2016年10月30日(日)

11R
2016年10月30日(日)
4回東京9日
15:40発走

天皇賞(秋) GI

芝・左 2000m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:15000、6000、3800、2300、1500万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 エイシンヒカリ
2 2 クラレント
2 3 アンビシャス
3 4 サトノクラウン
3 5 ロゴタイプ
4 6 アドマイヤデウス
4 7 サトノノブレス
5 8 モーリス
5 9 ルージュバック
6 10 カムフィー
6 11 ヒストリカル
7 12 リアルスティール
7 13 ヤマカツエース
8 14 ステファノス
8 15 ラブリーデイ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 9=8 9=1 9-3 9-14 8=1
綾恵 8=1 8=12 8-7 8-9 1=12
山田 3=9 3=12 3=5 9=12 9=5 12=5
たま 15=3 15=14 15=8 15=9 15=12

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はルージュバック。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.00.8
休養を挟んで牡馬相手に重賞2連勝。前哨戦の毎日王冠(G2)では同レース23年ぶりとなる牝馬Vの快挙を成し遂げ、完全に本格化した。もともと昨年の春2冠でいずれも1番人気に推されたほどの素質馬。相手は更に強化されるが、ひと叩きされて再び得意の東京(3.1.0.1)なら期待は大きい。目下の勢いのまま秋の盾を制し、名牝の仲間入りを果たす。

対抗はモーリス。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・2.02.0
春のチャンピオンズマイル(国際G1)まで破竹の7連勝。春秋マイルG1制覇を達成し、香港でもG1連勝を挙げるなど国内外で大活躍した。近2走はともにマイペースで逃げた勝ち馬を捕らえ切れなかったが、連対を外さないあたりは地力の高さゆえ。課題の折り合いをクリアして2000Mの距離にもメド。世界の名手・ムーアとのタッグで「2階級制覇」に挑む。

単穴はエイシンヒカリ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.3
通算13戦10勝。フランス遠征のイスパーン賞(国際G1)では後続を10馬身ちぎる圧勝を飾り、ワールドベストレースホースランキングで堂々1位となる129ポンドの評価を受けた(現在2位タイ)。卓越した先行力を誇る半面、気性的なモロさも同居するタイプだが、このメンバーで最内枠ならマイペースの単騎逃げ可能。休み明けで4戦4勝と鉄砲も利くだけに、簡単に止まることはないだろう。

抑えはアンビシャス。穴はステファノス。

今週のワンポイントアドバイス

距離歓迎、ラブリーデイ

フルゲートに満たない15頭立てでも、多士済々なメンバーが集結した。昨年の年度代表馬モーリス、連覇を狙うラブリーデイ、エイシンヒカリとリアルスティールは春に海外G1を制覇しての参戦。さらに紅一点のルージュバックと大激戦になった。

紅葉広まる府中のターフで盾を手にするのはどの馬か。過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。

連対馬は4-7、1-7、1-2、5-7、1-4、7-2、5-1、5-1、5-2、1-10番人気の組み合わせで決まった。

馬連配当は
3 け た……1回
1000円台…2回
3000円台…2回
4000円台…2回
7000円台…2回
万 馬 券……1回

1番人気は6連対(4勝2着2回)とまずまずの成績を上げているものの、2、3番人気が3、0連対と不調。万馬券は2009年の1万6490円だけで、全体としては平穏に収まる傾向を見せている。

しかし、3着に2、6、3、1、2、6、2、3、1、6番人気が入線した3連単配当を見てみると、6万、18万、3250円、10万、7480円、21万、3万、1万、2万、10万円台。10万超の高配当が4回も飛び出す難解なレースとなっている。

連対馬20頭はすべて重賞からの臨戦で、内訳はG1組5頭、G2組15頭。その時の成績は、1〜5着の7、5、2、1、2頭と、7着1頭、9着2頭。前走5着以内に好走していることが、連対への理想となっている。

ステップは毎日王冠組が10年連続で10連対と好相性を見せて、次いで宝塚記念組が5連対。ほかの5頭はばらばらで、オールカマー、大阪杯、札幌記念、セントライト記念、京都大賞典からの参戦だった。

年齢別は3〜7歳以上馬が2、9、8、0、1連対し、連対率は13、23、16、0、2%。4、5歳馬が強く、6歳以上馬は苦戦している。

また、性別は牡馬が161頭出走して15連対(連対率9%)、牝馬は13頭で5連対(同39%)。牝馬は連対数で見劣るものの、率で牡馬を大きく上回っている。


◎……ラブリーデイは今年4戦して前走の京都大賞典の3着が最高成績。重賞4連勝を含む重賞6勝を挙げた昨年の勢いはないが、距離が長いと見られていた前走でキタサンブラックと0秒1差の3着なら悲観することはない。6歳馬不振のデータは気になるものの、全9勝中7勝を1800〜2200M戦で挙げている中距離巧者。距離短縮は歓迎で、連覇も十分に期待できる。

○……前走の毎日王冠でアンビシャスはクビ差の2着。ルージュバックの決め手に屈したが、57キロと54キロの斤量差が響いた。2月の中山記念でドゥラメンテとクビ差、続く大阪杯では逃げるキタサンブラックを差し切るパフォーマンス。能力G1級は明らかで、ツボにはまればディープインパクト譲りの末脚がさく裂する。

▲……前走の毎日王冠でステファノスは5着。直線で前が壁になり、しっかりと追えたのはラスト1ハロンだけの不完全燃焼に終わった。昨年、香港クイーンエリザベス2世C、天皇賞(秋)とG1で2着。使っていいタイプで、昨年も7着から本番で2着と一変して見せた。一度使われた上積みは大きくG1奪取も夢ではない。

△1……モーリスは昨年、6戦全勝で年度代表馬&最優秀短距離馬に輝き、今年初戦のチャンピオンズマイル(香港)も制覇して「最強マイラー」を証明した。しかし、ここ2戦は逃げた馬をとらえ切れずに末脚不発の2着。特に前走の札幌記念では2000Mへの距離不安を見せた。人気を集めるだろうが、今回は連下の筆頭とした。

△2……王道ステップの毎日王冠を制してルージュバックは堂々と盾の舞台へ駒を進めてきた。東京コースは3勝と得意だが、ここ2戦はいずれも1800M戦。1ハロン距離延長がカギで、さらに前走より2キロ増の56キロも牝馬にとっては酷量となる。牡馬一線級を相手に2戦続けての末脚爆発は厳しいと見た。

△3……リアルスティールは3月のドバイターフ(1800M)で海外G1を制して凱旋帰国。前走の安田記念で2番人気に推されたが、11着と期待を裏切った。調整遅れで毎日王冠をパスしたが、目標をここに切り替えての参戦。マイルでは完敗したが、2000Mなら巻き返しがあっても不思議はない。

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