2014年6月29日(日)

11R
2014年6月29日(日)
3回阪神8日
15:40発走

宝塚記念 GI

芝・右 2200m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:13200、5300、3300、2000、1320万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ホッコーブレーヴ
2 2 デニムアンドルビー
3 3 ヴィルシーナ
4 4 ヒットザターゲット
5 5 カレンミロティック
5 6 ジェンティルドンナ
6 7 ウインバリアシオン
6 8 トーセンジョーダン
7 9 ヴェルデグリーン
7 10 メイショウマンボ
8 11 ゴールドシップ
8 12 フェイムゲーム

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 7=6 7=11 7-1 7-10 6=11
綾恵 11=7 11=6 11-10 11-12 7=6
山田 10=2 10=7 10=6 2=7 2=6 7=6
たま 10=7 10=11 10=1 10=6

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はウインバリアシオン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.11.7
前走の天皇賞・春(G1)はフェノーメノのクビ差2着に惜敗。これで4回目のG1レース2着となったが、その内の3回は勝ち馬が名馬・オルフェーヴルであり、能力の高さは誰もが認めるところだ。脚質に自在性があって舞台は不問。大型馬らしく使われつつ更に良化しており、悲願のG1制覇が視野に入る。

対抗はジェンティルドンナ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.13.8
牝馬3冠を達成するなど、G1レース6勝の女傑。前走のドバイシーマC(国際G1)では直線での不利を跳ね返し、世界トップクラスの能力を証明した。帰国後の初戦となるが、中間はしっかり乗り込まれており、仕上がりは良好。馬場が渋れば割り引きが必要となるものの、有力候補であることに変わりはない。

単穴はゴールドシップ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.13.2
こちらはG1レースで4勝。昨年の当レースでは、好位からの正攻法でジェンティルドンナらを一蹴した。現役屈指の持久力を誇り、急坂コースが得意。阪神コースでは(4・1・0・0)の好成績を挙げている。前走の天皇賞・春(G1)は出遅れが響いて7着に敗れたが、スムーズに運ぶことさえできれば、大幅な巻き返しが期待できる。

抑えはメイショウマンボ。穴はホッコーブレーヴ。

今週のワンポイントアドバイス

能力互角、メイショウマンボ

上半期の最強馬を決めるグランプリレースに、ファン投票1位のゴールドシップ、2位ウインバリアシオン、3位ジェンティルドンナがそろって出走する。上位3頭がそろって参戦するのは7年ぶり。現役最強馬たちがどんなパフォーマンスを見せてくれるのかに全国から熱い注目が集まる。

過去10年のデータでレース傾向を見てみたい(06年は京都競馬)。

連対馬は1-6、11-3、1-10、3-2、5-1、2-3、8-1、6-1、1-2、2-5番人気の組み合わせで決まった。1〜3番人気は6、4、3連対とまずまずの成績で、上位人気が連からそろって消えた年は一度もない。

一方、人気薄からは6番人気馬が2連対し、8、10、11番人気もそれぞれ1連対。伏兵馬の食い込みにも警戒したい。

馬連配当は
1000円台…6回
2000円台…1回
5000円台…2回
万 馬 券……1回

05年に11番人気のスイープトウショウが勝利して1万1390円と荒れたが、7回は3000円未満。全体としての波乱度は低い。

また、9回行われた3連単配当は、17万円台、4万円台、1万円台、5万円台、1万円台、7万円台、1万円台、1万円台、2万円台。こちらも17万馬券(05年)が飛び出したものの、残る8回中5回は3万円以下で収まっている。今年はフルゲート18頭に対して12頭立て。大荒れは期待できないか。

連対馬20頭の前走はG1組14頭、G2組4頭、G3組1頭、オープン特別組1頭。10年にナカヤマフェスタがオープン特別から1着となり、昨年G3の鳴尾記念からダノンバラードが2着入線したが、18頭はG1、G2戦からの臨戦馬となっている。

また、3着馬10頭を見てみても、G1組6頭、G2組3頭、G3組1頭。こちらも9割はG2以上をステップにした馬だった。

路線別は9連対の天皇賞(春)組がトップ。次いで、金鯱賞組が4連対、ヴィクトリアマイル組とクイーンエリザベス2世C組がそれぞれ2連対で、安田記念組、鳴尾記念組、メトロポリタンS組が1連対と続いている。ただ、一昨年から当レースと相性のよかった金鯱賞と鳴尾記念が入れ替わり、鳴尾記念が前哨戦となった。ちなみに、ここ2年は3、2着の成績だった。

前走成績は1〜5着馬の8、3、5、0、2頭と11、12着馬のそれぞれ1頭。連対馬の90%は前走でも掲示板を確保していた。なお、10着以下から巻き返した2頭はともに天皇賞(春)からの参戦だった。

年齢別は(1、2、3着、着外)
3歳 (0・0・0・3)
4歳 (6・3・5・32)
5歳 (1・5・2・34)
6歳 (2・1・2・21)
7歳上(1・1・1・29)

4歳馬が9連対(連対率20%)と優秀で、5歳馬6連対(同14%)、6歳馬3連対(同11%)、7歳以上馬2連対(同6%)の順となっている。

東西対決は関東馬が29頭出走して1連対(連対率3%)、関西馬は116頭で19連対(同16%)。関東馬の連対は10年優勝のナカヤマフェスタ1頭だけで、関西馬が圧倒的な強さを見せている。なお、4頭出走した地方馬はすべて馬券圏外だった。


◎……本命に昨年のJRA最優秀3歳牝馬メイショウマンボを推す。今年初戦の大阪杯で7着と掲示板を外したが、距離不向きと見られていた前走のヴィクトリアマイルで半馬身差の2着と地力を見せた。G1・3勝は堂々の実績で、もともとがたたき良化型。道悪はエリザベス女王杯Vで経験しており、4個目のビッグタイトルを勝ち取るチャンスとみた。

○……ウインバリアシオンは無冠といっても能力は優にG1級。日本ダービーでもあの怪物オルフェーヴルさえいなければ圧勝だったはずで、その後も有馬記念、天皇賞(春)とG1で2着を連発。G1にいつ手が届いてもいい能力を備えている。

▲……前走の天皇賞(春)でゴールドシップは7着。致命的な出遅れに加え、瞬発力勝負となったのもつらかった。直線平たんの京都から坂のある阪神へのコース替わりは歓迎で、適度に時計のかかる馬場も有利。5戦4勝の得意の舞台で巻き返す。

△1……ジェンティルドンナは前走のドバイシーマクラシックで世界をアッといわせる強さを見せ付けた。臨戦態勢は昨年(3着)と同じで久々は苦にしないタイプだが、どうしても遠征帰りの疲労は気になる。能力は認めつつも連下の評価とした。

△2……2走前の日経賞でホッコーブレーヴはウインバリアシオンの2着。前走の天皇賞(春)でもフェノーメノとクビ+ハナ差の3着と健闘した。ファン投票36位で重賞未勝利馬だが、デキは今がピーク。末脚勝負にかければ大駆けが期待できる。

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