新馬戦はバーナードループ(後に交流G2勝ち)に10馬身差をつけて逃げ切り勝ち。2戦目のヒヤシンスS(L)は出遅れたものの、後方から差し切って連勝を飾った。逃げ、差しと脚質の幅を見せており、左回りもクリア済み。ポテンシャルは高く、無傷の3連勝でタイトル奪取が期待できる。

前走・青竜S(オープン)は直線で挟まれながらも、間をこじ開けて差し切り勝ち。こちらも高い素質の持ち主で、ダートは東京1600Mで3戦3勝と負けていない。中間は順調に調整され、状態は更に上向き。引き続き得意同舞台で重賞勝ちを狙う。

東京1400Mでデビュー2連勝。ともに逃げる競馬で2着馬に大差、9馬身差と圧巻の内容だった。前走(1勝クラス)の走破時計は同日の古馬2勝クラスよりも優秀。マイルへの距離延長は課題となるものの、折り合いひとつで勝機はありそうだ。

過去10年、連対馬は(1)(2)、(3)(1)、(1)(2)、(3)(1)、(3)(4)、(2)(9)、(2)(1)、(2)(5)、(1)(3)、(3)(2)番人気で決まった。

馬連配当は
3けた…………6回
1000円台…1回
2000円台…1回
8000円台…1回
9000円台…1回

上位3番人気が連から外れた年はなく、10回中6回は3けた配当で決着した。しかし、2014年に3、4番人気のワンツーで8130円と荒れ、翌年も9番人気が2着に食い込んで9180円の高配当。波乱も視野に入れておきたい。

東西対決は関東馬が6連対(連対率9%)、関西馬は87頭で14連対(同16%)。関東馬は劣勢だが、ここ5年ではそれぞれ5連対と差はない。


レッチェバロックは東京のダート1400メートルで2戦2勝。いずれも大楽勝で、前走の勝ちタイムは古馬オープン特別の欅Sとほぼ互角だった。レースぶりから1600メートルは守備範囲。3連勝で重賞奪取を決める。

馬単は(5)←→(1)、(5)←→(16)、(5)←→(10)、(5)←→(3)、(5)←→(13)。

3連単は(5)←→(1)から(16)(10)(3)(13)と、(5)←→(16)から(1)(10)(3)(13)への3着流し。