2015年10月18日(日)

11R
2015年10月18日(日)
4回京都5日
15:40発走

秋華賞 GI

芝・右 2000m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン (国際) 牝 (指定) 馬齢 本賞金:8900、3600、2200、1300、890万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ココロノアイ
1 2 クインズミラーグロ
2 3 ディープジュエリー
2 4 ディアマイダーリン
3 5 シングウィズジョイ
3 6 マキシマムドパリ
4 7 トーセンビクトリー
4 8 ホワイトエレガンス
5 9 クイーンズリング
5 10 レッツゴードンキ
6 11 タッチングスピーチ
6 12 アンドリエッテ
7 13 アスカビレン
7 14 キャットコイン
7 15 テンダリーヴォイス
8 16 ノットフォーマル
8 17 アースライズ
8 18 ミッキークイーン

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 18=11 18=7 18-9 18-10 11=7
綾恵 18=11 18=7 18-6 18-12 11=7
山田 11=18 11=14 11=7 18=14 18=7 14=7
たま 10=18 10=7 10=9 10=11 10=12

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はミッキークイーン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.03.5
オークスの走破時計はジェンティルドンナに次ぐ歴代2位。1番人気ルージュバック、桜花賞2着クルミナルを抜群の瞬発力でまとめて飲み、ハイレベルな激戦を制した。秋初戦の前走・ローズSは出遅れるロスが響いて取りこぼしたが、4角17番手の最後方から出走中最速の上がりで追い込んで0秒2差。本番を控えたトライアルとしては及第点を与えられる。これまで舞台を問わず(3.3.0.0)と連対率100%を維持し、さらなる飛躍を望める器。課題のゲートさえ決まれば2冠獲得は十分可能だ。

対抗はタッチングスピーチ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.00.3
前哨戦の前走・ローズSで春のクラシックホース相手に大金星。後方からグイグイと猛追し、逃げた桜花賞馬レッツゴードンキを捕らえると、◎ミッキークイーンも競り負かして鮮烈な重賞初Vを飾った。母リッスンは英G1勝ち馬で、近親にも欧州実績馬が並ぶディープインパクトの良血産駒。超新星の勢いはG1でも無視できない。

単穴はトーセンビクトリー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.01.8
夏場の古馬混合戦で500万→1000万を連勝した上がり馬。前走・ローズSは好時計決着に対応し、3着確保できっちり本番への優先出走権をつかみ取った。上記の有力2頭が差し馬なのに対し、自在に立ち回れる脚質は強み。とりわけその器用さは内回り2000Mで大きな武器になる。母トゥザヴィクトリーをエリザベス女王杯制覇に導いた名手・武豊の手綱で逆転戴冠を狙う。

抑えはレッツゴードンキ。穴はクイーンズリング。

今週のワンポイントアドバイス

逃げ切りV、レッツゴードンキ

例年、春に活躍した「既成勢力」と「夏の上がり馬」が激戦を繰り広げる3歳牝馬の3冠最終戦。今年は1冠桜花賞をレッツゴードンキが逃げ切り、オークスはミッキークイーンが差し切った。

一方、夏に500万下を勝ったタッチングスピーチがトライアルのローズSを制し、骨折で春を棒に振ったトーセンビクトリーもローズSで3着と良血を開花させた。

ラスト1冠を勝ち取るのは既成勢力か、それとも上がり馬か。

過去10回のデータからレース傾向を見てみたい。

連対馬は2-1、2-5、2-7、11-8、2-3、1-6、2-7、1-2、3-2、3-1番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は4、7、3連対と上々の成績。中でも2番人気が7連対(5勝2着2回)と1番人気をしのぐ実績を残している。

馬連配当は
3 け た……4回
1000円台…2回
2000円台…1回
3000円台…1回
5000円台…1回
万 馬 券……1回

08年に上位人気が連からそろって消えて、2万3080円の波乱となったが、この年を除くと最高配当は5880円(07年)。フルゲート18頭立て(昨年は17頭)でも波乱度は低い。

一方、3連単配当は3580円、2万円台、3万円台、1098万円台、4640円、1万円台、1万円台、3660円、23万円、1万円台。こちらは08年に11、8、16番人気の組み合わせで1098万馬券が飛び出す大荒れ。一昨年も23万円台の高配当が出ている。ちなみに、3着は5、4、1、16、1、2、1、6、15、4番人気だった。

連対馬のクラスは重賞18頭、オープン特別1頭、1000万下1頭。前走重賞以外から参戦した馬は苦戦している。

路線別はローズSが15連対と断然の強さで、残る5頭はオークス、アメリカンオークス、クイーンS、紫苑S、夕月特別からそれぞれ連対している。

なお、最多連対のローズSは06年を除くと毎年連対馬を輩出し、連から外れた年も3着を確保。この組が馬券圏外に消えたことはない。

「桜花賞馬VSオークス馬」に注目が集まるが、レッツゴードンキとミッキークイーンは今回3度目の対戦。過去2回はいずれもミッキークイーンが勝利している。ただ、秋華賞でのG1馬対決は13勝5敗で、桜花賞馬がオークス馬を大きくリードしている。

また、出走間隔は、中2週1頭、中3週15頭、中4週1頭、2カ月1頭、3カ月半1頭、5カ月1頭。トライアルのローズSが最多15連対を果たしているため、中3週が最有力ローテーションとなっている。


◎……レッツゴードンキは前走のローズSで逃げて0秒7差の4着。残り100Mで脚色が鈍ったが、上位3頭は14、16、17番手から脚を伸ばした追い込み馬。1000M通過が58秒4のハイペースでゴール寸前まで粘ったスピードを高く評価していい。距離1ハロン延長は阪神→京都内回りで相殺。スタートを決めて2冠目を奪取する。

○……ミッキークイーンは秋の始動戦の前走・ローズSで2着。致命的な出遅れで最後方に置かれたが、長く良い脚を使って大外から1馬身半差まで迫った。通算成績は(3.3.0.0)。スタートを決めて力を出し切れば逆転Vも十分ある。

▲……トーセンビクトリーは前走ローズSで0秒4差の3着。春は骨折でクラシックに出走できなかったが、夏に力をつけて完全に軌道に乗ってきた。京都は未勝利を快勝したゲンのいい舞台で、前人未到のG1レース70勝にリーチの武豊騎手も一発を狙う。

△1……タッチングスピーチはトライアルのローズSを完勝。春は体質の弱さを抱えていたが、8月の札幌で500万下を勝ち、続くトライアルでG1ホース2頭を完封した。追い込みタイプで小回りへの対応がカギとなるが、今の充実ぶりなら好勝負に持ち込める。

△2……クイーンズリングは前走のローズSで好位追走から直線でもしぶとく粘って5着。近走は後方からの競馬で結果を出せなかったが、内回りの京都につながるいいレースができた。デビューから無傷の3連勝でG1に挑んだ素質馬。立ち回りひとつで上位争いに浮上する。

△3……アンドリエッテはチューリップ賞2着からクラシック戦線に乗り、桜花賞6着、オークス5着。前走のローズSでも6着と健闘した。あと一押しが利かなかったが、世代上位の力量馬。混戦になれば出番はある。

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