2019年5月5日(日)

11R
2019年5月5日(日)
2回東京6日
15:40発走

NHKマイルカップ GI

芝・左 1600m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 定量 本賞金:10500、4200、2600、1600、1050万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 クリノガウディー
1 2 プールヴィル
2 3 ダノンチェイサー
2 4 イベリス
3 5 マイネルフラップ
3 6 グルーヴィット
4 7 グランアレグリア
4 8 ヴァルディゼール
5 9 ミッキーブラック
5 10 カテドラル
6 11 ロードグラディオ
6 12 ワイドファラオ
7 13 ファンタジスト
7 14 ハッピーアワー
7 15 ヴィッテルスバッハ
8 16 トオヤリトセイト
8 17 アドマイヤマーズ
8 18 ケイデンスコール

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 7=17 7=3 7-10 7-13 17=3
綾恵 17=7 17=3 17-15 17-16 7=3
山田 7=17 7=10 7=13 17=10 17=13 10=13
たま 7=10 7=8 7=3 7=17 7=18

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はグランアレグリア。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.32.7
前走・桜花賞(G1)を1分32秒7のレースレコードで快勝。4角先頭から豪快に突き抜け、後続をまるで相手にしなかった。距離適性を考慮してオークス(G1)は回避し、走り慣れた1600M(4戦3勝)の当レースへ参戦。この東京で新馬戦、サウジアラビアRC(G3)を連勝しており、コース適性も十分だ。牡馬相手でもG1連勝の期待は大きい。

対抗はアドマイヤマーズ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.9
昨年の最優秀2歳牡馬。1600Mで4戦全勝と好相性を誇り、昨年の朝日杯フューチュリティS(G1)ではグランアレグリアに0秒4先着している。前走・皐月賞(G1)は4着に敗れたものの、本質的に2000Mは長かった印象。左回り(3戦2勝、2着1回)は苦にしないため、ベストのマイル戦なら復権のシーンもありそうだ。

単穴はダノンチェイサー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.34.7
前走・きさらぎ賞(G3)を制して重賞タイトルを獲得。2番手追走から楽々と突き抜け、ランスオブプラーナ(のちに毎日杯制覇)らを寄せ付けなかった。デビューから5戦4連対と底を見せておらず、長距離輸送も経験済み。課題の折り合いにも進境を見せているため、G1初挑戦でも警戒はしておきたい。

抑えはファンタジスト。穴はカテドラル。

今週のワンポイントアドバイス

変則2冠奪取、グランアレグリア

2009年からの過去10年、連対馬は10-5、1-5、1-2、1-3、10-6、1-17、3-4、1-2、2-13、6-2番人気の組み合わせで決まった。

上位1〜3番人気は5、4、2連対とほめられた成績ではなく、代わりに、6番人気以下から計6頭の伏兵馬が連対している。

馬連配当は
3 け た……1回
1000円台…2回
2000円台…2回
3000円台…1回
万 馬 券……4回

10回中4回で万馬券が飛び出す波乱で、そのときはすべて2けた人気馬が絡んでいる。一方、4000円未満の人気サイドの配当が6回。堅いか、荒れるかの両極端の傾向を見せている。

一方、3連単配当は238万円台、1万円台、7920円、26万円台、123万円台、68万円台、3万円台、3万円台、29万円台、12万円台。こちらも09、13年の238万、123万馬券のほか、10万超の万馬券が4回も出る大荒れ。穴党には楽しみなG1となっている。ちなみに、3着は13、3、4、15、8、12、2、12、6、9番人気だった。

連対馬20頭のクラス別はG1組4頭、G2組8頭、G3組6頭、オープン特別組2頭。前走が重賞なら格に関係なく連対可能となっている。

路線別(着順)は6連対のニュージーランドT(3、2、3、1、7、2着)組がトップ。3連対で毎日杯(1、2、2着)組が続き、2連対で皐月賞(5、8着)組、桜花賞(4、5着)組、スプリングS(2、12着)組が並んでいる。上記5路線が有力ステップで、連対馬の75%を占めている。なお、残る5頭は、ファルコンS(1着)、アーリントンC(1着)、橘S(1着)、フラワーC(1着)、アネモネS(4着)からの参戦だった。

前走成績は【6.5.2.2.2.3】(1〜5着、着外)。連対馬の20頭中17頭は前走5着以内に好走し、前哨戦で掲示板を外した馬の巻き返しは厳しくなっている。

また、距離別は
1400M……2頭
1600M……10頭
1800M……6頭
2000M……2頭

当レースと同距離のマイルから参戦の馬が強く、次いで1800M組。1400Mから距離を延ばした馬や2000Mからの臨戦馬は分が悪くなっている。

関東馬79頭と関西馬101頭で争った東西対決は、9対11。連対率はそれぞれ11、11%。連対数で関西馬が一歩リードしているものの、率は全くの互角。東西間格差は気にしなくてもよさそうだ。

また、性別は牡馬が154頭出走して16連対(連対率10%)、牝馬は26頭で4連対(同15%)。出走頭数の多い牡馬が連対数で優勢となっているが、率で牝馬が逆転。しかも牝馬の連対はここ4年で記録したもの。近年は牝馬から目が離せなくなっている。

最後に枠別成績(18頭立て)を見ると、
1〜4枠【5.3.4.68】(連対率10%)
5〜8枠【5.7.6.82】(連対率12%)
(1、2、3着、着外)

内枠80頭と外枠100頭で争い、1着馬は互角の5頭ずつとなっているが、2着馬、連対率で外枠がやや有利となっている。


◎……グランアレグリアは桜花賞で、朝日杯フューチュリティS以来の中111日でライバル17頭を一蹴。勝ち時計も前年のアーモンドアイのレコードを0秒4更新した。マイルがベストで、東京も2戦2勝。05年のラインクラフト以来、史上2頭目の桜花賞&NHKマイルCの変則2冠馬が誕生する。

○……相手はカテドラル。前走アーリントンCは出遅れて最後方18番手。はじめて経験する競馬となったが、直線ごぼう抜きにしてクビ差の2着。野路菊Sでヴェロックス(皐月賞2着)を負かしたことがフロックでないことを証明した。人気薄だが流れひとつで首位争いに浮上する。

▲……ヴァルディゼールは前走8着。成績からは狙いづらいが、そのアーリントンCは直線で馬群に包まれて全く追えず。それでも勝ち馬と0秒2差なら負けて強しの内容だった。シンザン記念をキャリア2戦で制覇した素質馬。力を出し切ればV奪取も十分ある。

△1……アドマイヤマーズは4戦全勝で2歳チャンピオンの座を射止めたあと、共同通信杯2着、皐月賞4着。G3、G1と2連敗中だが、2走前は不得手な瞬発力勝負、前走はやや積極性に欠けた競馬と敗因はハッキリしている。4戦4勝のマイルでの巻き返しを警戒したい。

△2……前走きさらぎ賞をダノンチェイサーは2馬身差で圧勝。さすがディープインパクト産駒といわしめるレースセンスや末脚を発揮した。ただ、今回は一瞬の切れ味が必要なマイル戦。皐月賞に出走せずにここに参戦してきた不気味さは感じるものの、今回は△にとどめたい。

△3……穴ならケイデンスコール。前走の毎日杯は0秒2差の4着に敗れたが、勝負どころでの不利をはね返し、レース最速の上がり33秒9の伸び脚は際立っていた。左回りは新潟2歳S勝ちを含めて【2.1.0.0】と得意。スムーズなら直線一気に突き抜ける可能性まである。

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