前々走・中山牝馬S(G3)で重賞初制覇。ハンデ差があったとはいえ、1番人気ルージュバックとの接戦に競り勝ち、地力強化を印象付けた。前走のヴィクトリアマイル(G1)は不慣れな1600Mでスピード負けしたが、中距離なら巻き返しできるはず。トップハンデでも56キロなら対応は可能とみる。

オープン特別の前走・都大路Sで牡馬を相手に快勝。初の逃げ切り勝ちを挙げ、脚質の幅を広げた。阪神の内回りコースに替われば、持ち前の先行力が更に生きるはず。開幕2週目の馬場もプラスに働く可能性が高く、重賞初挑戦でも楽しみは大きい。

安定感に欠けるものの、スムーズに先行できれば粘り強く脚を使うタイプ。昨春の福島牝馬S(G3)では2着に入るなど、重賞でも好走歴は多い。前走・パールSで久々の勝利を挙げ、状態は上向き。道中モマれずに運べば、簡単に止まることはないだろう。

同条件で行われた過去9回、連対馬は(2)(5)、(12)(10)、(9)(4)、(3)(14)、(2)(7)、(1)(7)、(7)(10)、(1)(13)、(8)(1)番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は3、2、1連対と不振で、半数以上の10頭が7番人気以下から連対している。

馬連配当は
1000円台…2回
3000円台…2回
5000円台…1回
8000円台…1回
万馬券…………3回

08年に12、10番人気で決まり、7万4000円と荒れ、13、14年にも1万8390円、1万2920円の高配当が出ている。

また、3連単配当は3万円台、193万円台、12万円台、9万円台、42万円台、4万円台、19万円台、12万円台、15万円台。こちらも193万馬券が飛び出し、10万超の万馬券も5回と荒れに荒れまくっている。

路線別は2連対でヴィクトリアマイル、都大路S、パールS組などが並んでいる。


今年も荒れると見て本命にアカネイロを抜てきする。前走は直線で何度も行き場を失う不利。それでも2馬身1/4差の5着と崩れなかった。芝の中距離は3勝2着3回とベスト。重賞初挑戦でも51キロの軽量を生かし切れば好勝負に持ち込める。