昨年のエプソムC(G3)勝ち馬。連覇を狙った前走は10着に終わったが、出遅れて流れに乗れず、不良馬場もマイナスになった印象だ。ひと叩きされて順当に良化し、追い切りの動きは軽快。洋芝で2戦2勝と結果を出しており、トップハンデ克服も可能とみる。

前走・巴賞(オープン)を逃げて快勝。前々走・エプソムC(G3)でも3着に好走するなど、マイペースに持ち込めば最後まで粘り強い。脚質的に小回りは合っており、今回のメンバーでもスピードは上位。再度の粘り込みを警戒したい。

重賞初挑戦の前走・新潟大賞典(G3)で3着に好走。軽ハンデの恩恵があったとはいえ、前残りの展開を後方からよく追い込んできた。6歳を迎えてオープン入りした晩成タイプで、充実期に入った印象。洋芝は苦にしないため、再度の好走もありそうだ。

過去10年、連対馬は(2)(1)、(4)(12)、(4)(8)、(3)(7)、(2)(8)、(3)(10)、(3)(13)、(5)(14)、(5)(7)、(1)(9)番人気で決着した。

馬連配当は
1000円台…1回
3000円台…2回
5000円台…2回
8000円台…1回
9000円台…1回
万馬券…………3回

上位1〜3番人気は2、2、3連対と不振で、7〜14番人気から9頭の伏兵馬が連対。ハンデ戦でもあり、万馬券が3回も飛び出す波乱となっている。

一方、3着に5、7、7、8、7、7、9、7、13、3番人気が入線した3連単配当は、2万、40万、15万、10万、8万、12万、23万、91万、57万、5万円台。こちらも10回中7回で10万馬券が出る大荒れ。穴党にとっては何とも楽しみなレースとなっている。


トーラスジェミニは2走前のエプソムCで大外18番から先手を取り、粘って3着。前走巴賞は好スタートからマイペースの逃げで楽々と勝利した。自分の形に持ち込んだ時の強さは本物。5勝中4勝を挙げた木幡育也騎手とのコンビで重賞初制覇を決める。

馬単は(10)←→(9)、(10)←→(12)、(10)←→(1)、(10)←→(5)、(10)←→(16)。

3連単は(10)←→(9)から(12)(1)(5)(16)と、(10)←→(12)から(9)(1)(5)(16)への3着流し。