2020年5月24日(日)

11R
2020年5月24日(日)
2回東京10日
15:40発走

優駿牝馬 GI

芝・左 2400m 天気:
馬場:
3歳 オープン (国際) 牝 (指定) 定量 本賞金:11000、4400、2800、1700、1100万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 デゼル
1 2 クラヴァシュドール
2 3 アブレイズ
2 4 デアリングタクト
3 5 ホウオウピースフル
3 6 リアアメリア
4 7 ウインマイティー
4 8 スマイルカナ
5 9 インターミッション
5 10 ミヤマザクラ
6 11 リリーピュアハート
6 12 マジックキャッスル
7 13 ウーマンズハート
7 14 フィオリキアリ
7 15 チェーンオブラブ
8 16 ウインマリリン
8 17 マルターズディオサ
8 18 サンクテュエール

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 4=1 4=2 4-10 4-13 1=2
綾恵 1=4 1=10 1-7 1-13 4=10
山田 4=2 4=17 4=8 2=17 2=8 17=8
たま 2=1 2=4 2=7 2=16 2=18

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はデアリングタクト。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
デビューから無傷の3連勝。前走・桜花賞(G1)は道悪をものともせずに2歳女王レシステンシアを差し切り、1冠目を奪取した。まだ気性面に課題はあるものの、ここまで3戦すべて上がり最速を繰り出しての快勝。前々走・エルフィンS(L)では07年のウオッカを0秒1上回る走破時計を叩き出すなど、ポテンシャルは計り知れない。初の東上、距離延長も難なく克服し、2冠制覇を成し遂げる。

対抗はデゼル。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
トライアルの前走・スイートピーS(L)を快勝し、デビュー2連勝。ラスト2ハロン10秒9-11秒2のハイラップを4角13番手から鮮やかに差し切り、非凡な決め手をアピールした。母に仏オークス馬を持つ良血で、長距離輸送や左回りもあっさりクリア。まだまだ伸びしろがあり、一線級相手でも楽しみは大きい。

単穴はクラヴァシュドール。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前走・桜花賞(G1)は、直線で内ラチ沿いから追い上げるも4着。3角過ぎに挟まれる不利が響いたものの、そこから盛り返した内容は評価できる。中・長距離志向が多いハーツクライ産駒で、距離延長は歓迎。昨秋のサウジアラビアRC(G3)で2着に好走しており、東京への輸送も克服済みだ。スムーズな競馬なら出番は十分にある。

抑えはウーマンズハート。穴はミヤマザクラ。

今週のワンポイントアドバイス

逆転優勝、クラヴァシュドール

東京の5週連続G1シリーズ第3弾は3歳牝馬クラシック2冠目の第81回「樫の女王」決定戦。無敗の桜花賞馬デアリングタクトが2冠達成か。仁川の舞台で敗退した馬が巻き返すか。それとも別路線組が女王の座を射止めるか。

早速、2010年からのデータでレース傾向を見てみたい。

過去10年の連対馬は1-5、7-8、3-2、9-5、2-1、3-1、1-2、1-6、1-4、1-12番人気の組み合わせで決まった(10年は1着同着)。

1番人気は【5.2.1.2】(1〜3着、着外)。勝率50%、連対率70%は悪くないが、2、3番人気が3、2連対と不振。代わりに、6〜12番人気から伏兵馬5頭が連に絡んでいる。

馬連配当は
3 け た……3回
1000円台…3回
2000円台…1回
万 馬 券……3回

11、13、19年に4万、1万、2万円台の万馬券が飛び出しているが、3000円未満の配当も7回。堅いか、荒れるかの両極端の結果が出ている。

一方、3連単配当は2万円台=2万円台(1着同着)、54万円台、3万円台、15万円台、1万円台、2万円台、5790円、2万円台、3360円、17万円台。馬連が万馬券となった年に、54万、15万、17万馬券が出る波乱となったが、残る7回は3万円台止まり。馬連同様に二極化の傾向を見せている。ちなみに、3着には8、2、9、1、3、6、5、2、2、2番人気が入線した。

連対馬20頭のクラス別は重賞組16頭、オープン特別組4頭。重賞組が連対馬の80%を占めている。

また、ステップは桜花賞組が11連対でトップ。次いで、フローラS組5連対、忘れな草賞組3連対、スイートピーS組1連対の順。出走頭数も多いが桜花賞組が強く、今年も12頭出走している。

キャリアは2〜9戦以上馬が0、1、7、8、2、1、1、0連対。連対率は0、9、21、24、6、3、7、0%。連対馬のキャリアは3〜8戦と幅広いが、連対数、率から4、5戦馬が有力となっている。人気を集めているデアリングタクトは3戦、デゼルが2戦。2頭にとっては気になるデータだ。

東西対決は関東馬が10連対(連対率12%)、関西馬も10連対(同10%)。連対数は互角だが、率で関東馬が一歩リードしている。

毎年、フルゲート18頭立て(15年3番、18年4番が取り消し)の多頭数で行われるG1戦。枠の内外の有利不利も気になるところ。枠別の成績を見ると、
1枠【1.2.3.14】
2枠【3.0.1.14】
3枠【0.0.2.18】
4枠【0.0.0.20】
5枠【2.3.0.15】
6枠【0.0.1.19】
7枠【3.3.1.23】
8枠【2.1.2.25】

内の1〜4枠は4勝2着2回(連対率8%)、外の5〜8枠が7勝2着7回(同14%)。外枠有利のデータが出ているが、内の1、2枠なら減点材料にはならない。


◎……クラヴァシュドールが逆転優勝で女王の座を奪取する。重馬場で行われた桜花賞で0秒7差の4着。3コーナーで大きな不利を受けたが、インから次走につながる鋭い脚で伸びてきた。1勝馬の身だが、サウジアラビアロイヤルCでサリオスの2着、チューリップ賞でも2歳女王レシステンシアに先着を果たした。対戦してきたメンバーから能力はG1級。父ハーツクライなら距離延長も問題ない。

○……相手はデゼル。キャリア1戦で前走スイートピーSに挑んで0秒3差で快勝。芝1800Mの勝ちタイム1分47秒1は前週の古馬2勝クラスよりも0秒9速く、上がり32秒5も特筆もの。キャリアの若さを露呈しなければ上位争いになる。

▲……デアリングタクトは3勝すべてをレース最速の上がりでV。2走前のエルフィンSは4馬身差で、続く不良馬場で行われた桜花賞でも2着を1馬身半突き放した。圧倒的なパフォーマンスは評価できるが、前走を激走した反動が心配。今回は3番手評価とした。

△1……前走の忘れな草賞でウインマイティーは中団待機。直線馬群に突っ込んで1馬身差でゴールした。操縦性の良さと馬群にひるまない勝負根性は多頭数戦のオークス向き。昨年の優勝馬ラヴズオンリーユーと同じローテーションでG1奪取を狙う。

△2……ウインマリリンは4戦3勝。優勝した3戦はすべて芝2000Mで、2走前はやや重で時計のかかる馬場。前走のフローラSは1分58秒7と速い時計の決着を好位から差して重賞初制覇を決めた。デビュー当初から目指していた大一番で全力投球する。

△3……デビュー戦からサンクテュエールはルメール騎手とのコンビで1、2、1、6着。前走・桜花賞で初めて掲示板を外したが、3カ月ぶり、初の重馬場と同情の余地もある。2走前にシンザン記念を優勝。同レースを勝利した牝馬のジェンティルドンナ、アーモンドアイは樫の女王になっている。

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