2021年10月31日(日)

11R
2021年10月31日(日)
4回東京8日
15:40発走

天皇賞(秋) GI

芝・左 2000m 天気:
馬場:
3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:15000、6000、3800、2300、1500万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 コントレイル
1 2 カデナ
2 3 モズベッロ
2 4 ポタジェ
3 5 エフフォーリア
3 6 トーセンスーリヤ
4 7 ワールドプレミア
4 8 サンレイポケット
5 9 グランアレグリア
5 10 カイザーミノル
6 11 ムイトオブリガード
6 12 ラストドラフト
7 13 ペルシアンナイト
7 14 カレンブーケドール
8 15 ヒシイグアス
8 16 ユーキャンスマイル

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 1=9 1=5 1-6 1-14 9=5
綾恵 5=1 5=9 5-7 5-14 1=9
ナベ 14=1 14=5 14=4 14=9 14=15
たま 9=1 9=5 9=7 9=8 9=14

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はコントレイル。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・2.00.7
デビューから7戦無敗で牡馬3冠を達成。その後は2、3着に敗れたものの、ジャパンC(G1)は女傑アーモンドアイと小差、大阪杯(G1)は道悪で本来の決め手を発揮できなかった。休養を挟んで英気を養い、帰厩後は好調教を連発。実績のある東京コースの良馬場であれば、圧勝した日本ダービー(G1)の再現も可能だ。現役引退まで天皇賞(秋)、ジャパンCと残り2戦。まずは秋の盾を奪取し、3冠馬の輝きを取り戻す。

対抗はグランアレグリア。

実績:
距離・コース:
順調度:
重・2.02.5
昨年の最優秀短距離馬。今春はヴィクトリアマイルを圧勝し、G1・5勝目を飾った。2000Mに実績はないが、3走前の大阪杯(4着)はコントレイルと同様、道悪に泣いた感が強い。東京コースは(4.1.0.1)と抜群の適性を誇り、昨年の安田記念(G1)ではアーモンドアイとの女傑対決に快勝。スプリント〜マイル〜中距離の「3階級制覇」も夢ではない。

単穴はエフフォーリア。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・2.00.6
今年の皐月賞馬。前走・日本ダービーで初黒星(2着)を喫したものの、直線で一旦は抜け出してハナ差の惜敗と負けて強しの内容だった。ひと夏を越して馬体面の成長が著しく、調教では抜群の動きを披露。3000Mの菊花賞は回避し、ベストの2000M(3戦3勝)に矛先を向けた。一線級の古馬が相手になるが、今の充実ぶりなら世代交代を果たす場面もありそうだ。

抑えはカレンブーケドール。穴はトーセンスーリヤ。

今週のワンポイントアドバイス

3階級制覇、グランアレグリア


ジャパンC、有馬記念へと続く秋のチャンピオンロード。昨年はアーモンドアイが史上初の牝馬による天皇賞(秋)連覇を決め、同時にG1・8勝という偉業を達成。まさに歴史に残るメモリアルレースとなった。そして、今年も超の付く豪華メンバーが顔をそろえた。昨年の3冠馬コントレイル、2階級女王グランアレグリア、春秋天皇賞連覇を目指すワールドプレミア、さらに春に皐月賞を制した3歳馬エフフォーリアが参戦する。歴史的な大一番を勝利するのはどの馬か。過去のレースを振り返って傾向を探ってみたい。

過去10年、連対馬は7−2、5−1、5−1、5−2、1−10、1−7、1−2、2−4、1−3、1−5番人気の組み合わせで決まった。1番人気は5勝2着2回と人気に応えているが、2、3番人気が4、1連対と不調。ただ、1、2番人気がそろって連から消えたことはなく、伏兵馬の連対は7、10番人気のそれぞれ2、1頭となっている。

馬連配当は
3 け た......3回
1000円台...2回
2000円台...1回
3000円台...2回
7000円台...2回

2011年と15年に7020円、7340円と荒れたが、万馬券となるような波乱は起こっていない。無理な穴狙いは避けたほうが得策か。

一方、3着に6、2、3、1、6、6、13、6、6、2番人気が入線した3連単配当は、21万円台、3万円台、1万円台、2万円台、10万円台、3万円台、5万円台、2万円台、8860円、4130円。こちらも馬連が7000円台で決着した年に21万、10万馬券が飛び出した以外はほぼ平穏に収まっている。

