2017年4月9日(日)

11R
2017年4月9日(日)
2回阪神6日
15:40発走

桜花賞 GI

芝・右・外 1600m 天気:
馬場:
稍重
サラ系3歳 オープン (国際) 牝 (指定) 定量 本賞金:9200、3700、2300、1400、920万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ミスエルテ
1 2 ライジングリーズン
2 3 サロニカ
2 4 ジューヌエコール
3 5 ベルカプリ
3 6 リスグラシュー
4 7 ショーウェイ
4 8 カラクレナイ
5 9 ゴールドケープ
5 10 レーヌミノル
6 11 アロンザモナ
6 12 アエロリット
7 13 ヴゼットジョリー
7 14 ソウルスターリング
7 15 アドマイヤミヤビ
8 16 ミスパンテール
8 17 ディアドラ
8 18 カワキタエンカ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 14=15 14=16 14-6 14-12 15=16
綾恵 14=15 14=8 14-2 14-10 15=8
山田 14=15 14=6 14=16 15=6 15=16 6=16
たま 15=14 15=16 15=1 15=6 15=8

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はソウルスターリング。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.2
ハイレベルな現3歳牝馬戦線でデビューから無傷の4連勝。昨年の阪神JF(G1)を制して2歳女王に輝き、前哨戦のチューリップ賞(G3)では好時計でライバルたちを一蹴して更に進化を遂げた。好位にスッとつけられて、末脚も確かなレース内容はまさに盤石。阪神への長距離輸送も苦にせず、付け入る隙が見当たらない。1冠目獲得へ視界良好だ。

対抗はアドマイヤミヤビ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.2
デビュー戦こそ2着に敗れたが、未勝利から一気の3連勝。百日草特別(500万下)で牡馬クラシック候補のカデナに快勝すると、休み明けの前走・クイーンC(G3)でも他馬を完封してきっちりと結果を出した。前走はマイルへの距離短縮が懸念されたが、1分33秒2の走破時計は優秀。本馬もまだ底を見せておらず、ポテンシャルの高さに期待したい。

単穴はミスパンテール。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.5
デビュー2戦目のチューリップ賞(G3)でソウルスターリングの2着に健闘。7カ月の休み明けで初の輸送競馬と厳しい条件だったが、メンバー最速の末脚で追い上げて素質の高さを示した。ひと叩きされたことで状態は順当に良化。キャリアは浅いがその分伸びしろは大きいだけに、押さえておきたい1頭だ。

抑えはリスグラシュー。穴はアエロリット。

今週のワンポイントアドバイス

末脚信頼、アドマイヤミヤビ

クラシック第1弾「桜花賞」。今年3歳牝馬はレベルが高いといわれているが、豪華メンバーが集結した。

人気の中心は4戦全勝で挑む世界的名馬のフランケル産駒ソウルスターリング。阪神の芝1600Mは阪神ジュベナイルF、チューリップ賞を制した舞台で、実績でも抜けている。

しかし、ライバルも強力だ。3連勝でクイーンCを勝利したアドマイヤミヤビ、わずか2戦のキャリアでトライアルのチューリップ賞で2着入線したミスパンテール。リスグラシューは阪神ジュベナイルFで2着に敗れたとはいえ、レース最速の上がりで0秒2差に迫り、牡馬相手の朝日杯フューチュリティSで4着と健闘したミスエルテなど17頭が集結した。

桜満開の仁川のターフで3歳女王の座を射止めるのはどの馬か。過去10年のレースを参照に傾向を見てみたい。

過去10年、連対馬は3-1、12-15、1-2、1-3、2-1、2-4、7-2、1-2、5-7、3-2番人気の組み合わせで決まった。1〜3番人気は5、6、3連対と期待に応え、上位人気が連からそろって消えたのは2度だけ。ただ、7番人気以下からも2けた人気馬2頭を含め4頭の伏兵馬が連対している。

馬連配当は
3 け た……5回
1000円台…2回
3000円台…1回
7000円台…1回
万 馬 券……1回

10回中8回は4000円未満で決着しているが、2008年に12、15番人気のワンツーで19万6630円と荒れ、一昨年も7860円の高配当。波乱も視野に入れた馬券検討が必要となっている。

