2013年6月23日(日)

11R
2013年6月23日(日)
3回阪神8日
15:40発走

宝塚記念 GI

芝・右 2200m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:13200、5300、3300、2000、1320万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ヒットザターゲット
2 2 タニノエポレット
3 3 フェノーメノ
4 4 ダノンバラード
5 5 シルポート
6 6 トーセンラー
6 7 スマートギア
7 8 ナカヤマナイト
7 9 ローゼンケーニッヒ
8 10 ゴールドシップ
8 11 ジェンティルドンナ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 11=3 11=10 11-4 11-6 3=10
綾恵 11=10 11=3 11-1 11-6 10=3
山田 3=10 3=11 3=9 10=11 10=9 11=9
たま 10=3 10=4 10=6 10=11

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はジェンティルドンナ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
昨年の桜花賞(G1)から破竹の5連勝。牝馬3冠を達成し、ジャパンC(G1)ではオルフェーヴルを下して年度代表馬に選出された。展開を問わない強みがあり、終いの伸びも強烈。初の海外遠征で連勝は途切れたが、世界の強豪相手に2着確保と力のあるところを見せている。初めて背負う斤量56キロは気になるものの、オルフェーヴル不在のここは負けられない。

対抗はフェノーメノ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.10.8
こちらは昨年のダービー(G1)2着馬。前走の天皇賞・春(G1)では早め先頭から力強く押し切り、念願のG1タイトルを手に入れた。初の長距離輸送を難なくクリアし、斤量58キロも克服。好位からの競馬ができるため、内回り2200Mの舞台も歓迎だろう。ジャパンC(G1)ではジェンティルドンナに完敗したが、本格化した今なら逆転の期待も十分とみる。

単穴はゴールドシップ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前哨戦の阪神大賞典(G2)を楽勝し、圧倒的人気に支持された天皇賞・春(G1)でまさかの5着。いつものロングスパートが見られず案外な結果に終わったが、昨年のG1・3勝の勝ちっぷりから、あれが実力でないことは明らかだろう。この中間は主戦騎手が入念に稽古をつけ、巻き返しへ向けて態勢は万全。馬場が渋って時計がかかるようなら、秋春グランプリ連覇の場面まで。

抑えはトーセンラー。穴はダノンバラード。

今週のワンポイントアドバイス

G1レース4勝へ王手、ゴールドシップ

ファン投票第1位で選出されたオルフェーヴルが肺出血で急きょ回避し、4歳のG1馬3頭による「3強対決」ムードが濃厚となった。

フェノーメノは前走の天皇賞・春で念願のG1制覇して充実一途。その天皇賞・春は5着と敗れたが、G1レース3勝馬のゴールドシップ。そして、昨年の年度代表馬に輝いたジェンティルドンナ。実績で抜けている3頭のワン、ツー、スリーで決まるのか。それとも3強に割って入る馬がいるのか。過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。

連対馬は6-8、1-6、11-3、1-10、3-2、5-1、2-3、8-1、6-1、1-2番人気の組み合わせで決まった。1番人気は6連対とまずまずだが、2、3番人気がともに3連対と物足りない成績。しかし、1〜3番人気が連からそろって消えたのは1度だけ。上位人気馬を有力視してよさそうだ。

一方、伏兵馬では6番人気3頭、8番人気2頭、10、11番人気から1頭ずつが連対。人気薄馬の台頭も可能となっている。

馬連配当は
1000円台…6回
2000円台…1回
5000円台…1回
万馬券…………2回

03年と05年に1万4080円、1万1390円の万馬券が飛び出し、10年にも5150円の高配当となったが、7回は1000〜2000円台で堅く収まっている。

また、過去8回の3連単配当は、17万8840円、4万3850円、1万5570円、5万5780円、1万630円、7万7160円、1万7480円、1万1550円。05年に11番人気が勝って17万馬券の波乱となったが、1万円台の決着も半数の4回。大荒れはあまり期待しない方がよさそうだ。

路線別は天皇賞・春組9連対、金鯱賞組5連対、ヴィクトリアマイル組とクイーンエリザベス2世C組が各2連対、安田記念組とメトロポリタンS組1連対の順。なお、昨年の日程変更で暮れに行われていた鳴尾記念は金鯱賞と入れ替わりに。格はG2→G3に下がったが、鳴尾記念組から出走したショウナンマイティがいきなり3着に健闘。今後の動向を注視したい。

連対馬の前走成績は、1着馬が9頭、2着馬4頭、3着馬4頭、5、11、12着馬がそれぞれ1頭。前走掲示板を外して巻き返したのは2頭だけ。連対馬の85%は、前走も馬券対象の3着以内だった。シルポート(18着)、タニノエポレット(7着)、ナカヤマナイト(12着)にとっては気になるデータだ。

年齢別は3〜8歳以上馬が5、48、43、28、20、11頭出走して、0、9、6、3、2、0連対。連対率はそれぞれ0、19、14、11、10、0%。連対数、率で4歳馬が他世代をリードしている。

所属別は関東馬が31頭出走して1連対(連対率3%)、関西馬は120頭で19連対(同16%)。関東馬はナカヤマフェスタが1着となっただけで、関西馬が圧倒的な強さを見せている。


◎……ゴールドシップは天皇賞・春でまさかの5着と敗れたが、いつも以上に反応が鈍く、直線で他馬に寄られる不利もあった。この中間は内田博騎手が栗東に滞在して、人馬一体となっての調教。皐月賞、菊花賞、有馬記念に続くG1レース4勝目へ向けて態勢は整った。

○……フェノーメノは他馬を寄せ付けない強い競馬で、日経賞、天皇賞・春を連勝。特に前走はG1レース3勝馬のゴールドシップを0秒9差ちぎった。昨秋のジャパンCではジェンティルドンナの5着と敗れたが、4歳になって一皮むけた。

▲……ダノンバラードはG1実績こそ及ばないが、2200MのG2アメリカJCCを圧勝したように、この距離を得意としている。前走の鳴尾記念はスローペース、中団から追い込んで3着は仕方なかった。梅雨前線の停滞でパンパンの良馬場は望み薄。馬場が渋れば一角崩しが可能だ。

△1……問題は昨年の年度代表馬ジェンティルドンナ。牡馬を相手に互角以上の競馬で続けているが、今回は海外遠征明けの難しさが伴う。能力は認めても押さえの評価とした。

△2……トーセンラーは同距離の京都記念を勝ち、前走の天皇賞・春で0秒2差の2着。特に前走は長距離で折り合い、58キロを克服できたのも大きな収穫だった。実績では一歩譲るが、展開ひとつで上位争いに浮上できる。

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