実績: | ★★★★★★★ |
距離・コース: | ★★★★★★★ |
順調度: | ★★★★★★★ |
時計:良・1.46.6 | |
前走・多摩川Sは馬群を割る勝負根性と鋭い決め手を発揮。タイム差なしの3着に好走し、再昇級戦で早々とクラス卒業にリーチをかけた。今度は6戦3勝の右回りで、通算(1.1.1.0)の芝1800M戦。距離延長とコース替わりでクラス突破の可能性大。
実績: | ★★★★★★★ |
距離・コース: | ★★★★★★★ |
順調度: | ★★★★★★★ |
時計:良・1.46.9 | |
福島芝1800Mの重賞勝ち馬(ラジオNIKKEI賞)で、オープン特別の福島民報杯でも2着とハナ差の3着に駆けている福島巧者。昨年の同条件ではトップハンデ58キロを背負いながらも目の覚めるような末脚で連対を確保。走破時計1分46秒9はメンバー最速の持ち時計だ。休み明けの東京戦を叩き、狙い通りに福島へ「帰省」。上積みが見込める叩き2戦目で大幅な巻き返しを期待したい。
Vチャンス、オコレマルーナ
2013、14年に同条件(芝1800M・ハンデ戦)で争われた天の川Sのデータから傾向を見てみたい。
連対馬は13-5、3-1番人気の組み合わせで決まり、馬連配当は2万2190円と1440円。両極端の結果となっている。
3着には1、2番人気が入線。3連単配当は22万7600円、1万140円だった。1番人気が2年続けて馬券圏を確保しながらも一昨年には22万馬券が飛び出している。
連対馬4頭の前走クラスは重賞1頭(新潟大賞典)、準オープン3頭(尼崎S、多摩川S、パールS)。4頭とも7着以下から巻き返しての連対で、前走成績に関係なく反撃可能となっている。
年齢別は4〜9歳馬が3、16、6、3、1、1頭出走して、5歳馬が2連対、4歳と7歳がそれぞれ1連対ずつ。
関東馬は24頭出走して3連対、関西馬が6頭で1連対。連対率は13%と17%。連対数では関東馬だが、率では関西馬が優勢。
性別は牡・セン馬18頭と牝馬12頭で争い、それぞれ2連対ずつ。連対率では牝馬17%で牡・セン馬の11%を上回っている。
◎……オコレマルーナは前走のむらさき賞で0秒1差の惜敗。直線で前が何度も壁になり、追い出しが遅れたのが痛かった。クラス2戦目でハンデ据え置きの55キロ。全4勝は1400〜1600Mだが、前走のレースぶりから距離に問題はない。スムーズな競馬ができればV濃厚と見た。
○……パシャドーラは3カ月半ぶりのむらさき賞で0秒2差の8着。掲示板は確保できなかったが、着順ほど大きく離されていない。前走に引き続き軽ハンデ52キロ。時計のかかる馬場になれば、さらにチャンスが広がる。
▲……バロンドゥフォールは昇級初戦の前走・多摩川Sでクビ+ハナ差の3着。4コーナー15番手から猛然と追い込んで、準オープンにメドを立てた。ここ2戦はマイルで1、3着。芝1800Mでも(1.1.1.0)と好成績。再昇級2戦目でオープン入りを果たしても不思議ない。
△1……マーブルカテドラルは前走の多摩川Sで17着と凡走。6カ月ぶりが影響したか、パドックからイレ込みがきつく、発馬でも後手を踏んだ。昨年の牝馬クラシックで善戦した素質馬。叩き2戦目の変わり身に警戒したい。
△2……オメガキングティーは前走の春興Sで9着。スタートを決められず後方に置かれて、まったく競馬にならなかった。今回は乗り慣れた北村宏にチェンジ。有力馬とのハンデ差を生かせられれば上位争いに浮上する。
△3……ケイアイチョウサンは約7カ月ぶりのジューンSで0秒9差の13着。久々の実戦で敗れたが、福島では一昨年にラジオNIKKEI賞を勝ち、その後もオープン特別の福島民報杯3着などコース実績がある。叩き2戦目だけに目が離せない。