2015年5月24日(日)

11R
2015年5月24日(日)
2回東京10日
15:40発走

優駿牝馬 GI

芝・左 2400m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン (国際) 牝 (指定) 定量 本賞金:9700、3900、2400、1500、970万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 レッツゴードンキ
1 2 マキシマムドパリ
2 3 トーセンナチュラル
2 4 ココロノアイ
3 5 シングウィズジョイ
3 6 クイーンズリング
4 7 キャットコイン
4 8 ローデッド
5 9 コンテッサトゥーレ
5 10 ミッキークイーン
6 11 ペルフィカ
6 12 アースライズ
7 13 アンドリエッテ
7 14 ルージュバック
7 15 トーセンラーク
8 16 ノットフォーマル
8 17 クルミナル
8 18 ディアマイダーリン

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 14=1 14=17 14-4 14-10 1=17
綾恵 14=10 14=1 14-5 14-6 10=1
山田 1=14 1=10 1=7 14=10 14=7 10=7
たま 17=4 17=14 17=1 17=6 17=10

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はルージュバック。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
単勝1.6倍と断然の支持を集めた桜花賞。初の多頭数競馬にモマれて力を発揮できなかったが、そのポテンシャルは誰もが認めるところだろう。牡馬相手に3連勝を挙げ、牝馬として51年ぶりにきさらぎ賞を制した逸材。百日草特別では東京芝2000Mの2歳レコードを叩き出している。広い東京なら当然巻き返せるはずだ。輸送で細化した馬体も回復し、反撃への態勢は整った。ガラリ一変で樫の女王の座を射止める。

対抗はレッツゴードンキ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
鮮やかな逃走劇で桜花賞V。鞍上・岩田の好判断も光ったが、そのエスコートにしっかりと応え、ラスト3ハロン11秒3-10秒7-11秒5で後続を完封。2着に4馬身差をつける文句なしの強さだった。2冠制覇へ昨秋以来の東上。距離2400Mは気性的に未知数だが、デビューから(2.2.2.0)と安定感に優れ、展開次第では差す競馬も対応可能だ。

単穴はクルミナル。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
1000M通過62秒5の超スローだった桜花賞。後方に控えた有力勢が馬群に沈むのをよそに、外から1頭だけ違う脚色で追い込んで連対を確保した。その瞬発力はまさに父ディープインパクト譲り。チューリップ賞(11着)は重馬場で切れ味を削がれたが、良馬場の決め手勝負なら再び浮上しても不思議ない。折り合いの不安がなく、距離延長は歓迎のクチだ。

抑えはミッキークイーン。穴はココロノアイ。

今週のワンポイントアドバイス

戴冠奪取、クルミナル

過去10年、連対馬は1-2、3-5、5-1、4-13、1-2、1-5、7-8、3-2、9-5、2-1番人気の組み合わせで決着地した(2010年は1着同着)。1番人気は3勝2着2回。2、3番人気はそれぞれ4、2連対。伏兵馬の連対は7〜9番人気が1頭ずつ。2ケタ人気馬は唯一2008年に13番人気の連対例がある。

馬連配当は
3けた……4回
1000円台…2回
4000円台…1回
万馬券……3回

上位1〜3番人気のワンツーで3けた配当が4回ある一方で、2008、11、13年には2万4080円、4万2750円、1万3880円の万馬券が飛び出した。堅いか、荒れるかの両極端の傾向を見せている。

3着には3、7、8、5、4、8、2、9、1、3番人気が入線。3連単配当は3330円、16万円台、5万円台、44万円台、2430円、(2万円台・2万円台)、54万円台、3万円台、15万円台、1万円台。こちらも4けたの平穏な配当が2回ある一方で、10万円超の高配当が4回も飛び出している。

連対馬のステップを見てみる。路線別(着順)は桜花賞(2、4、14、4、8、2、1、2、1、1、2、10、3、1着)組が14連対でトップ。次いで、フローラS(1、1、3、2着)組が4連対、スイートピーS(1着)と忘れな草賞(1着)が1連対で続いている。最多連対の桜花賞組は前走着順に関係なく巻き返し可能。他路線組なら3着以内が連対条件となっている。ただ、20頭中18頭は重賞からの参戦。残る2頭はオープン特別1着からの臨戦だった。

勝利数別は1〜4勝以上馬が2、6、9、3連対。1勝馬も2頭が連対しているが、いずれも2着止まり。

また、連対馬のキャリアは2〜10戦以上馬が4、11、24、27、32、40、16、12、13頭出走して、0、2、4、6、3、3、1、1、0連対。3戦以下では経験不足が心配で、8戦以上は伸びシロが見込めず苦戦傾向。3〜7戦に連対馬が集中している。

関東馬は83頭が出走して6連対(連対率7%)。関西馬は96頭で14連対(同15%)と関東馬をリードしているが、ここ5年に限ると、関東馬は2勝、2着3回の好成績で、連を外したのは12年だけ。近年は互角の戦いを見せている。


◎……クルミナルは桜花賞で4馬身差の2着。スタートは鈍かったが二の脚で中団に付け、メンバー中2位タイの上がりで連を確保した。芝1800Mのデビュー勝ちでわかるように長距離志向が強く、2400Mへの距離延長は大歓迎。東京への長距離輸送を克服すれば戴冠奪取がかなう。

○……ココロノアイは前走の桜花賞で10着。出遅れ、道中外を回るロスもあったが、鞍上の横山典騎手がオークスを見越して無理に追い込もうとしなかったようだ。唯一の重賞2勝馬で、スタミナも不安なし。府中の2400M戦での巻き返しを警戒したい。

▲……ルージュバックは3連勝で臨んだ桜花賞が9着。後方に控えて直線勝負にかけたが、馬群に包まれこの馬本来の決め手を発揮できなかった。牡馬相手のきさらぎ賞で後続を2馬身突き放した力量馬。広々した東京で底力を見直す手だ。

△1……レッツゴードンキは先手を取って桜花賞を逃げ切り勝ち。超スローペースとなったが、能力があればこそなせる業だ。今回も絶好の1番枠からハナを奪いそうなムードだが、マークは当然厳しくなるはず。連下の評価とした。

△2……クイーンズリングは桜花賞4着。中団で脚をためて直線狭いところから馬群をさばきながら鋭く伸びた。勝ち馬にこそ離されたが2着とはわずか0秒1差だった。関東への輸送を2度経験しているのは強み。良馬場が条件となるが、決め手勝負に持ち込めば差はない。

△3……ミッキークイーンは前走の忘れな草賞Vで桜花賞除外のうっ憤を晴らした。初めての2000M戦だったが、スムーズに折り合い、着差以上の強さを見せた。馬体の維持や発馬など課題もあるが、末脚の鋭さは桜花賞組にも引けを取らない。

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