位1、2番人気が連から消えた16〜18年に、6220円、8710円、1万2880円の穴馬券が出た一方で、2000円未満の配当も7回。堅いか、荒れるか、見極めが必要となっている。

また、3着に8、3、3、8、4、1、12、8、3、8番人気が入線した3連単配当は、5万円台、1万円台、5920円、3万円台、1万円台、7万円台、106万円台、37万円台、4390円、2万円台。こちらは17年に106万馬券が飛び出し、翌年にも37万馬券が出る波乱含みとなっている。

ステップ(着順)は弥生賞(1、4、1、1、4着)組が5連対でトップ。4連対でスプリングS(1、1、2、2着)組と共同通信杯(1、1、2、1着)組が続き、2連対のホープフルS(1、1着)組、若葉S(1、1着)組の順。上記5路線で連対馬の85%を占めている。ちなみに、残りの3頭は毎日杯(1着)組、アーリントンC(1着)組、朝日杯フューチュリティS(1着)からの直行馬だった。なお、連対馬の前走成績は【15.3.0.2】(1、2、3着、着外)。20頭中18頭は前走も1、2着に好走、該当しない2頭はいずれも4着(弥生賞)。前哨戦で掲示板を外した馬は大きな減点になる。

東西対決は関東馬が5連対(4勝2着1回)、関西馬は15連対(6勝2着9回)。関西馬が関東馬を圧倒しているが、1着馬に限ると4勝と6勝。連対数ほど大きな差はなく、関東馬にも出番はある。

距離別は1600M組2頭、芝1800M組9頭、2000M組9頭。中距離からの参戦馬が9割を占めている。

キャリアは2〜8戦以上馬が0、5、7、6、1、1、0連対。キャリアの浅い2戦馬や逆に豊富な8戦以上馬に連対はなく、3〜5戦馬が有力となっている。

また、勝利数は1〜4勝馬が0、6、11、3連対。1勝馬は連に絡んだことがなく、2勝以上が連対への条件となっている。

フルゲート18頭立て(15、18年は15、16頭)の多頭数戦で枠順も気になるところ。枠別の成績を調べてみると、
1枠【2.0.1.16】
2枠【1.2.1.16】
3枠【0.1.1.18】
4枠【2.3.1.14】
5枠【0.1.2.17】
6枠【3.0.2.15】
7枠【1.2.0.25】
8枠【1.1.2.24】


内の1〜4枠は11連対(5勝2着6回)、外の5〜8枠が9連対(5勝2着4回)。内枠が外枠を一歩リードしているものの、3着を見てみると4頭と6頭。馬券対象としては内と外が15対15と全く互角となっている。(たま)


◎......ダノンザキッドは2走前に好位から抜け出す横綱相撲でホープフルSを勝ち、G1初制覇を飾った。前走の弥生賞3着は休み明け、前残りの展開に加え、馬場も差し馬に不向きだった。デビューから3連勝で王道を歩んできたパフォーマンスを高く評価。タイトル奪取を決めてクラシック連覇に向かう。

○......前走の弥生賞をタイトルホルダーは鮮やかに逃げ切り勝ち。スローの流れと馬場が味方したとはいえ、2歳王者をはじめとする有力馬の追撃を全く許さなかった。中山は3戦2勝と得意のコース。外目の13番枠に入ったが、ゲートが速く、二の脚もある。スタートを決めれば一気の押し切りが期待できる。

▲......エフフォーリアは無傷の3連勝で共同通信杯を制覇。好位追走から直線で楽々と抜け出し、後続を2馬身半突き放した。2、3着馬も次走で重賞を勝っており、同馬の評価が一段と高まった。初の多頭数戦となるが、好発から思い通りの競馬ができるのが強み。Vなら3年連続で無敗の皐月賞馬が誕生する。

△1......ヴィクティファルスはデビューから3戦2勝。2戦目の共同新聞杯で2着に敗れたが、スローの展開に泣いた感が強い。前走スプリングSは悪い馬場でもリズムよく走れ、追ってからしっかりと伸びて重賞初制覇。瞬発力に加え、直線での勝負根性も光っていた。距離延長は好材料で、雨予報も歓迎だ。

△2......新馬、紫菊賞をヨーホーレイクは連勝。時計のかかるやや重、重馬場で鋭い伸びを発揮した。前走のきさらぎ賞はクビ差で重賞Vを逃したが、勝ち馬とは内と外のコース取りの差が響いた。デビュー4戦すべてでメンバー最速の上がりをマーク。16頭立てで流れが向けば、突き抜けても不思議はない。

△3......アドマイヤハダルは前走の若葉Sを4番手からレースを進め、メンバー最速の上がりで2着に3馬身差をつけた。ここまで4戦3勝の成績で、2000M戦を連勝中。中山コースは初めてだが、鞍上がG1キラーのルメール騎手なら大駆けも十分にある。

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