2020年2月15日(土)

11R
2020年2月15日(土)
1回東京5日
15:45発走

デイリー杯クイーンカップ GIII

芝・左 1600m 天気:
馬場:
3歳 オープン (国際) 牝 (特指) 別定 本賞金:3500、1400、880、530、350万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ミヤマザクラ
2 2 メルテッドハニー
3 3 ルナシオン
3 4 アミークス
4 5 セイウンヴィーナス
4 6 シャンドフルール
5 7 ヤマニンプレシオサ
5 8 サナチャン
6 9 マジックキャッスル
6 10 アカノニジュウイチ
7 11 アールクインダム
7 12 ホウオウピースフル
8 13 チアチアクラシカ
8 14 インザムービー

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 9=12 9=1 9-3 9-6 12=1
綾恵 4=12 4=9 4-3 4-8 12=9
山田 9=1 9=3 9=13 1=3 1=13 3=13
たま 12=9 12=1 12=3 12=6 12=10

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はマジックキャッスル。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.34.3
前走・ファンタジーS(G3)は2歳女王に輝いたレシステンシアを相手に2着と善戦。これまでは先行する形だったが、後方から鋭く追い込んで脚質の幅を広げた。前々走・サフラン賞(1勝クラス)はマルターズディオサ(次走G1・2着)とクビ差2着の接戦を演じており、マイル適性も証明済み。引き続き勝ち負けになる。

対抗はホウオウピースフル。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
新馬、百日草特別(1勝クラス)と連勝。いずれのレースも好位から上がり最速で押し切り、牡馬相手に完勝した。一昨年の有馬記念(G1)など重賞5勝を挙げているブラストワンピースの半妹で、血統的なポテンシャルは十分。前向きな気性から距離短縮もプラスになりそうだ。

単穴はミヤマザクラ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
デビュー2戦目をレコードで快勝。前走・京都2歳S(G3)は強力な牡馬相手に2着に終わったものの、3着には3馬身差をつけて重賞でも通用する力を示した。デビュー前から非凡な動きを見せていた素質馬で、レースセンスも抜群。長距離輸送や距離短縮など課題はあるものの、牝馬同士なら出番はある。

抑えはルナシオン。穴はシャンドフルール。

今週のワンポイントアドバイス

良血開花、ホウオウピースフル

出世レースとして知られている。過去10年だけを見てみても、2011年ホエールキャプチャ、12年ヴィルシーナ、16年メジャーエンブレム、19年クロノジェネシスの4頭が、このレースを勝利した後G1を制覇。2着馬からも15年ミッキークイーンがオークス、秋華賞と2冠を制し、17年のアエロリットはNHKマイルCを制覇している。

ただ、不思議なことに春1冠の桜花賞とのつながりを見ると、優勝した馬はなく、昨年の1、2着馬クロノジェネシス、ビーチサンバも3、5着に敗れている。今後を占う注目のレースを制するのはどの馬か。過去10回のデータで傾向を探ってみたい。

レースは1-10、2-5、2-1、4-3、1-3、2-3、1-7、1-5、3-5、1-2番人気の組み合わせで決着した。上位1〜3番人気は6、4、4連対と期待に応え、伏兵馬は7、10番人気のそれぞれ1連対だけ。

馬連配当は
3 け た……3回
1000円台…3回
2000円台…2回
4000円台…1回
6000円台…1回

10年に6240円の中穴配当が出たが、キャリアの浅い3歳牝馬の重賞でも、万馬券となるような波乱は起こっていない。

また、3着に2、4、6、2=8(3着同着)、5、1、6、2、7、7番人気が入線した3連単配当は、4万円台、2万円台、1万円台、1万円台=4万円台(3着同着)、4270円、1万円台、1万円台、6820円、7万円台、4850円。こちらも一昨年の7万1150円が最高配当で、10万円を超えるような大荒れは見られない。

連対馬20頭のクラス別は、重賞組13頭、オープン組1頭、1勝クラス組4頭、新馬組1頭、未勝利組1頭。重賞組が最多連対を果たしているものの、1勝クラス組以下からも6頭が連対。下級条件組にもチャンスは十分にある。

路線別は阪神ジュベナイルF組が8連対でトップ。次いで、フェアリーS組5連対の順。上記2路線が有力で、ほかの7頭はバラバラのレースから連対している。

前走成績は【6.6.3.1.1.3】(左から1〜5着、着外)。連対馬の75%は前走でも3着を確保する好走を見せている。なお、着外に敗れた3頭はすべて重賞6着からの臨戦馬。7着以下からの巻き返しは見られない。

キャリアは1〜6戦以上馬が1、4、8、5、2、0連対。連対率はそれぞれ7、16、29、15、11、0%。キャリア2〜4戦馬が好成績を残している。

関東馬は112頭が出走して14連対(連対率13%)、関西馬は31頭で6連対(同19%)、地方馬は8頭で連対なし。連対数で関東馬、率で関西馬が優勢となっている。


◎……ホウオウピースフルはデビュー戦を好位から差し切り、続く百日草特別も牡馬相手に2馬身差で快勝した。ともにレース最速の上がり。半兄ブラストワンピースは3連勝で毎日杯を勝利し、その年の有馬記念を制覇した。父はハービンジャーからオルフェーヴルに変わるが素質は確か。無傷の3連勝で牝馬クラシック戦線に名乗りを上げる。

○……相手はマジックキャッスル。デビュー戦を4馬身差で圧勝した後、連続2着に敗れているが、相手が阪神ジュベナイルFの1、2着馬では仕方がないか。世代トップ級の能力を秘めていることは間違いなく、ここでも首位争いになる。

▲……前走の京都2歳Sでミヤマザクラは牡馬相手に2着。2馬身置かれたが、相手がマイラプソディ(16日共同通信杯出走)で、早めに動いて勝ちに行く競馬をしたことを思えば内容は濃い。初のマイル戦となるが、血統からは対応可能だ。

△1……前走のアカノニジュウイチはスタートこそよくなかったが、勝負どころで前を射程圏内に入れ、32秒9の極上の上がりで差し切った。二の脚がしっかりしていて、折り合いも上々。キャリア1戦馬は2着1回のデータだが、桜花賞に向けていい結果を出したい。

△2……新馬戦を勝ち上がったばかりのルナシオンだが、その新馬戦は直線の反応が鈍くダメかと思われた。ところが、残り1ハロンで進路を確保すると一気に加速。そこから一瞬で突き抜けた。この馬もキャリア1戦馬だが、決め手は非凡。ノーマークにするのは危険だ。

△3……シャンドフルールはデビューから1、6、1着。2走前に掲示板を外したが、テンションが上がってしまい、まともに競馬ができなかった。500キロ近い大型牝馬で、パワフルな走りは迫力十分。広々とした東京コースなら存分に力を発揮できる。

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