実績: | ★★★★★★★ |
距離・コース: | ★★★★★★★ |
順調度: | ★★★★★★★ |
時計:良・2.13.8 | |
昨夏のラジオNIKKEI賞(G3)勝ち馬。8着に敗れた前走・佐渡Sはトップハンデを背負っており、外回りも合わなかった印象だ。この中間はキッチリ乗り込まれて、好仕上がり。定量戦で再び注目したい。
実績: | ★★★★★★★ |
距離・コース: | ★★★★★★★ |
順調度: | ★★★★★★★ |
時計:良・2.13.7 | |
前走の佐渡Sは直線で前が壁となり、大外に持ち出す不利。それでも勝ち馬と0秒2差5着まで追い上げ、優れた決め手を見せた。牝馬らしく、夏場は合う。押さえておきたい一頭だ。
力量上位、トラストワン
今年からハンデ戦から定量戦に条件変更となるが、ここでは過去5回のデータを参考にレース傾向を見てみたい。
連対馬は1-4、1-2、11-1、2-3、1-3番人気の組み合わせで決まった。1〜3番人気は4、2、2連対と人気に応え、伏兵馬の出番は少ない。
馬連配当は1090円、640円、7480円、1640円、750円。2011年に11番人気が優勝して中波乱となったが、4回は2000円未満で平穏に収まっている。
3連単配当は6930円、6260円、8万4250円、1万1320円、1万2230円。こちらも11年の8万馬券以外は堅めの配当で決着している。ちなみに、3着には3、5、2、1、6番人気が入線している。
連対馬のクラス別(着順)は重賞組1頭(12着)、準オープン組5頭(3、2、3、9、7着)、1000万下組4頭(1、1、1、1着)。1000万下組は全馬1着からの参戦で、準オープン組も5頭中3頭は前走3着以内に好走。大敗した馬の巻き返しは厳しくなっている。
ステップは2連対で阿武隈S(1000万下=芝2600M)組と信夫山特別(準オープン=芝2000M)組が並んでいるが、今年この2組の参戦馬はいない。
年齢別は4〜7歳上馬が3、5、2、0連対。連対率はそれぞれ33、22、11、0%。ここまでは7歳以上馬が苦戦している。
所属別は関東馬32頭と関西馬25頭で争い、4対6。連対率は13、24%。連対数、率ともに関西馬が関東馬をリードしている。
性別は牡馬が53頭で9連対(17%)、牝馬は4頭で1連対(25%)。牝馬は連対数で見劣るが、率で牡馬を上回っている。
◎……前走の佐渡Sでトラストワンは0秒2差の6着。勝負どころで他馬に寄られる不利があり、直線でも前が開かずに競馬にならなかった。3走前の下鴨Sで57キロを背負って0秒1差。準オープンならいつ突破してもいい力量馬だ。
○……ブリッジクライムの前走はスタートで飛び上がり最後方。直線でも前がずらり壁になり、最内から大外へ出すロス。それでも0秒2差の5着まで追い上げた。牝馬の55キロは楽ではないが、スムーズな競馬なら勝ち負けに持ち込める。
▲……前走のエスオンマイチェスは直線で後続馬の追い上げを待つ余裕で勝利した。時計は目立たないが、5月の新潟2000Mの勝ち時計1分58秒6は、1週前の新潟大賞典よりも0秒6速かった。1000万下からの格上挑戦でも通用するスピードを備えている。
△1……ケイアイチョウサンは前走の佐渡Sで0秒6差の8着。直線の長い外回りコースでの追い比べで、トップハンデ58キロが思いのほか響いたか。前走より1キロ減で、降級3戦目。上記3頭をまとめて差し切っても不思議はない。
△2……穴を出せばアロヒラニか。3走前に東京の2000Mを1分58秒9の好時計で快勝。1000万下勝ちだが、後続を3馬身半ちぎる強い競馬だった。ここ2戦で14、10着と敗れているが、仕掛けどころひとつで上位争いに浮上できる。