2020年1月5日(日)

11R
2020年1月5日(日)
1回中山1日
15:35発走

日刊スポーツ賞中山金杯 GIII

芝・右 2000m 天気:
馬場:
4歳以上 オープン (国際)(特指) ハンデ 本賞金:4100、1600、1000、620、410万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 テリトーリアル
1 2 ブラックスピネル
2 3 クレッシェンドラヴ
2 4 ノーブルマーズ
3 5 レッドローゼス
3 6 マイネルハニー
4 7 トリオンフ
4 8 ウインイクシード
5 9 ギベオン
5 10 シャイニープリンス
6 11 アンノートル
6 12 タニノフランケル
7 13 イレイション
7 14 メイショウエイコウ
8 15 カデナ
8 16 マイネルサーパス
8 17 ザダル

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 3=17 3=7 3-8 3-9 17=7
綾恵 7=3 7=16 7-12 7-15 3=16
山田 3=9 3=7 3=17 9=7 9=17 7=17
たま 17=9 17=3 17=7 17=8 17=16

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はクレッシェンドラヴ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.7
前走・福島記念(G3)で強敵相手に初タイトルを獲得。昨年は6戦して(2.2.1.1)と安定しており、ようやく軌道に乗ってきた印象だ。小回りコースに勝ち鞍が集中し、中山2000Mは2戦2勝。ハンデ2キロ増でも中心視してみたい。

対抗はザダル。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.3
相手が強かったにしろ、やはり3000Mの菊花賞(G1・13着)は距離が長かったのだろう。馬体重も12キロ減と長距離輸送が響いており、度外視してよさそうだ。3連勝でプリンシパルS(L)まで制した素質馬。2戦2勝の2000Mなら、巻き返しが期待できそうだ。

単穴はトリオンフ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.56.9
前走のチャレンジC(G3)は屈腱炎からの復帰戦。1年4カ月ぶりの競馬ながら自分でペースを作り、アタマ差2着に好走した。その後も反動は見られず、入念に乗り込みを消化。ひと叩きされて順当に良化してくるようなら、押し切りの場面があっても不思議はない。

抑えはウインイクシード。穴はギベオン。

今週のワンポイントアドバイス

力量上位、ザダル

中央競馬の新年の運試しとして定着している「東西金杯」。毎年のように穴馬が馬券に絡んでくる難解な一戦だが、的中すれば一気に上昇気流に乗れる。過去10年のデータで「中山金杯」の傾向を見てみたい。

レースは1-5、1-11、2-4、2-4、5-8、4-1、3-5、1-6、1-2、3-7番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は5、3、2連対と決してほめられた成績とはいえないが、上位3番人気が連からそろって消えたのは2014年の1回だけ。

馬連配当は
3 け た……1回
1000円台…4回
2000円台…2回
3000円台…1回
4000円台…1回
8000円台…1回

14年に5、8番人気でゴールして8390円の中穴配当となったが、残る9回はすべて5000円未満で決着。以前は荒れるハンデ戦として穴党にとって楽しみなレースだったが、最近は平穏に収まってぃる。

しかし、3着に15、5、5、1、1、5、1、4、10、9番人気が入線した3連単配当を見ると、24万円台、5万円台、4万円台、9400円、5万円台、1万円台、1万円台、1万円台、1万円台、21万円台。こちらは10年に24万円馬券、19年にも21万円馬券が飛び出す波乱含みの傾向を見せている。

連対馬20頭のクラス別は、重賞組15頭、オープン特別組4頭、3勝クラス組1頭。重賞組が連対馬の75%を占め、格上の貫録を見せている。

ステップはディセンバーS組が4連対でトップ。次いで、マイルCS組、金鯱賞組、チャレンジC(旧朝日チャレンジC)が3連対で並び、福島記念組が2連対で続いている。

また、年齢別は4〜8歳以上馬が5、7、5、3、0連対。連対率はそれぞれ21、22、13、9、0%。明け5歳馬が他世代を一歩リードしている。

関東馬は98頭出走して13連対(連対率13%)、関西馬が58頭で7連対(同12%)。東西対決は出走頭数の多い関東馬が連対数で優勢となっているが、率はほぼ互角。東西間格差は気にしなくてもよさそうだ。

トップハンデ馬は12、12、12、(1、10、12)、1、2、3、2、11、1着の成績。10回中5回で連に絡んで、15、19年には58キロの斤量で2、1着と期待に応えている。重いというだけでハンデ頭を切り捨てるのは危険か。


◎……前走の菊花賞でザダルは初めて馬券圏外の13着と敗れたが、予想外の馬体重12キロ減、距離3000Mも長かったようだ。デビューから3連勝でプリンシパルSを制し、セントライト記念でも後の菊花賞2着馬とクビ差3着に健闘した力量馬。2戦2勝の2000Mで巻き返す。

○……相手はギベオン。前走のチャレンジCで0秒4差の9着と敗退したが、勝負どころで馬群に閉じ込められ、直線でも前が開かず完全に脚を余した。NHKマイルC2着の実績馬だが、初重賞Vは芝2000Mの中日新聞杯。ベストの距離で反撃する。

▲……クレッシェンドラヴは昨年、3、1、2、2、5、1着。6戦中5戦で3着以内を確保、前走の福島記念で待望の重賞初制覇を飾った。ステイゴールド産駒らしい晩成型。中山は4勝と得意で、芝2000Mに限れば2戦2勝。重賞連覇も十分可能だ。

△1……前走のチャレンジCでトリオンフはアタマ差の2着。楽に逃げる流れになったとはいえ、1年4カ月ぶりのレースで重賞2勝と地力をアピールした。58キロのハンデは見込まれたものの、6勝はすべて右回り。初の中山コースは減点材料にはならない。

△2……ウインイクシードは昨年夏の札幌以降は3、1、4、2着と掲示板を確保。体質強化でレース後の反動がなくなり、成績も安定した。前走は勝ち馬が強かったが、今回は久々をたたき3戦目。重賞初制覇に向けて態勢は整った。

△3……マイネルサーパスは2走前に京都でオープン特別を快勝。3走前は左回りの東京で結果を出せなかったが、右回りで一変した。重賞成績は2着が最高だが、中山コースは(0.0.1.0)と悪くない。立ち回りひとつで上位に浮上できる。

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