2019年11月10日(日)

11R
2019年11月10日(日)
5回京都4日
15:40発走

エリザベス女王杯 GI

芝・右・外 2200m 天気:
馬場:
3歳以上 オープン (国際) 牝 (指定) 定量 本賞金:10500、4200、2600、1600、1050万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ブライトムーン
1 2 ラッキーライラック
2 3 シャドウディーヴァ
2 4 ウラヌスチャーム
3 5 ポンデザール
3 6 クロコスミア
4 7 レイホーロマンス
4 8 クロノジェネシス
5 9 アルメリアブルーム
5 10 フロンテアクイーン
6 11 ラヴズオンリーユー
6 12 センテリュオ
7 13 サトノガーネット
7 14 ゴージャスランチ
7 15 ミスマンマミーア
8 16 スカーレットカラー
8 17 サラキア
8 18 レッドランディーニ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 11=8 11=6 11-2 11-16 8=6
綾恵 14=11 14=8 14-10 14-17 11=8
山田 16=11 16=10 16=6 11=10 11=6 10=6
たま 2=8 2=10 2=4 2=11 2=16

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はラヴズオンリーユー。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
デビューから4戦4勝。春のオークス(G1)ではレースレコードでクロノジェネシスらに快勝し、堂々とクラシックホースに輝いた。父ディープインパクト譲りの強靭な末脚を誇り、ここまで全てのレースで上がり3ハロン最速をマーク。爪の不安で休養が延びたものの、帰厩後の調教では抜群の動きを見せており、仕上げに抜かりはない。ライバルたちをまとめて破り、無敗のまま女王の座を奪取する。

対抗はクロノジェネシス。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
春の桜花賞(G1)とオークス(G1)ではともに3着に敗れたが、秋初戦の秋華賞(G1)を制して悲願の戴冠。プラス20キロの大幅な馬体増で他馬を一蹴し、ひと夏を越しての成長を印象づけた。自在に立ち回れるレース巧者で、ここまで7戦して複勝率100%(4.1.2.0)。ひと叩きされて更に良化しており、勢いのままG1連勝に挑む。

単穴はクロコスミア。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.13.1
17、18年の当レースでいずれもタイム差なしの2着。勝ち星からは2年近く遠ざかっているが、今年のヴィクトリアマイル(G1)でも3着に好走するなど、現役牝馬では上位の能力を誇る。前走(府中牝馬・5着)からの臨戦過程は昨年と同じで、順調に中間のメニューを消化。6歳秋を迎えても衰えはなく、軽視は禁物だ。

抑えはラッキーライラック。穴はスカーレットカラー。

今週のワンポイントアドバイス

鞍上強化、ラッキーライラック

今年の最強牝馬決定戦。古馬の超一線級のアーモンドアイ、アエロリット、リスグラシュー、ディアドラの名がないのはさみしいが、ラッキーライラックや3歳G1馬のクロノジェネシス、ラヴズオンリーユーなど、女王の座を狙う18頭が顔をそろえた。過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。

連対馬は11-12、4-2、1-2、7-1、2-6、3-1、6-1、3-12、5-9、3-9番人気で決まった。4、3、3連対の上位1〜3番人気はアテにならず、人気薄の6番人気以下から8頭の伏兵馬が連対している。

馬連配当は
3 け た……2回
1000円台…3回
2000円台…1回
8000円台…1回
9000円台…1回
万 馬 券……2回

2009年に11、12番人気の組み合わせで、10万2030円の万馬券が飛び出す大荒れで、16年にも2けた人気が絡んで1万3710円の万馬券が出る波乱となっている。

一方、3連単配当は154万円台、1万円台、9430円、5万円台、6万円台、1万円台、2万円台、15万円台、12万円台、5万円台。09年に154万馬券が出て、そのほか10万円を超す万馬券も2回と一筋縄では収まらない傾向を見せている。ちなみに、3着は1、1、4、5、5、6、4、2、3、1番人気だった。

連対馬20頭のクラス別は、G1組7頭、G2組12頭と2勝クラス組1頭。13年にラキシスが鳴滝特別から2着に食い込んでいるが、ほかはすべて重賞組。G3戦以下からの臨戦馬は苦戦している。

ステップ(着順)は府中牝馬S組が6連対でトップ。次いで、秋華賞組5連対、3連対でオールカマー組と京都大賞典組が並んでいる。

ローテーションを見ると、連対馬はすべて9月か10月に1回はレースに参戦。休養明けで連に絡んだ馬はいない。しかし、ここ3年の3着を見てみると、5、6、8月から直行した休養馬が連続で入線。馬券対象で見ると久々というだけで切り捨てるのは危険となっている。

年齢別は3〜7歳以上馬が7、8、4、1、0連対。連対率は17、15、7、7、0%。4歳馬は連対数でトップ、3歳馬が率でトップに立っている。

今年は外国馬の参戦がなく、日本馬同士の戦い。関東馬は46頭出走して5連対(連対率11%)、関西馬は122頭で13連対(同11%)。関西馬は連対数で関東馬を大きくリードしているものの、率は互角。東西間格差は気にしなくてもよさそうだ。


◎……ラッキーライラックは前走の府中牝馬Sで0秒3差の3着。直線のたたき合いで上位2頭に遅れたが、5カ月の休み明け、馬体重16キロ増を思えば濃い内容だった。一度使われた上積みは大きく、実力や実績は上位。名手スミヨン騎手へのスイッチで2個目のG1タイトルを奪取する。

○……牝馬3冠レースでクロノジェネシスは3、3、1着。春はあとひと押しが利かず涙を飲んだが、前走の秋華賞で待望のビッグタイトルを奪取した。夏を越して馬体重が20キロ増え、道中もキッチリと折り合い精神的にも大きく成長。G1連勝も十分に狙える。

▲……前走の府中牝馬Sでフロンテアクイーンは0秒2差の2着。道中の手応えから直線突き抜けるかに見えたが、勝ち馬の決め手が勝っていた。昨年は7着に敗れたが、直線での不利がなければ3着という脚色だった。能力G1級は証明済みで、6歳馬でも侮れない。

△1……デビュー4戦目でラヴズオンリーユーはオークス制覇。レース史上最少キャリアに並ぶ記録で、勝ちタイムも従来の記録を0秒8更新するレコードだった。体質が弱く休み休みしか使えないが、まだ底を見せていない。半年ぶりの実戦に戸惑わなければ、当然首位争いに絡める。

△2……スカーレットカラーは前哨戦の府中牝馬Sを0秒2差で快勝。後方から13頭をごぼう抜きにする末脚を発揮した。ひと夏を越して完全に一皮向けたようだ。ただ、今回は初距離の2200M戦。前回同様の脚を使えるかどうかがカギとなる。

△3……前走のウラヌスチャームは牡馬相手の京都大賞典で7着。掲示板を確保できなかったが、今回は牝馬同士の一戦。ここ3戦の牝馬限定戦は4、2、4着で、着差はすべて0秒2差以内。仕掛けどころひとつで差し切れる。

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