2019年4月28日(日)

11R
2019年4月28日(日)
3回京都3日
15:40発走

天皇賞(春) GI

芝・右・外 3200m 天気:
馬場:
サラ系4歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:15000、6000、3800、2300、1500万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 チェスナットコート
2 2 エタリオウ
3 3 リッジマン
4 4 ヴォージュ
4 5 メイショウテッコン
5 6 カフジプリンス
5 7 グローリーヴェイズ
6 8 パフォーマプロミス
6 9 ユーキャンスマイル
7 10 フィエールマン
7 11 ケントオー
8 12 クリンチャー
8 13 ロードヴァンドール

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 10=2 10=9 10-5 10-12 2=9
綾恵 7=2 7=10 7-1 7-9 2=10
山田 7=10 7=2 7=8 10=2 10=8 2=8
たま 10=3 10=2 10=5 10=7 10=9

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はフィエールマン。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
昨年の菊花賞(G1)をデビュー4戦目の歴代最少キャリアで制した逸材。前走・アメリカJCC(G2)は2着に敗れたものの、熱発明けで一頓挫あったこと思えば悲観する結果ではない。この中間は順調にメニューを消化しており、仕上がりは万全。久々でも評価を下げる必要はない。クラシックホースに輝いた京都の長丁場で2つ目のG1タイトルを奪取する。

対抗はエタリオウ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前走・日経賞(G2)はマイペースで逃げたメイショウテッコンに届かず2着。これで7度目の2着と勝ち味に遅いが、いずれのレースも舞台不問で差のない競馬をしている。昨年の菊花賞(G1)ではフィエールマンとハナ差の接戦を演じ、長距離に対応。ステイゴールド産駒は当レース過去6年で4勝を挙げており、血統的な適性も高い。ステイヤーの血が騒げば、逆転の可能性もありそうだ。

単穴はユーキャンスマイル。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前走・ダイヤモンドS(G3)を制し、初の重賞制覇。直線で馬群を割って力強く突き抜け、本格化をアピールした。折り合い面に不安がなく、スタミナも豊富。昨年の菊花賞(G1)は上記2頭に0秒2差及ばず3着に敗れたが、今の充実ぶりなら一角崩し以上の場面も。

抑えはメイショウテッコン。穴はクリンチャー。

今週のワンポイントアドバイス

態勢万全、フィエールマン

平成最後のG1を締めくくるのは「第159回天皇賞(春)」。JRAのG1競走の中でも、長い歴史と伝統を誇る最高峰レースとして知られている。

平成最初の天皇賞・春(1989年)は武豊騎手が騎乗したイナリワンが優勝した。その後、平成2、3、4年と勝ち続けて4連覇し、「平成の盾男」と称された。その後もディープインパクト、キタサンブラックなどで勝利を重ねて8勝。ほかのジョッキーの追随を許さない強さを見せている。

しかし、平成最後のレースは香港遠征で参戦できない。ではどの騎手が「春」を制覇するのか。過去10年のデータからレース傾向を探ってみたい。

レースは12-4、2-4、7-3、14-3、2-3、4-3、2-7、2-13、1-4、2-1番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気の2、5、4連対は胸を張れる成績とはいえないが、上位人気が総崩れとなったのは09年の1回だけ。

馬連配当は
1000円台…2回
2000円台…2回
3000円台…1回
6000円台…2回
万 馬 券……3回

一昨年、昨年と1番人気が期待に応えて1000円台で堅く収まっているが、2けた人気が連対した09、12、16年には1万、6万、2万円台の高配当が出る波乱となっている。

一方、3着に5、16、5、2、6、12、10、3、2、4番人気が入線した3連単配当は、22万、91万、18万、145万、11万、21万、23万、24万円、3780円、1万円台。こちらも145万馬券が飛び出すなど、大荒れとなっている。

連対馬のステップは6連対で大阪杯組と日経賞組が並び、阪神大賞典組5連対、京都記念組2連対、ダイヤモンドS組1連対の順。G1組とG2組が20頭中19頭を占め、G3組以下からの連対は厳しくなっている。

また、前走成績は【10.4.2.4】(左から1〜3着、着外)。連対馬の80%が3着以内に好走し、着外の4頭は5、6、10、13着からの臨戦。前走で馬券対象となっていることが連対への理想となっている。

東西対決は関東馬が45頭出走して6連対(連対率13%)、関西馬は128頭で14連対(同11%)、地方馬・外国馬は4頭で連対なし。関東馬は連対数で関西馬に見劣るものの、率で逆転している。

年齢別は4〜8歳上馬が4、8、6、1、1連対。連対率はそれぞれ9、17、17、5、4%。7歳以上の高齢馬は割り引きが必要となる。

最後に前走の斤量を見ると、
59キロ………2頭
58キロ………5頭
57キロ………7頭
56キロ………6頭
55キロ以下…0頭

55キロ以下の斤量で連対はなく、3着を見てみても10頭中8頭がこの条件をクリア。エタリオウなど4頭には気になるデータとなっている。


◎……本命にフィエールマンを推す。年明け初戦のアメリカJCCはレース最速の上がりで追い込んだものの、アタマ差の2着。やや物足りない結果となったが、熱発の影響で体調がひと息だったことを思えば、悲観する競馬ではない。3カ月ぶりの実戦は菊花賞とほぼ同じ間隔。2個目のG1奪取に態勢は万全だ。

○……ここ2戦のリッジマンは12、6着に敗退。有馬記念は相手が強く、前走は3カ月ぶり、緩い馬場も合わなかった。昨年のステイヤーズSは好位追走から先行勢を一気に2馬身半突き放した。一度使われて前進は確実。良馬場なら、ここでも通用する。

▲……エタリオウはデビューから10戦して【1.7.0.2】。1勝馬ながら、昨年の菊花賞では勝ち馬と同じ上がりでハナ差の2着とG1級の末脚を発揮した。今年初戦の日経賞は勝ち馬に逃げ切られたが、2着は確保した。そろそろ「最強の1勝馬」の呼び名を返上したい。

△1……前走のグローリーヴェイズは直線で馬群をさばいて抜け出し、持久力戦の流れにも対応した。関東馬ながら京都の外回りコースで4戦して、2、4、5、1着。ここ4戦はすべて3カ月ぶり。今回も1月以来の実戦となるが、久々に不安はない。

△2……ユーキャンスマイルは前走のダイヤモンドSをレース最速の33秒4の末脚で追い込んで2馬身半差の快勝。勝ちっぷりが良く、成長力を感じる内容だった。ここ3戦の3000M以上戦で3、2、1着。スタミナ戦は得意だ。

△3……メイショウテッコンは強さともろさが同居するが、前走の日経賞を堂々と逃げ切り勝ち。以前と比べると、精神面での成長がうかがえる内容だった。同型馬との兼ね合い次第だが、現在は充実一途。この舞台でも十分押し切りは可能だ。

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