前走・レパードS(G3)は10番人気の低評価を覆して重賞初制覇。展開が向いたとはいえ、のちに名古屋グランプリ(交流G2)を制するデルマルーヴルを差し切った。今回は休養明けとなるが、乗り込みは入念。中山の急坂も克服済みで、いきなり勝ち負けになっていいだろう。

昨秋のオークランドRCT(3勝クラス)を6馬身差で圧勝。前走・福島民友C(L)は出遅れて後方からの競馬となったが、オープン初挑戦で3着と力は見せた。ダートを9戦して(4.3.2.0)と複勝率100%。初の中山コースにも難なく対応できそうだ。

過去5回の連対馬は(7)(1)、(12)(4)、(5)(2)、(5)(7)、(1)(4)番人気で決まった。上位1〜3番人気は2、1、0連対とパッとしない成績で、7、12番人気からそれぞれ2、1頭が連対している。

馬連配当は
3けた…………1回
2000円台…2回
8000円台…1回
万馬券…………1回

3けた配当ですんなりと決着した年もあるが、万馬券や8000円台の高配当が出る波乱含みのレースとなっている。

また、3連単配当は3万、60万、5万、5万、5万円台。こちらも60万円台の高配当が飛び出すなど、一筋縄では収まらない傾向を見せている。ちなみに、3着には3、10、6、1、12番人気が入った。

路線別(着順)は師走S(1、5、6、8、1着)組が5連対と好相性で、次いでベテルギウスS(8、3着)組が2連対で続いている。前走成績は2けた着順でなければ反撃可能となっている。

デアフルーグはデビューから中山ダート1800メートルで3連勝。オープン特別の伏竜Sでは、後に米国遠征で善戦したマスターフェンサーを降した。前走G1ジャパンダートダービー(地方交流)8着は、勝ったクリソベリルが別格の強さ。コース替わりで一変が期待できる。