2019年12月28日(土)

11R
2019年12月28日(土)
5回中山9日
15:30発走

ホープフルステークス GI

芝・右 2000m 天気:
馬場:
2歳 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 馬齢 本賞金:7000、2800、1800、1100、700万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ブラックホール
2 2 コントレイル
3 3 ブルーミングスカイ
4 4 ガロアクリーク
4 5 ヴェルトライゼンデ
5 6 ナリノモンターニュ
5 7 ワーケア
6 8 クリノブレーヴ
6 9 パンサラッサ
7 10 ディアセオリー
7 11 オーソリティ
8 12 ラグビーボーイ
8 13 ラインベック

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 2=7 2=11 2-1 2-5 7=11
綾恵 1=7 1=2 1-11 1-12 7=2
山田 2=7 2=13 2=1 7=13 7=1 13=1
たま 2=7 2=3 2=1 2=5 2=11

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はコントレイル。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前走・東京スポーツ杯2歳S(G3)を2歳レコードで圧勝し、デビュー2連勝。スローペースだった新馬戦とは一転して淀みなく流れたが、難なく対応して後続を5馬身突き放した。走破時計は今年の毎日王冠(古馬G2)と僅か0秒1差。デビュー2戦目でこの時計を叩き出したのだから驚異的だ。距離延長や小回りへの対応など課題はあるものの、あっさり克服できるだけの素質を持っている。

対抗はワーケア。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
こちらもデビューから2連勝。前走・アイビーS(L)は道悪をものともせず、ノーステッキで他馬を一蹴した。非凡な決め手を持っており、新馬戦に続いて上がり3ハロンは33秒台前半。折り合い面にも不安がなく、距離延長は問題ないだろう。3年連続のリーディングが確定しているルメール騎手の手綱でG1タイトルを狙う。

単穴はオーソリティ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.02.9
新馬戦でブラックホール(のちに札幌2歳S制覇)に勝利すると、2戦目の芙蓉S(オープン)も制して2連勝。いずれのレースもスローペースの好位でしっかりと折り合い、力強い末脚で抜け出した。祖母は名牝シーザリオ、近親にもエピファネイアやサートゥルナーリア(昨年の当レース覇者)などのG1ホースがズラリ。この舞台を経験しているのも強みで、G1でも出番がある。

抑えはヴェルトライゼンデ。穴はブラックホール。

今週のワンポイントアドバイス

来春に飛べ、コントレイル

2019年の中央競馬フィナーレを飾るG1レース。皐月賞と同じ2000Mの舞台で2歳の精鋭13頭が覇を競う。昨年の優勝馬サートゥルナーリアは皐月賞を制覇。ほかにもこのレースに出走したレイデオロが翌年のダービーを制覇している。過去10年のデータでレース傾向を見てみたい

連対馬は1-3、4-2、5-6、7-10、8-1、2-8、3-1、1-8、1-4、1-2番人気の組み合わせで決まった(2009〜13年はオープン特別、14〜16年はG2、一昨年からG1に昇格)。上位1〜3番人気は6、3、2連対と威張れた成績ではなく、6番人気以下からも6頭の伏兵馬が連対している。

馬連配当は
3 け た……2回
1000円台…2回
2000円台…3回
5000円台…1回
9000円台…1回
万 馬 券……1回

上位人気が連に絡んで3000円未満の堅い配当も7回あるが、7、10番人気で決まった12年に2万8380円の万馬券が飛び出し、14年にも9330円の高配当で決着。まだ脚質の固まらない2歳戦だけに波乱も視野に入れておきたい。

また、3着に8、3、12、2、2、9、2、2、8、3番人気が入線した3連単配当は1万円台、2万円台、64万円台、37万円台、3万円台、34万円台、7790円、1万円台、5万円台、3650円。こちらも4けた配当で決着する一方で、30万円を超す万馬券も3回。堅いか、荒れるかの見極めが必要となっている。

連対馬のクラス別は、重賞組3頭、オープン特別組2頭、1勝クラス組5頭、新馬組6頭、未勝利組4頭。20頭中15頭が1勝クラス以下から連対馬で、格上のオープン組はわずか5連対だけ。この時期の2歳重賞は、格より勢いを重視したい。

連対馬20頭の前走成績は【17.1.1.0.0.1】(左から1〜5着、着外)。2歳戦らしく前走勝利した馬が圧倒的に強い。さらに、ここ5年に限れば3着以内の15頭中14頭までが1着馬だった。

ステップは萩Sと葉牡丹賞からそれぞれ2頭ずつが連対しているが、強く推せる材料とはならない。

関東馬88頭、関西馬55頭、地方馬2頭で争った所属別は、12、8、0連対。連対率は14、15、0%。関東馬が連対数でリードしているものの、率で関西馬が逆転している。

キャリアは1〜5戦以上馬が6、8、1、3、2連対。幅広いキャリアから連対馬が出ているが、1、2戦馬が連対への有力候補となっている。


◎……前走の東京スポーツ杯2歳Sをコントレイルは5馬身差で圧勝。勝ちタイム1分44秒5は従来のJRA2歳レコードを1秒1上回り、秋の東京開催開幕週の毎日王冠と0秒1差と強烈だった。馬名は「飛行機雲」の意。無傷のG1制覇で来春のクラシックへ向けて飛び立つ。

○……ワーケアはデビュー戦、アイビーSと連勝。やや重馬場と重馬場でともに上がり33秒台の決め手を発揮した。まだ、モタれたり、物見しながら走っていて完成途上だが、パワーと瞬発力を兼備している。スピード競馬は未知数だが、◎を逆転しても驚けない。

▲……穴を出せばブルーミングスカイ。前走4着は勝負どころで閉じ込められ、追い出しを待たされたのが痛かった。相手は強くなるが、ポテンシャルは引けを取らない。スムーズな競馬ができればV争いが期待できる。

△1……ブラックホールは前走の札幌2歳Sで父ゴールドシップに初の重賞タイトルをプレゼント。父と同じように息の長い末脚で、しまいは確実に伸びている。速い持ち時計がなく高速決着になると疑問だが、直線のたたき合いに持ち込めれば出番はありそうだ。

△2……函館の新馬戦に続き、オーソリティは前走の芙蓉Sもノーステッキで快勝した。初戦で敗ったブラックホールがのちに札幌2歳Sを制覇。その比較からも能力の高さがわかる。3カ月ぶりとなるが、この舞台で勝っているのは大きな強みとなる。

△3……ヴェルトライゼンデは新馬、萩Sと連勝。重馬場、やや重馬場の勝利で時計は目立たないが、前走は3頭の真ん中でたたき合う競馬を制した。勝負根性が光り、小倉の圧勝で小回り適性は証明済み。スピード競馬に対応できる裏付けはないが、混戦になれば出番はある。

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