一方、3連単配当は1万円台、700万円台、5680円、3万円台、5880円、2万円台、67万円台、2540円、23万円台、2万円台。馬連19万馬券が飛び出した年に700万2920円の大波乱となり、10万超の万馬券も2回。人気薄馬の食い込みを警戒したい。ちなみに、3着は7、5、5、11、4、3、14、5、8、6番人気だった。

連対馬のクラス別はG1組1頭、G2組1頭、G3組16頭、オープン特別組2頭。重賞組が20頭中18頭を占め、オープン特別組以下組は苦戦している。

ステップ(着順)は12連対のチューリップ賞(2、1、1、2、4、3、7、1、3、11、2、1着)組がトップ。次いで、クイーンC(6、1、1着)組が3連対、2連対でエルフィンS(1、1着)組と続き、ほかでは阪神ジュベナイルF(1着)、フィリーズレビュー(3着)組、フラワーC(1着)組からそれぞれ1頭が連対している。

キャリア別は2〜7戦以上馬が1、5、7、3、3、1連対。連対率は33、29、25、6、7、2%。キャリア3〜6戦馬が好成績を残している。

関東馬は71頭出走して4連対(連対率6%)で、関西馬は107頭で16連対(同15%)。長距離輸送で西下する関東馬は苦戦している。なお、07年に出走した地方馬は15着に敗退している。

また、枠別成績は(1、2、3着、着外=08年は7番枠取り消し)
1枠(0.0.1.19)
2枠(0.0.1.19)
3枠(1.0.0.19)
4枠(2.2.0.15)
5枠(3.0.3.14)
6枠(0.2.2.16)
7枠(2.3.2.23)
8枠(2.3.1.24)

外の7、8枠からそれぞれ5頭が連対し、内の1、2枠は連対なし。また、3着を見てみても5枠より外に集中している。スタート直後に最初のコーナーを迎えるため、内枠有利と思いがちだが、実は外枠の方が断然有利となっている。


◎……アドマイヤミヤビは2走前の百日草特別でその後の弥生賞馬カデナを完封し、続くクイーンCで重賞初制覇を飾った。強烈なインパクトは感じないが、後方待機から直線楽々と差し切る余裕の競馬。今回はM.デムーロ騎手に乗り替わるが、目下リーディングジョッキーへのバトンタッチなら全く問題なく、やや重の阪神で勝利しているのも心強い。

○……相手筆頭はソウルスターリング。前走トライアルのチューリップ賞を完勝。勝ちタイムも前週のアーリントンCよりも0秒9速く、翌日の古馬準オープンと0秒1差と優秀だった。先行力があり、現時点の完成度は一番。無傷の5連勝の桜花賞馬誕生も十分にある。

▲……ミスパンテールはキャリア1戦、7カ月の休み明けで挑んだ前走のチューリップ賞で2馬身差の2着。トライアルできっちりと出走権を獲得した。実績では一歩譲るものの、キャリアを考えるとメンバー中で最も上積みが期待できる。

△1……デビュー戦からカラクレナイは芝1400Mに的を絞って、3勝4着1回。新馬戦こそ4着と敗れたが、前走フィリーズレビューを3連勝で制覇した。7ハロン戦しか経験していないが、4戦中3戦でレース最速の上がりをマーク。末脚勝負になれば一気に上位争いに浮上する。

△2……前哨戦のチューリップ賞でリスグラシューは2馬身半差の3着。3カ月ぶりの実戦と余裕残しの馬体がラストの伸びに影響したようだ。たたき2戦目で上積みは確実。阪神ジュベナイルF2着の実績から反撃があっても驚けない。

△3……ミスエルテは新馬、ファンタジーSを連勝して、牡馬相手の朝日杯フューチュリティSで4着。パドックからテンションが高く、レース中も馬群でもまれたが、同世代のトップ級を相手に0秒4差まで追い上げた。連対のない1枠はマイナス材料だが、馬券対象からは外せない。

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