2015年4月12日(日)

11R
2015年4月12日(日)
2回阪神6日
15:40発走

桜花賞 GI

芝・右・外 1600m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン (国際) 牝 (指定) 定量 本賞金:8900、3600、2200、1300、890万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 コンテッサトゥーレ
1 2 ムーンエクスプレス
2 3 ノットフォーマル
2 4 トーセンラーク
3 5 ペルフィカ
3 6 レッツゴードンキ
4 7 クルミナル
4 8 ルージュバック
5 9 アンドリエッテ
5 10 アースライズ
6 11 キャットコイン
6 12 ローデッド
7 13 クイーンズリング
7 14 テンダリーヴォイス
7 15 ココロノアイ
8 16 メイショウメイゲツ
8 17 レオパルディナ
8 18 クールホタルビ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 8=15 8=11 8-6 8-13 15=11
綾恵 8=13 8=15 8-1 8-11 13=15
山田 8=11 8=15 8=9 11=15 11=9 15=9
たま 9=15 9=8 9=6 9=11 9=13

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はルージュバック。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
関東の3歳牝馬としては異例のきさらぎ賞参戦で牡馬を一蹴。無傷の3連勝を飾って、堂々と桜花賞に駒を進めてきた。ラスト2ハロン10秒7-10秒8の流れを差し切ったデビュー戦が象徴するように、とにかく瞬発力が驚異的。ここまで3戦すべて出走中最速の上がり3ハロンをマークしている。きさらぎ賞では好位からの競馬にすんなり対応する自在性も披露。関西圏への輸送もすでに克服済みとなれば、マイル未経験でも逆らえそうにない。新たな女傑伝説の始まりだ。

対抗はココロノアイ。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.34.4
最重要トライアルのチューリップ賞を力強い伸び脚で差し切って快勝。前に壁を作りにくい外側の14番枠発走だったが、スタートを遅らせて折り合いをつけ、課題の気性面に進境を示した。昨年暮れの阪神ジュベナイルFは3着に敗れたが、当時は阪神への輸送を考慮した軽めの仕上げで本領を発揮していない。前走後はそのまま栗東で調整。ハードに追い切られ、万全の臨戦態勢が整った。すでに道悪を克服しているのも大きな強み。ルージュバックが渋った馬場を苦にするようなら逆転の可能性も。

単穴はキャットコイン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.34.0
デビューからマイル戦に絞って3連勝。前走・クイーンC(G3)はレースレコード1分34秒0で重賞初制覇を飾った。デビュー戦はスローペースの瞬発力勝負、2戦目のひいらぎ賞はハイペースの持久力勝負。この対照的な競馬に難なく対応したレースセンスは大きな武器だ。他馬を圧倒するタイプではないが、際どい争いを勝ち上がってきた勝負根性も特筆できる。混戦になれば怖い存在。

抑えはクイーンズリング。穴はレッツゴードンキ。

今週のワンポイントアドバイス

末脚さく裂、アンドリエッテ

春クラシックシーズンが開幕。第1弾は牝馬3冠の第1弾「桜花賞」が行われる。
今年は3戦全勝の重賞ウイナーが3頭出走。キャットコインはクイーンC(G3)を差し切り、クイーンズリングはトライアルのフィリーズレビュー(G2)優勝、ルージュバックは牡馬混合のきさらぎ賞(G3)を制覇した。2004年のダンスインザムード以来、史上7頭目となる無敗の桜の女王が誕生するのか。それとも他路線からの参戦馬が1冠目を奪取するのか。過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。

レースはすべてフルゲート18頭立て。連対馬は2-1、6-1、3-1、12-15、1-2、1-3、2-1、2-4、7-2、1-2番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は計15連対と人気に応えているが、6、7、12、15番人気からもそれぞれ1頭ずつ連対している。

馬連配当は
3けた……4回
1000円台…4回
3000円台…1回
万馬券……1回

08年こそ12、15番人気の決着で19万6630円と荒れたが、残る9回は4000円未満。人気馬の活躍で全体としては落ち着いた配当となっている。

3着馬は10、5、7、5、5、11、4、3、14、5番人気が入線。3連単配当は、3万円台、2万円台、1万円台、700万円台、5680円、3万円台、5880円、2万円台、67万円台、2540円。馬連19万馬券で決着した08年は12→15→5番人気の組み合わせで700万2920円の超高額配当が飛び出した。なお、同配当は重賞史上3番目の高額配当で、クラシックレースでは今でも最高金額となっている。

連対馬の前走を路線別(着順)に見ると、チューリップ賞(1、2、1、1、2、4、3、7、1着)が9連対でトップ。次いで、フラワーC(1、1、1着)とクイーンC(6、1、1着)が3連対で並び、2連対のフィリーズレビュー(1、3着)組、エルフィンS(1、1着)となっている。連対馬20頭中19頭はこの5路線からの参戦馬。なお、該当しない1頭は昨年のレッドリヴェールで、阪神ジュベナイルF1着からの臨戦だった。また、エルフィンS勝ち馬を除けば、前走オープン特別や条件戦組は苦戦している。

関東馬は73頭が出走して5連対(連対率7%)で、関西馬は105頭で15連対(同14%)。アウェーで戦う関東馬には厳しい数字が出ている。ただ、近年流行?の早め栗東入りした関東馬に注目してみると(2.1.2.17)の好成績。栗東滞在馬の連対率は一気に14%に跳ね上がる。ちなみに、今年はココロノアイとキャットコインが該当する。


◎……アンドリエッテは前走のチューリップ賞で0秒2差の2着。内が伸びる馬場でただ1頭、大外から強襲して本番への切符を手にした。馬体12キロ減だった2走前のクイーンCでも大外からキャットコインと0秒1差だった。この舞台は2戦2連対と相性がよく、1勝馬ながら現在4連覇中のディープインパクト産駒。G1で通用する破壊力も十分備えている。

○……ココロノアイは前哨戦のチューリップ賞を完勝。出負けしたものの後方からジワジワと順位を上げ、直線鮮やかに差し切った。道悪に不安はなく、マイルばかり5戦して(3.1.1.0)と好成績。鞍上の横山典騎手は勝てば史上3人目の8大競走制覇の快挙が待っている。

▲……ルージュバックは牝馬限定戦には目もくれず、圧倒的なパフォーマンス見せてきた。前走のきさらぎ賞は3番手追走から正攻法の競馬で2馬身差勝ち。ただ、ここまで10頭立て以上の経験がなく、マイルの忙しい競馬も初めて。能力を承知で▲の評価とした。

△1……レッツゴードンキは復帰戦の前走チューリップ賞で3着。阪神ジュベナイルF(2着)から間隔が開いていたが、仕上がり途上でも実力を示した。5戦1勝の成績ながら、重賞で2着2回、3着2回とすべて馬券圏を確保。叩き2戦目で前進必至。今回も好勝負に持ち込める。

△2……クイーンズリングはデビューから無傷の3連勝。前走のフィリーズレビューは出負けして後方から進み、レース最速の上がりで差し切りVを飾った。展開に左右されず、末脚も確か。ただ、気になるのは前走の20キロ減。当日の馬体重は要チェックだ。

△3……キャットコインはデビューから3連勝でクイーンCを制した。新馬戦は最内から馬群を割り、2戦目は中山のマイルで大外から突き抜け、前走は出遅れを挽回して快勝。派手な勝ち方はないが、勝負根性は抜群。混戦になれば一気に浮上する。

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