2015年4月19日(日)

11R
2015年4月19日(日)
3回中山8日
15:40発走

皐月賞 GI

芝・右 2000m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 定量 本賞金:9700、3900、2400、1500、970万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ブライトエンブレム
2 2 ドゥラメンテ
2 3 スピリッツミノル
3 4 ワンダーアツレッタ
3 5 リアルスティール
4 6 タガノエスプレッソ
4 7 キタサンブラック
5 8 サトノクラウン
5 9 ミュゼエイリアン
6 10 ベルーフ
6 11 ダノンリバティ
7 12 ベルラップ
7 13 コメート
8 14 クラリティスカイ
8 15 ダノンプラチナ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 8=5 8=7 8-1 8-2 5=7
綾恵 8=5 8=15 8-2 8-3 5=15
山田 8=2 8=1 8=5 2=1 2=5 1=5
たま 2=15 2=1 2=5 2=7 2=8

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はサトノクラウン。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・2.01.8
無傷の3連勝でトライアルの弥生賞を快勝。重賞ウイナー7頭が激突したハイレベルな一戦だったが、終わってみれば独壇場だった。好位追走から満を持して残り1ハロンで抜け出すと一気に突き放して勝負あり。本番と同じ舞台で堂々と1冠目に王手をかけた。東スポ杯2歳Sは4角10番手からの鮮やかな差し切り。脚質も自在だ。乗り替わりがカギとなるが、大阪杯をテン乗りのラキシスで制したルメール鞍上なら心強い。05年ディープインパクト以来となる無敗戴冠に注目が集まる。

対抗はリアルスティール。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
史上初めてキャリア1戦で共同通信杯を制覇。1番人気ドゥラメンテら素質馬を一蹴し、一気にクラシックの有力候補に躍り出た。初黒星を喫した前走・スプリングSは2番手で流れに乗ったキタサンブラックに出し抜かれたが、1000M通過62秒6のスローぺースをクビ差2着まで追い上げ、負けて強しを印象づけた。タフな流れが予想される皐月賞で前走のような後傾ラップになることは考えづらく、今度は脚を余さない。中山2度目で慣れも見込め、好勝負が期待できる。

単穴はキタサンブラック。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.01.4
前哨戦のスプリングSを制し、デビューから土付かずの3連勝。父ブラックタイドと比較的地味な血統で人気になることはなかったが、ここまでの勝ちっぷりは優秀。デビュー戦をシャープな末脚で差し切り、前2走は一転して好位からの抜け出しで快勝。非凡なレースセンスが光る。厳しいペースのしのぎ合いでは未知数ながら、無傷の勝負強さで克服する可能性も。

抑えはドゥラメンテ。穴はブライトエンブレム。

今週のワンポイントアドバイス

末脚強烈、ドゥラメンテ

G1の舞台は阪神から中山へ移り、牡馬の頂上決戦「第75回皐月賞」(4着までに日本ダービーの優先出走権)が行われる。東日本大震災の影響で東京施行となった2011年を含む過去10回のデータでレース傾向を見てみたい。

連対馬は1-12、6-10、7-15、7-6、3-8、1-6、4-1、4-2、1-2、2-1番人気の組み合わせで決着。1番人気は1、4、4、3、14、1、2、5、1、2着。3勝2着2回と最多5連対をマークしているものの、2番人気が3連対、3番人気はわずか1連対と不振。代わりに6番人気以下から大挙9頭が連に食い込んでいる。

馬連配当は
3けた…………2回
1000円台…3回
5000円台…1回
万馬券…………4回

06〜09年は4年連続で万馬券の波乱に。その後5回は840〜1260円の堅い配当で決着している。

また、3着には3、2、2、1、4、11、8、3、3、8番人気が入り、3連単配当は7万円台、27万円台、162万円台、8万円台、39万円台、3万円台、5万円台、1万円台、5920円、3万円台。こちらは07年に162万円の大荒れ。09年にも39万円馬券が出ているが、ここ5年は6万円未満で収まっている。ただ、今年は重賞ウイナー10頭が参戦するハイレベルの争い。ここ5年間平穏だった反動で、馬連、3連単配当ともひと波乱あってもよさそうな気配だ。

ステップ(着順)は7連対の弥生賞(1、4、3、1、1、4、1着)がトップで、次いでスプリングS(1、3、8、1、1、1着)6連対。5連対で若葉S(4、1、2、2、1着)、2連対で共同通信杯(1、1着)と続いている。ステップはこの4レースに限られている。

キャリアは3〜9戦馬が2、4、6、2、3、2、1連対。幅広いキャリアから連対馬が出ている。なお、今年はスピリッツミノルを除く14頭は3〜9戦の範囲内に入っている。

勝利数別に見ると、1〜4勝馬が3、6、6、5連対。1勝馬が3連対と健闘している。


◎……ドゥラメンテは前走の共同通信杯、リアルスティールとの叩き合いで半馬身差2着に惜敗。直線勝ちパターンに持ち込んだものの、序盤でスムーズさを欠いた分踏ん張り切れなかった。4戦すべてでレース最速の上がりをマークし、血統背景も超一流。1冠を奪取できる素材と見た。

○……ダノンプラチナは前走のスプリングSで0秒1差の3着。超スローの流れでも前を射程圏に入れて折り合っていたが、久々の影響か、直線伸び切れなかった。3連勝で朝日杯フューチュリティSを制した2歳王者。叩き2戦目でG1馬の意地を見せる。

▲……ブライトエンブレムは前走・弥生賞で2着。後方から外を回ってレース最速の上がりで1馬身半差。勝ったサトノクラウンに及ばなかったのは、道中の位置取りの差だろう。新馬、札幌2歳Sを連覇したエリート。最終週の時計のかかる馬場で2個目のタイトルを狙う。

△1……サトノクラウンはクラシック路線の王道を進んで、無傷の3連勝。東スポ杯2歳Sはクビ差勝ちだったが、前走の弥生賞では余裕の抜け出しを見せた。完成度の高さは一番だろうが、東スポ杯2歳Sでゲート再審査を科されたのは気がかり。今回は評価を下げたい。

△2……リアルスティールはスプリングSでキタサンブラックとクビ差の2着。レース最速の上がりで追い込んだものの、逃げ馬不在のスローの流れに泣いた。6キロ増の馬体は先を見据えた仕上げ。本番での上昇はあるだろうが、跳びの大きな馬だけに中山コースでは割引が必要だろう。

△3……キタサンブラックはクラシック追加登録料(200万円)を支払っての参戦。トライアルのスプリングSを勝って無傷の3連勝で挑むが、前走は人気薄、展開にも恵まれた印象も強い。今回はマークされる立場だけに楽な競馬は期待できない。

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