目下、障害重賞7連勝中の現役最強ジャンパー。前走・東京ハイジャンプ(J・G2)は骨折明けだったが、2着馬を2秒突き放す圧巻の勝利で格の違いを改めて示した。昨年の当レースでアップトゥデイトを完封して春秋J・G1制覇を果たすなど、能力&実績ともに断然上位。史上初となるJ・G1レース4連勝を挙げ、2年連続の最優秀障害馬に輝く公算大とみる。

こちらも春秋J・G1制覇(15年)を成し遂げた実績馬。昨年以降はなかなか勝ち切れずにいたが、前走・阪神ジャンプS(J・G3)を6馬身差で快勝し、復調を印象づけた。中山コースでは(2.2.1.0)と適性十分。オジュウチョウサンとは勝負付けが済んだ感はあるが、身上のスピードを生かす競馬で一泡吹かせたいところだ。

前走・阪神ジャンプS(J・G3)は渋った馬場が応えた印象でアップトゥデイトに完敗したが、2着は確保。キャリアを重ねて着実に力をつけ、昨年の当レースは3着、今春の中山グランドジャンプ(J・G1)も5着と一線級相手に善戦している。上記2頭は強力だが、連下には押さえておきたい。

過去5回、連対馬は(3)(2)、(5)(8)、(4)(1)、(2)(5)、(1)(2)番人気の組み合わせで決まった。

馬連配当は2120円、1万7400円、1020円、4720円、190円。上位1〜3番人気は2、3、1連対とまずまずの成績で、伏兵馬の連対は13年の8番人気1頭だけ。その年に万馬券決着となったが、ほかは荒れても5000円未満に収まっている。

一方、3連単配当は9460円、22万円台、1万円台、2万円台、890円。こちらも13年の22万馬券以外は平凡な配当となっている。ちなみに、3着は1、2、3、1、3番人気だった。

路線別はイルミネーションジャンプS組が2連対(1勝2着1回)。ほかに同一ステップから連対した馬はいない。


前走のルペールノエルはやや重馬場が響いたか、障害を跳ぶたびに置かれ気味。それでも落馬、休み明けでしっかりと2着を確保した。成績はムラだが、能力は確か。昨年3着の大障害コース、良馬場での逆転勝利に期待したい。

馬単は(15)←→(7)、(15)←→(6)、(15)←→(8)、(15)←→(14)、(15)←→(9)。

3連単は(15)←→(7)から(6)(8)(14)(9)と、(15)←→(6)から(7)(8)(14)(9)への3着流し。