一昨年の当レース覇者。今夏のプロキオンS(G3)では斤量59キロを背負って快勝し、4つ目のタイトルを獲得した。秋初戦の前走・南部杯(交流G1)は4着に終わったものの、実績のある東京コース(6勝)なら前進が可能。さらにタイトルを積み重ね、G1へ弾みをつける。

根岸S(G3)→フェブラリーS(G1)と連勝。ダート転向2戦目で一気に戴冠を果たし、芝・ダート両G1制覇を達成した。3走前が13着、前々走は6着と振るわなかったが、レコード決着の前走・南部杯(交流G1)で2着と復調をアピール。G1を制した東京なら、斤量59キロでも軽視できない。

こちらはマリーンS(オープン)→エルムS(G3)と連勝中。昨夏からダート路線に転向し、17年ホープフルS(G1)以来の重賞制覇を飾った。昨年の当レースは0秒2差の2着に終わったもの、軌道に乗った今なら雪辱を果たす場面もありそうだ。

過去10年、連対馬は(6)(4)、(4)(1)、(1)(4)、(1)(3)、(7)(1)、(2)(5)、(8)(2)、(6)(8)、(1)(7)、(9)(8)番人気の組み合わせで決まった。

馬連配当は
1000円台...4回
3000円台...2回
4000円台...1回
5000円台...1回
万馬券............2回

3けた配当で決着したことはなく、人気薄馬同士で決着した2017年と19年に1万3960円と2万1070円の万馬券が飛び出している。

ステップは3連対で南部杯組とペルセウスS組が並んでトップ。2連対でジャパンダートダービー組、シリウスS組、グリーチャンネルC組などが続いている。

年齢別は3〜7歳以上馬が5、4、7、3、1連対。連対率は23、16、14、10、3%。5歳馬が連対数で世代をリードしているものの、率では3歳馬が抜けている。


デュードヴァンはデビューからダート1600メートル戦を中心に6戦して、1、1、11、1、2、4着。連を外したのは芝のアーリントンCと前走1800メートルのレパードSだけ。東京は3勝を挙げている舞台で距離もベスト。関東期待の星が関西の強豪を一蹴して重賞初制覇を決める。

馬単は(13)←→(11)、(13)←→(4)、(13)←→(2)、(13)←→(6)、(13)←→(8)。

3連単は(13)←→(11)から(4)(2)(6)(8)と、(13)←→(4)から(11)(2)(6)(8)への3着流し。