実績: | ★★★★★★★ |
距離・コース: | ★★★★★★★ |
順調度: | ★★★★★★★ |
時計:(初距離) | |
オークス(G1)でクビ差2着に好走。12番人気の伏兵だったが、直線で一旦は抜け出して戴冠にあと一歩のところまで迫った。デビュー以来(2.2.1.1)と堅実で、中山では初勝利を挙げている。休養を挟んで秋初戦となるが、帰厩後は順調に乗り込まれて臨戦態勢は整った。まずは初タイトルを獲得し、本番の秋華賞(G1)へ弾みをつけたい。
実績: | ★★★★★★★ |
距離・コース: | ★★★★★★★ |
順調度: | ★★★★★★★ |
時計:(初距離) | |
これまで4戦して2勝、2着1回。前走・織姫賞(1勝クラス)は休み明けのうえに古馬との初対戦だったが、鮮やかに差し切って地力の高さを示した。デビュー当初より馬体重が20キロ近く増加しており、パワーアップが顕著。名手ルメール騎手の手綱で秋華賞(G1)への優先出走権を狙う。
実績: | ★★★★★★★ |
距離・コース: | ★★★★★★★ |
順調度: | ★★★★★★★ |
時計:良・1.59.6 | |
前走(1勝クラス)は4角前から早め先頭の積極策。直線残り1ハロンで力強く突き抜け、古馬相手に快勝した。春の時点でもフローラS(G2)で僅差4着に好走するなど、素質の高さを示していた。前走で小回りも克服しており、要警戒だ。
能力重賞級、パッシングスルー
2016年から重賞に昇格して行われている秋華賞トライアル(3着まで優先出走権)。ここではオープン特別時代を含めた過去5回のデータで傾向を見てみたい。
レースは18、18、18、18、16頭立てで、連対馬は5-1、8-5、1-3、1-6、2-1番人気で決まった。1〜3番人気は4、1、1連対の成績。1番人気は4連対と期待に応えているが、2、3番人気がそれぞれ1、1連対とアテにならない。
馬連配当は
3 け た……1回
1000円台…3回
3000円台…1回
最高配当はオープン特別時代に8番人気が勝利した3910円。多頭数戦でも平穏に収まる傾向を見せている。
一方、3着に4、6、5、4、7番人気が入線した3連単配当は、6万、8万、1万、1万、1万円台。こちらも15年の8万4840円が最高配当で、大荒れは起こっていない。
連対馬10頭のクラス別(着順)は重賞(3、3、5着)組3頭、2勝クラス(4、1、1、2着)組4頭、1勝クラス(1、1、1着)組3頭。重賞組は3連対と少ないが、昨年は上位1、2、3着を独占した。以前は関東の条件組が中心で、本番に直結しないという評価が続いていたが、重賞に昇格したここ3年は状況が一変。第1回の2着馬ヴィブロスと第2回を制したディアドラが、秋華賞を制覇している。今後もトライアルとしての重要度が高まっていくことは間違いなく、注目度はさらに増しそうだ。
距離別は1600M組2頭、1800M組2頭、2000M組4頭、2400M組2頭。連対馬の距離はマイルから長距離2400Mまで幅広いが、10頭中8頭は中・長距離戦からの参戦馬だった。
なお、ステップはサンプル数が少ないこともあり、同一路線からの連対はオークス組の2頭だけ。
◎……パッシングスルーは前走で古馬を相手に3馬身差の圧勝。好位追走から直線で抜け出す横綱相撲だった。ここまで(2.0.0.2)の成績で、敗れた2戦(ともに4着)が重賞のシンザン記念とフローラS。春のG1出走には届かなかったが、ここを勝って大舞台へ駒を進めたい。
○……相手はオークスでクビ差2着だったカレンブーケドール。ゴール前でラヴズオンリーユーの決め手に屈したが、先に抜け出したレースぶりは負けて強しの内容だった。走法から小回りの中山に不安はなく、G1に向けて好発進を決めたい。
▲……レッドベルディエスは2戦目の未勝利戦を2馬身半差で圧勝して、クイーンCで5着。重賞初挑戦でチグハグな競馬になったが、○カレンブーケドールとは0秒3差だった。前走の1勝クラスは5カ月ぶりだったが、能力の違いを見せつけた。重賞2度目。今回は怖い。
△1……東京で3戦してアップライトスピンは1、4、1着。前走は4カ月ぶりだったが、芝1800M(やや重)を1分47秒9、上がり33秒7の好時計で差し切った。まだキャリア3戦で上がり目は十分。たたき2戦目の今回は引き続き勝ち負けに持ち込める。
△2……フェアリーポルカは前走のオークスで大差の16着。外枠14番で道中外々を回されたのが痛かった。大敗後で狙いづらいが、2走前のフローラSは中団から33秒7の上がりで0秒1差の5着。流れに乗れれば差はない。
△3……前走のフローラSでエアジーンは0秒6差の10着。2けた着順の敗因は、馬体重10キロ減、後方からスローの流れも向かなかった。2走前にこの舞台で1勝クラスを快勝。力を出し切れば巻き返せる。