路線別は毎日王冠組が最多5連対を果たしているが、16年以降は連対がなく3着3回の成績。以前ほどの勢いが見られないものの、馬券圏は確保している。次いで、4連対で安田記念組と宝塚記念組が並ぶ。この2組はいずれも夏を全休しての参戦。安田記念組は一昨年に1、2着を独占し、昨年はアーモンドアイが同じローテーションで連覇を決めた。近年のG1は春からのぶっつけがトレンドになりつつある。ほかでは札幌記念組が3連対で続いている。

年齢別は3〜7歳以上馬が11、45、49、30、27頭出走して、1、9、10、0、0連対。連対率は9、20、20、0、0%。4歳馬と5歳馬が一騎打ちムードを見せている。ダービーからぶっつけのエフフォーリアが人気を集めているが、3歳馬の連対は12年の2着1回だけ。データ的には黄色信号がともっている。

東西対決は関東馬が60頭出走して9連対、関西馬は102頭で11連対。連対率はそれぞれ15、11%。関東馬は連対数で見劣っているが、率で逆転。ここ3年は連続で勝利を挙げている。

また、牡馬148頭と牝馬14頭で争った性別は、16対4。連対率は11、29%。出走数の多い牡馬が連対数で優勢だが、率で牝馬が大きくリード。人気上位のグランアレグリアやカレンブーケドールにとっては追い風となっている。

東京芝の2000Mは1コーナー奥のポケットからスタート。最初のコーナーまで130Mと短く外枠は不利といわれる。そこで枠番別成績を調べると、

1枠【1.2.0.14】
2枠【1.1.0.16】
3枠【0.0.3.15】
4枠【4.1.2.12】
5枠【1.3.0.16】
6枠【2.1.1.15】
7枠【1.2.2.20】
8枠【0.0.2.24】
(1、2、3着、着外)

内の1〜4枠が【6.4.5.57】で、外の5〜8枠が【4.6.5.75】。なるほど、優勝回数は内枠有利となっているが、2着は真逆の結果で外枠がリード。馬券対象の3着以内で集計すると15対15と互角の数字となる。巷説でいわれるほど枠順の差は見られない。(たま)


◎......グランアレグリアは1200Mと1600Mの芝G1を合わせて5勝。マイル以下でけた違いのスピードと切れ脚を見せてきた。大阪杯4着は道悪もあったが、コースも合わなかった感が強い。東京はG1・2勝を含め【4.1.0.1】と底を見せていない。2000Mの「盾」を勝利して3階級G1制覇を果たす。

○......コントレイルは無敗の7連勝で3冠を達成した。その後2、3着と敗れたが、昨秋のジャパンCはアーモンドアイと0秒2差。前走・大阪杯は不得手な道悪に加え、馬体重16キロ増も影響した。夏は休養に充てしっかりと充電。引退まであと2戦。まずはここを勝利してラストランのジャパンCへ向かいたい。

▲......エフフォーリアは無敗の4連勝で皐月賞を制し、ダービーが2着。その前走は2冠達成寸前にハナ差交わされたが、負けて強しの内容だった。内から抜け出して1冠を勝ち取った瞬発力はここでも十分通用する。3歳馬Vなら19年ぶりの快挙。菊を勝利して波に乗る横山武史騎手なら世代の壁も破れる。

△1......ワールドプレミアは5月に天皇賞(春)を勝利。G1初勝利を決めた19年菊花賞以来の復活Vだった。3歳秋の神戸新聞杯以降は一貫して2400M以上の長距離戦に出走。2000Mは久々となるが、1800Mでも2勝を挙げている。6カ月の休養明けでも、天皇賞を連覇できる能力を秘めている。

△2......カレンブーケドールはここまで16戦して2勝。重賞勝利はないものの、今年は日経賞2着、天皇賞(春)3着、宝塚記念4着と善戦している。2000Mは【0.1.1.0】と勝ち切れないが、東京はオークス、ジャパンCで2着に好走した舞台。あとひと押しが利けば、いつG1に手が届いても不思議はない。

△3......サンレイポケットは前走、このレースと相性のいい毎日王冠で6着。直線内から外へ切り替えて進路を確保すると、メンバー2位の上がり33秒5で0秒4差まで迫った。芝2000Mは春に新潟大賞典で重賞初制覇を飾った距離で、今回はたたき2戦目。末脚勝負型に直線の長い東京も味方する。

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