2016年10月23日(日)

11R
2016年10月23日(日)
4回京都7日
15:40発走

菊花賞 GI

芝・右・外 3000m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 馬齢 本賞金:11500、4600、2900、1700、1150万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 カフジプリンス
1 2 ジョルジュサンク
2 3 サトノダイヤモンド
2 4 シュペルミエール
3 5 ミライヘノツバサ
3 6 ディーマジェスティ
4 7 レッドエルディスト
4 8 ミッキーロケット
5 9 イモータル
5 10 ウムブルフ
6 11 レインボーライン
6 12 コスモジャーベ
7 13 エアスピネル
7 14 アグネスフォルテ
7 15 サトノエトワール
8 16 プロディガルサン
8 17 ジュンヴァルカン
8 18 マウントロブソン

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 6=3 6=8 6-7 6-13 3=8
綾恵 6=3 6=1 6-4 6-5 3=1
山田 3=6 3=17 3=13 6=17 6=13 17=13
たま 8=3 8=16 8=6 8=7 8=13

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はディーマジェスティ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
春の2冠で1、3着の強豪。皐月賞(G1)はレコードで戴冠を果たし、日本ダービー(G1)では直線で寄られる場面から僅か0秒1差まで盛り返した。ダービー馬のマカヒキが不在であれば、実績最右翼の存在。トライアルの前走・セントライト記念(G2)では3角からのロングスパートで他馬をねじ伏せ、格の違いをアピールした。初めてとなる京都への輸送は未知数だが、3000Mの長丁場なら持ち前の持久力を存分に発揮できるはず。2冠達成の公算大だ。

対抗はサトノダイヤモンド。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
日本ダービー(G1)でマカヒキの2着に惜敗。長い写真判定となるハナ差の名勝負を演じ、世代の頂点にあと一歩まで迫った。トライアルの前走・神戸新聞杯(G2)は休み明けで掛かった分、クビ差の辛勝だったが、きっちりと結果を出すあたりは地力の高さゆえ。これまで(4.1.1.0)と崩れたことがなく、京都では2月のきさらぎ賞(G3)をレコード勝ちしている。ラスト1冠を制し、ダービーの無念を晴らしたい。

単穴はミッキーロケット。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
夏場以降(2.2.0.0)の上がり馬。前走・神戸新聞杯(G2)ではサトノダイヤモンドとマッチレースを演じるなど、地力強化をアピールした。堅実な末脚が武器で、距離延長は望むところ。引き続き好調を維持しており、本番でも侮れない。

抑えはレッドエルディスト。穴はエアスピネル。

今週のワンポイントアドバイス

末脚爆発、ミッキーロケット

3歳牡馬の3強の一角マカヒキは参戦しないが、東西のトライアルを勝ち上がった皐月賞馬ディーマジェスティ、ダービー2着馬サトノダイヤモンドなど、春のクラシックで上位を占めた馬が顔をそろえた。

これに夏場に力を付けた新興勢力が加わり、フルゲート18頭で激戦が繰り広げられる。

「春の既成勢力」と「夏の上がり馬」。3冠最終戦を勝ち取るのはどの馬か。過去10年のレースで傾向を探ってみたい。

過去10年の連対馬は8-2、4-6、1-15、8-7、7-1、1-2、1-5、1-5、3-4、5-2番人気の組み合わせで決まった。1番人気は5連対と振るわず、2、3番人気も3、1連対と不振。上位人気はアテにならず、6番人気以下から6頭が連に食い込んでいる。

馬連配当は
3 け た……3回
2000円台…3回
3000円台…1回
6000円台…1回
9000円台…1回
万 馬 券……1回

10回中6回は3000円未満で収まっているが、15番人気が2着に健闘した08年に1万7820円と荒れ、翌年にも9410円の高配当が出ている。

また、3着に3、1、9、6、13、3、7、3、7、1番人気が入った3連単配当は、14万、2万、52万、31万、33万円台、2190円、1万、1万、5万、3万円台。10回中4回で10万超の万馬券が出る難解なレースとなっている。

連対馬20頭のクラス別は重賞組19頭、1000万下組1頭。条件馬の連対は09年の野分特別から参戦したスリーロールス1頭のみ。また、3着を見てみても3頭と少なく、条件組は分が悪い。

また、前走成績は(7.5.7.1)(左から1、2、3着、着外)。08年に12着から2着に巻き返したフローテーション以外は、馬券対象の3着以内に好走している。

ステップは神戸新聞杯組が15連対でトップ。次いで、セントライト記念組が3連対で続き、残る2頭は京都大賞典と野分特別から連対。東西のトライアルから臨戦した馬が9割を占めている。

出走間隔は全馬中4週以内で、内訳は中1週組1頭、中3週組16頭、中4週組3頭。有力ステップがトライアルのため、レース間隔も中3、4週に集中している。

重賞実績も見逃せないファクターとなっている。連対馬20頭に重賞出走経験があり、最高成績は、1着馬9頭、2着馬4頭、3着馬6頭、8着1頭。3着以内に好走していることが連対への理想となっている。

しかし、3着馬を見てみると、10頭中5頭は4着以下(重賞未経験1頭を含む)。重賞経験さえあれば、成績に関係なく巻き返しが可能となっている。


◎……ミッキーロケットは前走の神戸新聞杯で2着。クビ差届かなかったが、直線勝ち馬の内から差し切りかという脚を見せた。10戦中7戦で上がり最速と、決め手は鋭い。夏の北海道で2勝の上がり馬。道中折り合えば末脚が爆発する。

○……デビューから3戦無敗で挑んだ皐月賞でサトノダイヤモンドは3着。ダービーでもハナ差及ばず2着に敗れた。秋初戦の神戸新聞杯は久々で行きたがったが、それでも勝ち切った。ラスト1冠を奪取して春2冠のうっ憤を晴らしたい。

▲……プロディガルサンはセントライト記念でディーマジェスティの3着。勝ち馬より外々を回り、直線でも寄られる不利を受けながら0秒2差まで迫った。デビューから2連勝し、東京スポーツ杯2歳S2着の実力馬。力を出し切れば差はないはずだ。

△1……皐月賞馬ディーマジェスティの全成績は(4.2.1.0)。連を外したのはダービーの3着だけとG1馬にふさわしい戦績を残している。ただ不安材料もある。初めての関西遠征に加え、関東馬は02年から14連敗中で、2着もここ10年なし。データー重視から狙いを下げた。

△2……エアスピネルは朝日杯フューチュリティS2着で、春の2冠で4、4着。G1で勝ち切れずにいるが、最大着差は皐月賞の0秒5差と離されていない。夏を越して折り合いに面に進境が見られ、落ち着きも出た。流れひとつでV奪取できる能力を秘めている。

△3……穴を出せばレッドエルディストか。芝2200Mの未勝利、大寒桜賞と連勝して、青葉賞2着。ダービーは9着と敗れたが、秋初戦の神戸新聞杯で3着と菊への出走権を確保した。距離が延びていいタイプで、この舞台も合う。

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